中塗りと上塗りは10日位空いても大丈夫ですか?

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金属屋根の塗装について、下塗り剤は塗装後3日以内に中塗りを行うとのことですが、勤務の関係上中塗りしてから上塗りするまで日数が一週間から10日ほど空いてしまいます。このような場合途中で雨が降ったりほこりがうっすらと付着するため湿った雑巾で軽く汚れをふき取った後上塗りをします。日数が10日ぐらい空いても問題はありませんか?

また、タイル調サイディング外壁の塗装について、高圧洗浄機の洗浄だけで塗装してはいけませんか?ワイヤーブラシ等で擦ったほうがよいのですか。
どうか教えてください。 (教えて! gooより引用)

今回の質問をまとめさせていただきます。

Q   塗り重ね乾燥時間をオーバーして大丈夫ですか?

A    下塗り前の接着効果が薄れてますので、錆止めもしくはシーラーを塗った方が良いです。

■根拠
こちら今回ですね、塗り重ね乾燥時間に関しての不具合です。

塗り重ね乾燥時間(塗装間隔、塗付け間隔、塗装インターバル)

塗料を塗り重ねる作業での、塗りの時間間隔。これを順守しないと乾燥および塗膜の外観の不良や欠陥(しわ、割れ、膨れ等)が生じるおそれが高まる。 (日本ペイントより引用)

間隔を守らないと 塗膜のシワ、ワレまたは膨れなどの弊害が起きるというようなことがあります。

塗り重ね乾燥時間は温度によっても影響を受けます。 塗料の間に記載されているのは気温23度で 、3時間以上7日以内と言う形が多いです。
暑いときの方がやっぱり早いです。従って夏は乾くの早くて、冬は遅いです。また屋根や南側は比較的乾くのは早いです。 職人さんも2度塗りをする時はやや南側を先にやっておいて夕方に再度塗装すると言う形が多いのではないでしょうか。。

あと塗料によっても乾燥時間変わってきます。
下塗り剤のフィーラーなどは比較的早いです。

参考:シーラーとは、接着剤に近いです

あと注意点としまして塗り重ね乾燥時間が乾いていないように早く塗るのも駄目ですが、次の塗装まで開けすぎても駄目です。今回のご相談がまさにそのケースです。 日本ペイントさんのように信用があるように密着効果が薄れるだけでなく塗膜の不具合が起こりますので、しっかりと期間を守ることが大切です。

外壁塗装を考えている方にアドバイス

塗装における塗り重ね乾燥時間は非常に大切です。短すぎても長すぎてはいけないので、塗料の性質をしっかり把握しておきましょう。

ご質問お待ちしております。
気軽にどうぞ。

 

Category: 塗装のクレームや問題点について
Tags: 塗り重ね乾燥時間, 屋根塗装, 扶桑町

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