屋根の塗装と外壁の塗装って同時期に行うのが一般的でしょうか? 外壁は汚れてきたなーという印象ですが、屋根はよく見えないので塗装する必要あるかな?といった印象です。 外壁の塗装を10年に一度行うとしたら屋根の塗装は20年に一度とかではだめでしょうか? また日本eリモデルが自分の住んでいる地域ではわりと有名な塗装業者なのですがどうでしょうか? Yahoo!知恵袋より引用
Q屋根の塗装は20年に一度とかではだめでしょうか?
□アドバイス
屋根のグレードを上げてですね外壁と一緒にまとめて塗装しましょう
□根拠
そもそも塗装は
- メンテナンス
- 遮熱
- 美観
といった意味合いがあります。 今回のケースは日間の意味合いからしか見えていない質問です。 やっぱりお住まいになると言う事は日常的に雨漏りをしないというのが1番大切になってきます。 そもそも屋根の塗装をしないとなると塗膜が劣化していき、カラーベストなどの素材がもろくなり最悪のケースが雨漏りにつながる場合もあります。 素材を守る意味合いで塗装をすると言う事は本当に大切なことです。
それでは屋根と外壁どちらが劣化しやすいかといいますと屋根になります。その理由は紫外線や 雨に直接的に影響を受けるからです。屋根に比べ外壁は紫外線も雨水も影響は少ないです。 したがって塗膜がどちらの劣化スピードが速いとなると、もちろんなってきます。 ただ同じようなグレードの材料を使うと塗り替えスパンが屋根と外壁では異なってきます。そうすると工事をまとめてすることができなくなります。 そうすると足場費用が余計にかかってきますので、 施工業者は足場費用等を極力減らすために、屋根と外壁のグレードずらして、 塗り替えスパンを統一して提案することが一般的です。
例えば 弊社では、 屋根塗装においてはむき塗料を使うことがすごく多いです。そうした場合塗り替えスパンを合わせるために、 外壁にフッ素塗料を使うことが多いです。 もしくは屋根にむき塗料を使い、外壁にシリコン塗料を使うといった形になります。 屋根に塗装する際は、極力高耐久の無機塗料を使用することにしております。
実際メンテナンスをしないとなることをイメージしてみます。屋根と外壁どちらが実害が出ると思いますか?屋根の方が雨漏りに直結しやすいことがイメージできるかと思います。 屋根は雨一番当たりやすいですなので雨漏りとも直結しやすい部分です。 それに比べ外壁は軒が出ていることもあり、雨や紫外線が直接的に当たると言うわけではありません。またサイディングです(直貼り工法以外は)二重構造になっていますので、 もしサイディングの内部に雨水が入ったとしても、その下の防水シートにより外部に雨水が排水されるといったような構造になってます。
そして外壁塗装においては、足場の費用もやっぱりかかります。 一般的には100,000から150,000程度負担しなければいけなくなってきます。 したがって足場を仮説したときに建物周りの工事をいっぺんにまとめて工事した方が良いです。ウレタンやシリコン 塗料で、7 8年程度で何度も何度も塗装するよりかは、むき塗料等の良い塗料で15年程度の塗装で乗り換え時間を減らす事の方が金銭的負担が少なくなることもあります。 屋根には良い塗料を使ってあげてください。
こちらはおまけなのですが、新築で家を建てる際はやっぱり瓦の方がその後のメンテナンスコストが低いです。
□まとめ
屋根は外壁よりも塗装の重みが必要性が高いです。 建物のメンテナンスと言う意味合いからも良い塗料を使ってください。
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