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外壁塗装工事業界の多いトラブル|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

外壁塗装工事でよく起こるトラブルとその解決策1

 外壁塗装は、7年から10年という比較的長いスパンで実施する家のメンテナンスとなっています。そのため、なじみの外壁塗装業者がいるという方は稀で、ほとんどの方が、初めて依頼する業者を利用することとなります。そのため、どうしても「思っていたのと違う!」といったトラブルが発生してしまうことがあります。

今回は、外壁塗装工事でよく起こるトラブルと、その解決策をご紹介します。

1.どっちも悪いケースあり?高圧洗浄で、水が室内に侵入したケース

 外壁塗装の下地処理で実施する外壁の高圧洗浄で、水が室内に侵入してしまったケースです。このケースでは、外壁の状況をしっかり確認せずに、下地がもろくなっている場所であっても、圧力の高いまま洗浄してしまうケースや、洗浄する方向をしっかり確認せずに高圧洗浄水をかけるケースがあります。これらを未然に防止するには、熟練の職人さんに依頼するか、しっかりと教育が行き届いている職人さんに依頼するしかありません。一つの判断基準は、サイトの施工例や職人さんの紹介ページで信頼できそうかどうかを確認するという方法があります。

また、うっかり窓を閉め忘れていたという家主さん側の責任であるケースもあります。外壁塗装工事を行う場合は、大抵の場合で施工工程表を渡されると思います。施工工程表では、いつ、どのような作業を行うのかが書かれていますので、高圧洗浄の日には、しっかりと戸締りを行う、換気扇を切るといった対策を行ってください。

では、万が一、高圧洗浄を行っている最中に、水が室内に侵入した場合はどのようにすればよいか、その対策ですが、水の侵入を見つけた場合は、すぐに業者に報告したうえで、どこから水が侵入したのかを調べてもらうよう依頼してください。併せて、侵入した部分は、雑巾等で早めに拭くようにしてください。

2.最も多い外壁塗装工事のトラブル!完成後の外壁の色が違うケース

 外壁塗装工事は、家のメンテナンスという側面もありますが、やはり自分の好きな色を付けられるというのも、一つのメリットです。ただのメンテナンスだけであれば、完成後のトラブルは、その品質だけでしょうが、外壁塗装では、自分の好きな色を選んだはずが、仕上がってみると全然違うというトラブルは頻繁に発生しています。

 どうしても、色のサンプルは、その大きさも外壁に比べると非常に小さく、素人の目では、正確な色を判断することは難しくなっています。その状態で、さらに屋内で確認した場合は、蛍光灯と太陽光による色の変化や、日なた、日かげといった場所による色の変化を確認しないまま、イメージだけで色を選択しているということになりますので、完成した色とイメージしていた色は大幅に食い違いが出てくることでしょう。

 なお、仕上がりの色がイメージと違うからと言って、外壁塗装をやり直してくれるような業者は無いと言って問題はないでしょう。つまり、一度完成してしまった場合は、その塗装に納得できても、できなくても、それで仕上がりとなってしまいます。

 そうならないためにも、最初の色選びの段階で、できるだけ大きなサイズの色見本を確認する、色見本を外に持ち出し、日なた、日かげでイメージ通りの色かどうかを確認する、塗装業者と相談し、可能であれば、外壁に試し塗りを行って実際の色を確認するというように、色の確認について時間をかけて、納得いくまで確認することをおすすめします。

3.外壁塗装工事に悪徳業者が多い理由…完成直後はきれいだが、すぐに劣化したケース

 残念なことに、外壁塗装工事業者の中には、一般的に悪徳業者と呼ばれる業者が存在します。悪徳業者が外壁塗装を選ぶ理由は、外壁塗装を行うと、完成直後は非常にきれいで、家主様が手抜きや施工ミスに気付きにくいという点が挙げられます。

しかし、外壁塗装工事の手抜きや施工ミスがあった場合、通常であれば7年~10年は持つといわれている外壁が、1年ももたずに塗装が剥がれたり、色褪せたりするというケースがあります。特に、最も目立たない下地処理をしっかりと行わなかった場合は、汚れの上に塗料を塗ることになり、外壁に対して、塗料が吸着していない状態で仕上がってしまうこととなります。

例えば、ほこりまみれの紙の上にシールを貼ってもすぐに剥がれ落ちてしまう事や、ほこりだらけのスマートフォンにフィルムを貼って、気泡だらけに仕上がってしまう状態をイメージするとわかりやすいかもしれません。

