こんにちは、ヨコイ塗装です!
今回は、現場で実際に行われた**「瓦の積み直し工事」**について、
職人さんとのリアルなやりとりをもとに、
一般の方にもわかりやすく解説していきます。
「瓦がズレてるけど、葺き替えじゃなくていいのかな?」
「積み直しってどんな工事?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひご覧ください!
■ 瓦の積み直しとは?
瓦の積み直しとは、既存の瓦を一旦取り外し、下地の補修を行ったうえで再び瓦を載せ直す工事です。
葺き替えよりもコストを抑えられるうえ、
元の瓦を活かせるため、外観の雰囲気を変えずに補修できるのが特徴です。
■ 現場で気をつけるポイント①:産廃処分費の変動
今回の現場でも話題に上がったのが、処分費(産業廃棄物処理費用)の変動です。
- 土やモルタル、古い漆喰などの処分費は季節やタイミングで価格が変わる
- 参拝業者さんによっても処分費はバラつきがある
- インフレや燃料費の高騰の影響を受けることも
例えば「梅雨前の繁忙期」や「処理場の値上がり時期」は、追加料金が発生することもあるため、
見積もり時に処分費の内訳や想定範囲をしっかり確認することが大切です。
■ 現場で気をつけるポイント②:古い瓦屋根の構造に注意
今回の工事では、昔の職人さんが積んだ瓦の納まりに課題がありました。
- 昔の工法は雨水の排水経路がうまく取れていないこともある
- 土を大量に使った古い瓦屋根は、地震の際に不利になることも
- 重量があるため、下地の劣化や歪みも生じやすい
職人さんの話によれば、
「古い瓦の並び方や勾配次第で、雨漏りのリスクが大きくなることもある」とのことでした。
■ 梅雨時の施工タイミングにも注意!
これからの時期、特に気をつけたいのが梅雨時の工事タイミング。
- 瓦をめくったあとに雨が降ると、下地に水が入り込むリスクが高い
- 防水シートが劣化していた場合は、即対応が必要
そのため、天気予報を見ながらの柔軟なスケジュール調整が非常に重要になります。
■ 工事費用と長期的な判断について
瓦の積み直しは、部分補修と全体補修のどちらにするかによって費用が大きく変わる工事です。
また、最近では瓦や資材の価格自体も値上がり傾向にあり、
「どうせやるなら、早めに工事しておいたほうが安心」という判断も増えてきています。
■ 今回の現場でのトピックス:お風呂場天井裏の水漏れも…
現場では、お風呂場の天井裏からの水の侵入も確認されました。
これは、
- 雨仕舞の不良
- 古くなった防水層の劣化
- 結露や排気の関係など
複数の要因が考えられるため、実際にはめくって内部を確認しなければ判断が難しいとのことです。
【まとめ】瓦の積み直しを検討する方へ
✔ 処分費や資材費は変動があるため、事前確認が大切
✔ 古い瓦屋根には工法上の問題や地震リスクも
✔ 梅雨時の施工は慎重にスケジュールを立てる
✔ 長期的には、価格上昇前の早めの施工が安心
✔ 天井裏の異変など、複合的な劣化サインに注意
「瓦がズレているけど、全部は替えたくない…」
「雨漏りが心配だけど、どこからかわからない…」
そんな方は、まずは点検とご相談をおすすめします!
📍 扶桑町・犬山市・江南市・大口町エリアで、
屋根の点検・瓦の積み直しをご検討の方は、
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