よくあるご質問(FAQ)

外壁塗装をしたいと思います。業者選びで迷っていてどうやって探せばいいのかわかりません。現在、大阪の高槻市に住んでいていい業者さんを探してますがどなたか教えてください! 外壁にひび?のようなものがあるので塗装したいと考えています。ご近所さんの紹介してもらったところに他の工事で来てもらったことがあるのですが、ちょっと雑だったので今回は他のところを探そうかと思いまして。 ただ、個人のいい業者さんや工務店など知らないもので・・・・。 Yahoo!知恵袋より引用

 

Q   良い塗装業者さんを探していますが、どうすれば良いでしょうか?

A   下地処理にどれぐらいリソースを割いてくれるか聞いてみましょう。

□根拠

塗装工事でも、様々な会社の形態は異なっております。 事業規模の小さい個人の塗装店から工務店、ホームセンター、リフォーム業者、 規模の大きなハウスメーカーなどが 様々な会社があります。 一応それぞれに特徴を記しておきます。

  • 地元の塗装店: チラシやホームページ等で営業をしており、現地調査、見積もり、工事まで一貫して自社で行うため、費用面や後期など細かく柔軟に対応できる。間にですね営業マンが立たない。直接でのコミュニケーションできる ので言った言わないのコミニケーションミスが 起こりにくいです。
  • 工務店: 日ごろから取引のある塗装、家左官屋さん、板金屋さんなどに下請けに工事を任せる。塗装工事だけでなくバリアフリーなどのリフォーム対応も心強い
  • リフォーム専門店: 軽微なリフォームから、外装変更、増築まで幅広く手がける。自社でプランナーやショールーム等を持っているところもあるが、実際に作業するのは下請けの地元工事業者であることが多い
  • ハウスメーカー: 専属の下請け業者が工事を請け負う。工事内容はマニュアル化されしっかりとした工事が多い。雨天時などに、下請け職人が コストを合わせるために無理な作業をしないかどうか確認は必要。

これらのことよりですね本当に大切なことは、実際に誰が作業をするかということです。 塗装作業にも、色々ルールがあります。それらをしっかり守ってくれるかどうかこちらを確認することが大切です。例えばですね、

  • しっかりと希釈率を守って塗料を作ってくれるか(そもそも秤を持っていない職人さんもいますよ)
  • 雨天後、外壁がちゃんと乾いているか確認して塗装作業をしてくれるかどうか
  • 雨が降りそうなときに、強引に作業を進めるかどうか

です。特に下請けに入ってる職人さん、やっぱり遠方から来たりとか、スケジュール納期を迫られると少し強引な作業になってきます。そういったところもしっかりと確認する必要があります。

塗装作業では下地処理が1番品質に関わります

塗装作業はグレーゾーンが非常に大きいです。その中で特に下地処理によって全然品質変わってきます。従って下地処理のやり方やそれにかける時間によって品質 が全く変わってきます。 下地処理でクレームにも本当に繋がるような違いが出てきます。例えば

  • コーキングのそぎ落としをしっかりやってくれるか
  • ケレン作業をどこまでしっかりやってくれるか
  • 外壁にひびをしっかりと埋めて処理をしてくれるかどうか

といったことになってきます。

見積もり一括サイトは、提携を結んだ施工店だけが来ます。

見積もり一括サイトに頼んだ業者全部が、 一括サイトの運営業者に成約報酬を支払っています。工事代金の大体15%前後がマージンで取られます。 言い換えれば残った85%の金額で工事が行われます。このことはしっかりと認識しておきましょう。