 そのような業者に依頼してしまわないよう、契約前に、各工程でどんな作業を行うのか、可能な限り詳細に確認するようにしてください。また、作業前や作業後に、実際に、どのような作業を行ったのかを確認し、事前に報告をうけていた作業がきちんとされているのかの確認を行えば、なかなか手抜きを行うことは難しくなるでしょう。

 しかし、どうしても素人目で確認しても限度があります。そのため、そもそも悪徳業者と契約してしまわないよう、悪徳業者を見分ける方法についても、知っておく必要があります。

外壁塗装工事でよく起こるトラブルとその解決策2

 今回は、外壁塗装工事の契約に関するトラブルについて説明いたします。悲しいことに、外壁塗装工事においては、悪徳業者と言われる業者が多く存在しています。なぜ、悪徳業者が多いのかというと、外壁塗装工事は、最終的に外壁をきれいに塗り直しますので、その途中でどのような手抜きを行ったとしても、見た目はきれいに仕上げることができてしまい、お客様から見ても気づきにくいためと言われています。

外壁塗装工事では、まず、これまでの汚れをしっかりと落として、外壁そのものをきれいにする下地処理という工程がありますが、ここをしっかりしておかないと、汚れの上から塗装することになるため、外壁ではなく汚れに塗料を塗っていることとなり、簡単に剥がれ落ちてしまいます。そのため、悪徳業者に依頼してしまうと、本来は7年~10年は持つ外壁の塗装がわずか1年で剥がれてしまうということも起こり得てしまいます。

そうならないためにも、悪徳業者を見分ける手段について、ご説明いたします。

1.不安を煽る説明を頻繁にする業者

 外壁塗装工事の業者に見積もりを依頼した際、必要以上に不安を煽るような説明をする業者には注意してください。もちろん、専門家が見て、外壁の痛みが確認できるようであれば、その旨をきっちり説明します。しかし、「今すぐ契約しないと外壁が倒壊してしまいます。」というような、必要以上に不安をあおる言い回しをする業者との契約は非常に危険です。

実際に、塗装の劣化具合から、外壁の状態を推測することが可能ですが、外壁そのものが本当に倒壊寸前なほど傷んでいるかどうかは、外壁を剥がして確認するまでわかりません。そのため、「今すぐ契約」を迫る業者の手口に乗ってしまわないように注意してください。

2.訪問営業をかけてくる業者

 いきなり、自宅に業者が来て、外壁が傷んでいるので塗装を検討してくださいと言われた経験はございませんか?このような業者にも要注意です。中には普通の塗装業者の方もいらっしゃいますが、確率的には悪徳業者の可能性が高いといわれています。訪問営業では、1回の訪問で契約まで結びつけようという営業マンが多く、その場で見積もりの作成を行おうと提案してくることと思います。しかし、実際に工事を担当する職人さんが、1件1件訪問営業をしているとは考えにくく、専門的な知識や経験がそれほど高くない営業マンが、ざっと見ただけで正しい見積もりが作れるはずはありません。もちろん、見積書には「概算」と書かれているでしょうが、そんな見積書は何の参考にもなりません。訪問営業であっても、しっかりと相見積もりを取るようにしてください。

3.値引きの額が明らかに大きすぎる業者

 相見積もりを取っている場合に注意しなければならないのが、この値引き額が明らかに大きすぎる業者です。例えば、A社の見積もりは100万円ですか?では、うちは50万円で引き受けます。と、気前のいいことをいう業者には注意が必要です。

外壁塗装を行う日は、足場を組む、下地処理、中塗り、上塗りといった工程があり、それぞれ職人さんの人件費や塗料等の材料費が発生します。さらに、会社の利益も確保しなければなりません。そのような中で、他の業者の半額で請け負うということは、このいずれかを削減する必要があります。会社の利益だけを削減して50%で請け負う業者があればすばらしいのですが、会社の利益だけで50%もの割引を行うことはできません。と、すれば、削減するのは材料費か職人さんの人件費です。つまり、粗悪な塗料を使って、外壁を塗装するか、職人さんの給料を下げるか、職人さんの働く時間を下げるしかありません。職人さんの給料を下げた場合、給料に見合った仕事しかしないでしょう。

つまり、手抜き工事の可能性が高くなるということです。さらに怖いのは、職人さんの働く時間を下げるという選択です。つまり、必要な工程を省いて時間を削減するということです。

