よくあるご質問(FAQ)

築古の鉄筋コンクリートのアパートを外注で全面外壁塗装しました。
塗装前には爆裂もあって、そこは直して塗装してもらったのですが、1年くらいで一部塗装がはがれだしました。
今3年目ですが、庇の下にも浮き剥がれが見えるようになってきており、修繕を求めると「手順や施工に問題はなかった」と言って通常価格より少し安い程度の価格でなら修繕してくれるとのこと。
普通20年程度で外壁塗装はするので3年での塗装の剥がれはあまりに早いのでおかしいと思うのですが、これって施工不良ではないのでしょうか?(教えて! gooより引用)


■まとめ

3年での塗装の剥がれは施工不良ではないでしょうか?

 

■アドバイス

保険での対応をしていきましょう。


■根拠
塗装はまず第一に既存の建物との密着が非常に大切です。
前提条件として、旧塗膜がしっかりと密着していないと、いくら新しく塗装しても古い塗膜と共にどうしても剥がれてしまいます。
しかし前回の工事のとき、外壁自体がどんな状態で?どんな下地地処理がされて?どんな下塗り材を塗ってるかっていうのは実際わからないです。
今回のケースもですね、前回の塗装工事の内容次第だとしても、起こり得ることだと感じました。
塗装において下地処理にどれぐらい労力をかけてくれるかというのはすごく大切になってきます。


工事内容としましては、明らかに塗膜が浮いている場合は、下地処理して塗装ができる状態まで持っていきます。
全てを細かく時間を取って見るのはすごく現実的ではありません。時間や労力かかってきますので難しいです。なのでだいたい、どこまで下地処理をするかは職人さんの経験とかにかかってきます。他に高圧洗浄は圧力をかけて汚れを落としていきますが、高圧洗浄の圧力で旧塗膜が剥離することなくあります。その際も剥がれてきている箇所がわかりますので、後ほど下地処理作業します。
ただこのように不具合な箇所があると、職人さんはいい気がしません。「前回の塗装工事がインチキだったんじゃないかな!💢)みたいな感じで職人はすごく嫌です。工事のやっぱり負担がかかってかます。

(コーキングなどもこういった事例がよくあります。コーキングでは、知識のない施工業者ガス3面接着を間違ってすることによって、喪中の工事業者が手間を被るといったことがあるます。)


実際どうやって対応するかと言いますと、塗装ができる状態にまずします。
具体的には、もろくなっている部分をしっかりと取り除いて、がっちりと下塗り材で固めていきます。
そして、隙間があったりしますのでそういった部分をパテなどで埋め、そこから塗装を押します。


最後にですね、実際そういった場面に出くわしたら、保険に入ってるかどうか、もし入っているようでしたら保険で工事業者に対応してもらいましょう。見積もり時は逆に保険に入ってるかどうか確認して業者を設定することも大切です。


■見ている方へアドバイス

見積もり時は下地処理に人手をどれぐらいかけてくれるか、しっかりと人での数を確認しましょう。
あとですね、何かあったとき、保険で対応しているかもらえるかどうか、こちらの見積もり時に確認しておくと良いと思います。

参考:外壁塗装工事後の塗膜の剥がれを防ぐために


ご質問お待ちしております。

 

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外壁塗装の施工不良についての相場の賠償の金額をお聞きしたいです。 詳しいことは弁護士の方に伺う予定ですが、それまでに相場だけでも知っておきたくてもし御詳しい方がいらっしゃいました ら宜しくお願い致します。 ーー以下詳細ーー 20年以上前に住○林○で新築で家を建てました。 今年7月に外壁塗装を他業者にお願いした所、20年前の外壁塗装の際に不具合があることが判明し、それを住○も認めました。 不具合の内容は接着剤の乾かす日数不足で、今回の外壁塗装での高圧洗浄の際に壁がベロンと4分の3面が綺麗に剥がれたことです。 日が当たっていたと思われる箇所はきちんと接着しているのですがその箇所以外は綺麗に剥がれました。 そこで、壁を剥すことで増える金額は払うのでこちらの支払う金額は元の金額とあまり変わりはないと言われました。録音済み なので私はプラスで払った金額の40万円が返ってくる金額だと思っていたのですが、社内会議をした所10万円しか出せないとの回答を2ヶ月後にされました。 今回頼んだ業者と住○で何度か話し合いをしたそうで40万円の詳細を見ての判断かとは思うのですが、こちらとしては20年前の施工不良が無ければ払わなくても良かったお金だと認識しております。何もなければその40万円は発生しなかったのですから。 完成した壁は、剥がれなかった壁部分と今回塗った壁でまだらに完成しており非常に納得がいかない状態です。 文章が分かりにくく申し訳ないのですが 弁護士の方に相談の前に、住○の方と話し合いがあるので施工不良の賠償の相場だけでも御詳しい方宜しくお願い致します。 Yahoo!知恵袋より引用

今回賠償に関しての質問になっておりますが、 そちらは専門分野と少し異なっておりますので質問を少し変えてお答えしたいと思います。

Q ペロンと剥がれそうな外壁はどうすればよいでしょうか?

A 浸透性のシーラーでがっちりと固めないとダメです。結構多いのはリシンなどですね。骨材入った吹き付けをされているケースですね。モルタルとかRC ノー外壁に多いです。原因としては、 吹き付けをする前に 壁面を十分に乾かしていなかったか、もしくはシーラーを塗り忘れたケースなどがあります。

今回のケースに限らず塗装と基本は下地処理をしっかりとすることです。どんなに良い塗料塗っても下地処理がしっかりしていなくて剥がれてしまったら元も子もないです。

今回のケースですがもしかしたら高圧洗浄の時点ですぐ気がつける可能性があったと思います。高圧洗浄で職人さんが高い意識を持たず作業をした結果全て剥がれたような形かと思います。(職人さんがこういうこと知らなくてですね「高圧洗浄でも剥がれちゃった」 と言うような形で事後報告 してくる場合もあります。)こういった場合は、 高圧洗浄の圧力を極力下げて、ほんとに軽い威力で洗浄しないといけません。 その後しっかりと乾いた後に浸透性のあるシーラーでしっかりと固める必要があります。 なかなか一般の方では判断が難しいところではあるのですが、リシン等の吹き付けが外壁に施されている場合意識をしておいてください。

Rc板

ちなみにヨコイ塗装では、日本ペイントさんの造膜シーラー洋瓦シーラーを使ってがっちりと固めています。 築何年も経過していますと、下塗り剤を結構吸い込みますので一度では固まらないケースが多いので、二回三回とたっぷりですね染み込ませてもらう必要があると思います。がっつりと固めてからじゃないと上塗り濡れません。

最後にですね、外壁がで吹き付けでしたら、下地脆弱になってないか 確認しておきましょう。また職人さんにも高圧洗浄時には剥がれない位の弱さでやってくださいとお伝えしておきましょう。 

 

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