お勧めの判断基準としてなるべく近い業者さんがいいです

やっぱり何かあった時にすぐ対応して遅れます。地元の身を大事にしていますので下手なことは出来ません。

□質問のまとめ

下地処理のやり方と 下地処理にどれぐらいの時間をかけてくれるか、それらをしっかりと聞いて比較してみると良いと思います。

ご質問お待ちしております。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

現在、築12年の一戸建住宅(木造2階建・屋根コロニアル・外壁サイディング)に住んでおり、そろそろ屋根・外壁の塗装を検討中です。
インターネットなどでいろいろと調べ、できるだけ地元の優良と思われる塗装屋さん3社に見積もりをお願いしました。(地元密着・自社施工・代表も職人さん、等々)
各社とも、親切に現場を調査し、こちらの希望も聞いていただき、塗料等の提案と金額の見積をしていただきました。
おどろいたのですが、各社でおすすめする塗料等の種類が全く違い、どこを選択するか迷ってしまいました。(フッ素やガイナをお勧めするかしないかで全く主張が反対です。)
我が家が希望しているのは次回塗り替えを13年くらい後として、できるだけコストパフォーマンス良くしたいということです。適正な価格で、丁寧に塗っていただくこと前提で。屋根と外壁の塗り替えタイミングが合うようにそれぞれの塗料のグレードを選択したいと考えています。

各社の提案の概要を下に示しますので、アドバイス(意見)を頂けたら幸いです。
複数の提案をもらったところは、予算も含めて我が家が検討の対象としているもののみ記載しています。
C社は高すぎるので、A社とB社が候補なのですが、意見が全く違うのと、一般的には高いグレードとされる塗料のB社のほうが安い価格になっているのも悩ましい点です。B社も決して「安かろう」の塗装屋さんではないと思っています。外壁塗料の水性・弱溶剤の判断も悩んでいます。弱溶剤がどの程度匂うのか・・・

よろしくお願いいたします。(以下、各社の提案等概要)

【A社】<フッ素は勧めない>
・おすすめ塗料
 屋根:ラジカル (溶剤)  ※他にサーモアイの提案
 外壁:ラジカル(水性)or シリコン(水性) ※他にサーモアイの提案 
・フッ素は費用対効果や特性(塗膜が固いなど)を考えてお勧めしない
・重要なのは塗料そのものよりも、丁寧な施工。丁寧な施工に自信ありとのこと
・色分け工法(中塗り・上塗りの色を少し変え塗り残し防止)をお勧め
・費用(税込み):約148~154万円(付帯部塗装・バルコニートップコート含む)
・工期:約3週間

【B社】<フッ素・ガイナお勧め>
・おすすめ塗料
 屋根:ガイナ or フッ素(溶剤) ※他にシリコンの提案
 外壁:シリコン(弱溶剤) ※他にガイナ、フッ素の提案
・フッ素やガイナがお勧め。サーモアイについては実際の経験からあまり効果を感じないとしつつ、断熱塗料のガイナは効果を体感できるとのこと
・シーリングはオートンイクシードがお勧め
・色分け工法の話をしたら、あまり乗り気ではなさそう。信用してほしいと・・・。どうしてもやりたいというならよいが・・・といった感じ
・費用(税込み):約143~147万円(付帯部塗装・バルコニートップコート含む)

【C社】<フッ素・ガイナは勧めない>
・おすすめ塗料
 屋根:サーモアイ
 外壁:ラジカル(水性)
・希望を聞いてもらったうえで、一種類の提案のみ
・フッ素を勧めないスタンスはA社と一緒
・ガイナは次の塗り直しもガイナしかできない等のデメリットがある。メーカーの対応もよくない
・サーモアイは効果がある。お勧め
・色分け工法は希望に応じて。施工管理はきちんとしているとのこと
・費用(税込み):約195万円(付帯部塗装・バルコニートップコート含む) (教えて! gooより引用)

Q 業者の選択のアドバイスをください

今回、こちらですが、まず、アドバイスとしては、塗料よりも下地処理にかかる日数や施工に気をかけてくださいとおすすめします。 サーモンは屋根に使用をするのは避けた方が良いですね。