 相見積もりで、明らかに高額な業者よりもほかの業者が安いということは問題ありませんが、1社だけが大きく値下げを提示してきた場合には注意が必要です。

4.営業マンが外壁塗装工事の知識を有していない

 悪徳業者というわけではありませんが、営業マンが外壁塗装工事の知識を有していない場合についても注意が必要です。この場合、営業マンは、他の業者に外壁塗装を丸投げし、中間マージンを受け取るという営業専門の会社である可能性が高くなります。

 営業マンに塗装の知識がありませんので、必要なことをしっかり伝えていても、実際に請け負ってもらえる業者には伝わっておらず、後々トラブルになるというケースも発生しています。そのため、しっかりと外壁塗装工事に関する知識のある営業マンの業者を選択したほうが、トラブルは少ないということになります。

外壁塗装でよく起こるトラブルとその解決策3

施工主様と業者以外のトラブルであるご近所トラブルについて説明いたします。

1.近隣住民からのクレーム

 外壁塗装を行うには、足場を組んだり、騒音が出たりと、近隣の住民の方からすると、迷惑であることも考えられます。あらかじめ、挨拶等があれば、多少の事は大目に見てくれる方もいらっしゃいますが、事前の挨拶がなければ、ご近所トラブルに発展しかねません。実際、外壁塗装において、ご近所トラブルが発生したという事象もあります。どのような内容でトラブルが発生しているのか、その原因は次の通りです。

①外壁塗装工事を行うということで足場が組まれた。

事前の挨拶がない場合に多いトラブルとして、近隣の方が知らない間に足場が組まれていたことにより、セキュリティ面で心配になり、トラブルに発展するケースです。具体的には、足場を利用して泥棒が侵入した場合は誰が、どのような責任を取るのかというトラブルです。

実際に泥棒が入った場合でなければ、それほど大事になることは少ないのですが、万が一、泥棒が入った時には、非常に大きな問題に発展することとなります。

②職人さんの態度が悪い

このトラブルは、事前に挨拶があったとしても防ぎようがありません。例えば、日曜の朝から、職人さんが大声で怒鳴りながら作業をしているケースや、喫煙、空き缶やお弁当のゴミの片付けなどがきちんとされていない場合は、当然のことながら、ご近所トラブルに発展することとなります。

 ほかにも、職人さんの車が通行の妨げになっていたり、近隣の家を職人さんが覗いていたという場合でトラブルに発展しているケースも多々あります。

③水や塗料が飛散した

 外壁塗装工事の下地処理で行う高圧洗浄の水や、実際に塗装を行う際の塗料が、隣の家まで飛散したことによってクレームになるというケースもあります。特に、春先から秋にかけて、窓を開けて生活することが多い時期には、飛散した水や塗料が家の中にまで入ってしまうということも考えられます。

 高圧洗浄時に跳ね返った水が、隣の家の中まで飛散し、そのために電化製品が故障したというトラブルも稀ではありますが、発生しています。また、塗料が飛散したことで、隣の家の外壁が汚れてしまったというトラブルも発生しています。

④休みの日にも工事されて迷惑だ

 こちらも、事前挨拶がなかったことにより発展するトラブルの1つです。施工期間を短縮するために土日、祝日を問わず、外壁塗装工事を行う場合、ご近所の方々に、そのスケジュールについてきっちり説明しておかなかったために、せっかくの休みの日に、朝早くから職人さんの声や作業音、におい等で起こされたということで、クレームに発展するケースがあります。

2.近隣住民からのクレームの防止方法

 ご近所の方々とのトラブルは、今後生活していく中で少なからず禍根を残す可能性がありますので、極力トラブルを発生させないことを目指さなくてはなりません。その方法として、第1はしっかりと事前の挨拶を行うという点です。外壁塗装工事を行う業者が挨拶に出向くのは当然として、できれば施工主様が、直接挨拶に出向いたほうが、相手の心証はよくなりますので、多少の事であれば大目に見てもらえる可能性が高まります。

次に、信頼できる業者を選ぶという点です。中には、ご近所の方々に挨拶を行わないような業者も存在します。そのような業者と契約してしまわないよう、外壁塗装工事の依頼を行う際には、信頼のおける業者に依頼するようにしてください。この信頼できる業者というのは、マナーをしっかり守るという点でも重要です。

 以上のように、ご近所トラブルを予防するためには、自分の目で、しっかりと信頼できる業者に依頼することが重要となっています。

外壁塗装工事でよく起こるトラブルとその解決策4

 外壁塗装工事でよく起こるトラブルについて、これまでいろいろとご紹介してきました。最後に、塗装後のトラブルについてご紹介します。

1.木部・鉄部が先に傷む塗装

「高級塗料」を使うことをメリットとしている塗装業者は多数ありますが、この「高級塗料」が外壁にのみ使われることで、問題が生じることがあります。その問題とは、「高級塗料」を塗った外壁よりも先に、その他の塗料を使用した外壁以外の素材が先に劣化してしまうという問題です。

