よくあるご質問(FAQ)

二年前に外壁塗装の塗り替えをしました。 築18年でしたので、コーキングも打ち替えて、ラジカル系シリコン樹脂の塗料で塗ってもらいました。 2年後、コーキングに塗った塗料がひび割れているのを発見しました。 コーキング部分ですので、ある程度は仕方ないかとは思いつつ、まだ2年弱ですので 納得いかない思いです。 やはり工事に不備があったのでしょうか? もう少し高い塗料だったらこんなことにならなかったのでしょうか?

(Yahoo!知恵袋より引用)

コーキングには先打ちと、後打ちの2種類があります。それぞれメリットデメリットがありますので回答したいと思います。

■コーキングの先打ち

コーキングを打ってからその上に塗膜課されることになります。そのためコーキング自体が紫外線に当たる事はなく後家に比べ長持ちします。しかしながらコーキングと塗料の柔軟性の違いから、コーキングの上に乗っている塗料がシワを寄ったり、ひび割れたりすることがあります。

■コーキングの後打ち

外壁塗装を終えてから、コーキングを打ち替えします。そのため先打ちのような美観が悪くなることは無いですが、コーキング自体が耐久性のあるものでないとコーキングそのものが早く劣化する可能性は高いです。

今回のケースでは業者さんの少し説明不足かなと感じました。

先打ちも後打ちもメリットデメリットがありますが、私は総合的考え先打ちの方をおすすめしています。

ヒビ割れの懸念も考えましたが、コーキング自体に性能上は問題無く、高圧洗浄時にも水が吸い込んで、コーキングの剥離につながる事故も起きにくいです。表面の塗膜がヒビ割れしても目立たないよう塗装色と同系色のコーキングにしてもらえば目立ちは少ないです。(もしコーキングを後打ちでする場合、高圧洗浄時の後、水分形でサイディング対面の含水率を測ってもらうことをお勧めします。見積もり時には水分計を持っているかどうかで、良質な業者の見極めにもなるかと思います。)

柔軟性のあるコーキングに硬化する塗料を塗装すれば表面の塗膜がヒビ割れするのはある程度仕方がないです。先打ち、後打ち、それぞれのメリット、デメリットを考慮してご自身にベストな選択をしてもらえればと思います。

 

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