■根拠

塗料の判断はですね、すごく難しいです。いくらメーカーが良い数字を出しても、実際に年数が経過しないとわからないです。(もちろん会社が歴史古いものであれば、塗料の年数も見てますので知識も深いです。)
そして塗料に関して、メーカーさんはやっぱり売りたいために、多少数字を上乗せしているのではと現場の職人は少し思っています。なので実際、年数10年経ったら10年経ったでないと、ちょっと判断は難しいのではないかと思います。

ただヨコイ塗装の経験から日本ペイントさんの遮熱の塗料は艶びけが非常に早く5年程度で色が変色してきます。したがってサーモアイは避けた方が良いかと思います。

あとですね下地処理が、塗装の全てを決めるといっても過言ではないと思います。

その品質は

職人の知識や腕×作業時間×材料の質、

こう見ていってもらって、皮大丈夫です。
なぜかと言いますといくら良い塗料で塗っても、そもそも作業時間足りなくて下地処理おろそかですと、 高い塗料を塗っても古い塗膜とともに剥がれてしまいますので、下地処理にかける日数が非常に大切です。

ではですね下地処理にかける時間がどうして取れないかと言いますと、現場の職人さんは しっかりと作業時間が取れるほどお金を貰っていません。業界の構造上ですね。元請さんもやっぱり利益をしっかりと確保しないといけないため、 集客のほうにコストが莫大にかかっており、職人さんにまで お金を回すことができません。
実際ショールームの運営やホームページの管理、営業マンさんの経費など、 と実際の作業と関係のないところにお金が流れています。

あとはですね、足場を自社保有していないことも、経費が余計にかかります。
なので その逆に集客コストがかかっていない会社や足場を自社保有している会社 が比較的に会社のコスト体型がスリムで、しっかりと現場に向き合える可能性が高いです。

重要:見積もりの時は作業時間、特に下地処理にどのくらいかけてくれるか をしっかりと比較しましょう。

 

あと今回それぞれ屋根がコロニアルで、外壁がサインディングでということで、それぞれに対する下地処理お答えしていきます。

まず屋根ですが、塗装進めてくる前にまずは

  1. 塗装してはいけない屋根材であるかどうか確認しましょう。塗ってはいけない屋根材がありますのでそういったものをじゃないかどうか、ちゃんと伝えてくれるかどうかですね、
  2. あとは縁切りをしっかりしてくれるかどうか、他スペーサーを入れてくれるかどうか確認してみましょう。
    あとですねからカラーベストとかですと割れたりしますので、どんな対応してくれるかっていうのも聞いてみるといいと思います。 (ヨコイ塗ではタスマジックをおすすめしています。)


あとですね、やはり紫外線で塗膜の劣化が早いので、比較的グレードの高いものを選ぶと良いです。うちではですね、比較的無機塗料が多いです。

この提案にあるガイアですが作業性能が一般的に悪いので職人さんあんまり喜ばないです。 塗るのに手間がかかると言うことです。職人さんはですね、請負で時間を売っている働き方です。 しかしながら手間がかかる割にはお金をもらっていない可能性があります。するとガイアで時間がとられた分、他の作業が雑になってくる、穴埋めするっていうような可能性も出てきます。

あとですね、屋根ですと見えない分ちょっと注意が必要なんですが、今ですと施工管理アプリありますので、そういったもので写真や動画で報告してもらうと良いと思います。

外壁、今回サイディングです。

とにかくコーキングをしっかり、どこまで削ぎ落としてくれるかっていうのを確認しましょう。
コーキングの打ち替えっても、古いコーキングを削ぎ落としないで簡単に取って、また新たにコーキングを打って、打ち返したっていう業者さん本当に多いです。

コーキングの打ち替えはそぎ落としが命

しっかりと削ぎ落としを大切なのでやってもらいましょう。

外壁塗装を考えている方へアドバイス

・業者選択は、塗料よりも下地処理にかける日数や施工方法に気をかけてください

ご質問お待ちしております。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です