家の外観には、木部や鉄部などが使われることがありますが、これらの素材は、どうしても外壁そのものよりも劣化が早くなっています。そのうえで、外壁よりも質の低い塗料を塗ることで、さらに外壁よりも劣化が早まってしまうということになる可能性があります。 「高級塗料」を使用することをメリットとしている業者を選ぶのであれば、すべての素材に同レベルの塗料が使用されることを確認するようにしてください。

2.塗装後のヒビ・カビ・汚れの再発(塗り方の問題)

 外壁塗装工事は、通常、下塗り、中塗り、上塗りと3回重ね塗りを行って仕上げます。コストを下げるために、重ね塗りをしない場合は、当然、劣化が早まります。その結果として、通常7年~10年は持つといわれる外壁塗装であるにも関わらず、1年程度でヒビやカビの発生、汚れの再発となります。また、3回きっちりと重ね塗りをしていたとしても、すべて同じ塗料を使うことでコストを下げようとする業者にも注意です。

特に、鉄部で使用する錆止め塗料を木部でも使いまわすといった仕事を行っている場合、せっかく3回重ね塗りを行っていても、耐久性はそれほど向上することはありません。

また、塗料の薄め過ぎについても注意が必要です。通常、水性塗料は水で、溶剤塗料はシンナーで、ある程度薄めて使用しますが、この薄める基準は、塗料メーカーが規定値を策定しています。それ以上に塗料を薄めると、塗料の機能が十分に発揮できないということにつながります。塗料を薄めると、使用する塗料が減りますので、業者のコストダウンにつながるうえ、素人目には薄め過ぎかどうかまで判断することができません。信頼できる業者に依頼することが、最善の方法となります。

3. 塗装後のヒビ・カビ・汚れの再発(下地処理の問題)

 塗装後のヒビやカビの再発は、塗り方だけの問題ではありません。塗り方については、きっちりしている業者であっても、これらの症状が再発してしまうケースがあります。それは、下地処理をおろそかにしている場合です。

 下地処理は、高圧洗浄によって外壁の汚れを取り除くところから始めますが、これをおろそかにしていると、汚れの上にしっかりと塗装を行っているということになり、外壁から汚れが落ちると同時に、せっかく縫った塗料まで剥がれ落ちてしまうという現象です。下地処理は、仕上げてしまうとどうしても見えなくなってしまう部分の作業ですので、職人さんが少々手を抜いても、すぐに発見することができないという点も気を付けなければならない部分です。

 逆に、見えない部分の仕事をきっちりとこなす業者であれば、それだけで十分信頼のおける業者であるともいえます。下地処理として、しっかりと汚れや古くなった塗膜を洗い落としているかどうかをきっちり確認してみてください。

4.塗装後のヒビ・カビ・汚れの再発(塗料の選択ミス)

 外壁塗装工事に関して、十分に知識のある業者の方であれば、このようなミスをすることはほとんどありませんが、外壁塗装工事に関する知識が低い業者が対応すると、選択する塗料を誤るという問題点も生じます。

 外壁には、その環境によってカビの生えやすい場所や汚れの付きやすい場所、ヒビが発生しやすい場所などがあります。また、使用している素材によっても、それらが異なることとなります。そのため、通常であれば、汚れやすい場所には汚れに強い塗料を、ヒビが発生しやすい場所にはひび割れしにくい塗料を使用します。また、家の傷み具合によっても使用する塗料を使い分けます。

 しかし、それらの知識を十分に習得していない業者が担当してしまうと環境や痛みとマッチせず、ただ、希望の色だけが一致しているということになりかねません。そうなると、せっかく外壁塗装を行ったにもかかわらず、問題点が解決できていないために、すぐにヒビや汚れ、カビなどが再発してしまいます。

5.まとめ

 これまで、4回にわたって外壁塗装のトラブルについて説明しましたが、これらを回避するためには、信頼のおける業者を見つけることが必須条件となります。例えば、地元で長期間、営業している塗装業者などは、すべてとは言えないにしろ、十分な実績があると見ることもできます。また、新しい業者であっても、これまで手掛けてきた塗装事例をみることで、その業者の技術を多少は確認することができます。業者の選定も、作業の確認も、人任せにするのではなく、自分の目でしっかり確認して決めることが最も重要です。

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