ラピスの塗料代は妥当でしょうか

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先日、外壁塗り替えの営業の方来られ見積もりしていただきましたラピスというセラミックの塗料を勧められましたが塗り面積170平米で150万ほどでした。
専用の下塗りと上塗り塗料を使用し4回塗りだそうです。

高いように感じましたが最高の耐用年数だそうです。25年以上。
この金額は妥当なのでしょうか?
工事代金は別です。塗料代のみです。

よろしくお願い致します。 (教えて! gooより引用)

Q ラピスという塗料は25年以上持つそうですが、金額は妥当でしょうか?

アドバイスですが、外壁の塗料だけを見てはいけません。付帯部分、例えばですがコーキングや雨樋など もう考えて総合的に判断した方が良いです。そちらが30 25年近く持たなければですね、再度足場を組まないといけないので 住宅にかけるコストが割高になる可能性もあります。

■根拠

株式会社アペティー  さんから出ている塗料です。
こちら石材調のもので主に ALC やモルタルとかに使えるものです。(懸念のコーキングは ALC にもあるんですが、塗膜自体に乗っていればコーキングは大丈夫です。 コーキングは紫外線に弱く劣化しやすいです。今回は雨樋とかが気になるところです。)

ヨコイ塗装でも実際無機塗料を扱うことがあります。その際は、雨どいとかもなるべく高耐久なものに、そして弾性用硬化剤を使うことによって対応年数を揃えることを意識しています。

ちなみにメーカーさんは耐用年数を比較的長くいます。しかしながらこれはセールストークと僕たち職人は見ています。やっぱり長めに持つことをうたうことで商品を売らないといけないからです。実際の耐用年数は、年数を経過してみないとわかりません。 今回のラピスさんも、実際に25年後にはどのような状態になっているかは分かりませんので、15年から20年ぐらいと 差し引いて見ておいた方がいいかもしれません。

あとここが問題なのですが、雨樋も経年劣化で結構ゆがんだりします。そのとき 雨どいを付け替えるなら、足場を組まないといけません。しかし、足場代今結構下がってきていますが、やっぱり10万以上かかるときが多いです。従ってですね、足場代何度もかかるようだと 住宅にかかる負担も大きくなりますし、足場を作ったときに 漆喰の工事や瓦の補修などいろんなことが、全部まとめて施工できた方がいいです。その方がコストバランスいいです。

なので、正直、25年近くの耐用年数で問いとのバランスはどうなのだろうかと考えると、ちょっとそこまでの必要ないのかもなとは僕は思います。

■外壁塗装考えている方にアドバイス

耐用年数の長い塗料を使う時は、雨樋などの付帯部も考慮し、お住まいの総合的なバランスを見て、 足場を有効に活用できるように考慮して決めましょう。

ご質問お待ちしております。お気軽にどうぞよろしくお願いします。

 

Category: 塗料の種類別ベスト
Tags: コーキング, ラピス, 耐用年数

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