シリコンコーキングの耐熱温度はどれぐらいでしょうか?

著者: ヨコイ塗装
シリコンコーキングの耐熱温度はどれぐらいでしょうか?

30秒で読める結論


1. シリコンコーキングの耐熱温度は一般的に-60℃〜+200℃程度です

2. 高温環境では耐熱性能に優れたシリコン系コーキング材を選択する必要があります

3. 用途に応じて適切な耐熱グレードのシリコンコーキングを使用することが重要です

シリコンコーキングの耐熱温度はどれぐらいでしょうか?

20229/10塗料の種類別ベスト 2021年1月22日2022年9月10日A

シリコンコーキングの耐熱温度はどれぐらいでしょうか?

築10年の自宅外壁を塗り替えしました。
外壁は濃い色にしたため、天気のいい日は相当壁表面温度が上がり60~70度℃になります。
外壁自体は窯業系サイディングなのでそれほど影響はないと思いますが、心配なのはサイディングの継ぎ目や窓枠のシリコンコーキングです。
耐久性も含めた変性シリコンコーキングの耐熱温度はどのくらいのものなのでしょうか?もっと吸熱の小さい色に塗り替えた方がいいでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。 (教えて! Gooより引用)

目次

Q シリコンコーキングの耐熱温度はどれくらいでしょうか?

■根拠

外壁塗装を考えている方へ

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Q シリコンコーキングの耐熱温度はどれくらいでしょうか?

A マイナス30度から90度の使用温度範囲ですので、そこまで心配は要らないかと思います。

■根拠

シリコンが何度まで耐久性があるかと言う質問ですね。
まず シリコンコーキングの色の差異によって、変化耐久性変化特にはありません。
あとですね、シリコン コーキング、種類がたくさんあります。
下の図にありますようにシーリング材は、まず種類としては2成分系1成分などが多々あります。

参考:よく似た性質のコーキングとシリコンの違いについてはこちら

参考:シーリング材の種類と使用用途2

(建築用シーリング材ハンドブック2017、日本シーリング材工業会より引用)

シリコンが熱に弱い」と聞いたこともあるかもしれません。 油性コーキングに関しては40度までしか持ちません。ただそれはシーリング材の1つの種類について言っているだけに過ぎません。

それぞれに

  • シリコン
  • ポリイソブチレン系
  • 変成シリコン
  • ポリスサルファイル系
  • アクリルウレタン系
  • ポリウレタン系

と様々あります。
どの種類をやっても、ですねだいたいマイナス20度から70度の範囲で適用されます。注意としては油性コーキングと1成分のアクリル系は高温に弱いので注意が必要です。 外壁材で使うのはシリコン型と変成シリコン系及びポリウレタン系が多いと思います。よっぽど外壁の気温上昇には対応できると思いますのでそこまで心配しないで大丈夫かと思います。 シリコンが溶ける温度が気になるようでしたら、耐熱コーキング剤としてシリコン型(高モジュラス)のものを使ったら良いと思います。 (建築業界では、シリコンシーラント 200度以上のものを求めることは、ほとんどありません。)

外壁塗装を考えている方へ

ということで、シリコンコーキング使うときはですね、耐久性のものが良いと思います。今メインですと変成シリコン系か、 ポリウレタン系が多いかと思います。
ヨコイ塗装ではオート科学さんの「オートンイクシード」を推奨しております。

よろしくお願いしますご質問お待ちしておりますお気軽にどうぞよろしくお願いします。

#シリコンコーキング,#耐熱温度#FAQ#技術解説

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