コーキングのはがれは施工ミスでしょうか?

新築住宅で、築4年になります。
先日、外壁のコーキング箇所の広範囲に渡り、コーキングの剥がれを確認しました。
施工時には、7~8年は持ちますとの説明でしたので、びっくりしています。
状態としては、コーキング剤が縮み、外壁とコーキング剤に隙間が生じている状態です。
東西南北、日陰になる箇所も全てですので、劣化によるものと考えられますが、施工時は前日まで雨が降っていた記憶があります。(日記を付けていました。)
また、隙間の状態を確認すると、プライマー剤が塗られている様には、見えませんでした。(素人目ですが・・・)

このような背景ですが、雨は仕方がないものの、プライマー剤が塗布されずに、コーキングを行った場合、早期に剥がれてくるのは目に見えております。これは、施行ミスにあたりますでしょうか?

また、このままの状態では、内部に水が入りますので、早めの処置を行った方が良いと考えています。既に朝晩は霧が発生していますし、東北ですので、雪も来月には降ってしまいます。

このような時期でも今年中に再施工を行うべきか、来年春まで待つべきでしょうか?

どうぞ、よろしくお願いいたします。 (教えて! gooより引用)

目次

Q   築4年でのコーティングが剥がれるは、施工ミスですか?工事のやり直しは冬の時期を避けた方が良いですか?

A    施工ミスの可能性が高いです。工務店に相談してみましょう。

□根拠

質問の通り、雨の天気の要因かプライムはをしっかり塗っていないか、可能性どちらも高いです。コーキング剤そのものは十分な弾力があり、サイディングとの接着面が綺麗に剥がれている状態ということです。 したがって考えられるのは、雨天後断面に水分が残っていて、 断面が十分に乾いていないままプライマーを塗って剥がれたか、 もしくはプライマーそのものを塗ってないという可能性が十分高いです。

しかし瑕疵担保責任は、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分に限られています。今回のように コーキングの剥がれそのものは10年間の瑕疵担保責任の対象になりません。しかしながらシーリングの剥がれが雨漏りの原因となるようなものであれば、雨水の浸入を防止するに瑕疵があるということになります。瑕疵担保責任を取ることができます。

難しいのはサイディングの画面です。サイディングの下に、防水シートが下にありますので雨漏りに直結するかどうかが微妙なところです。

したがってまずは雨漏りしてるかどうか、点検してもらいましょう。

その結果雨漏りしている場合は、瑕疵担保責任に直結しますので、 工事業者さんにお話を進めてみましょう。

ALC の場合は、コーキングの有無は加齢によって、雨漏りに直結しますので工事は早めにした方が良いです。サイディングは、(直貼り工法以外)下に防水シートが貼ってありますので、すぐすぐ雨漏りに直結するという事ありませんので、少し余裕みて春先でも大丈夫かと思います。

■外壁塗装を考えている方に

 ALC にお住まいでコーキング剥がれている方は、雨漏り につながりますのでなるべく工事は急いでやりましょう。

参考:外壁塗装工事後の塗膜の剥がれを防ぐために

ご質問もお待ちしております。お気軽にどうぞよろしくお願いします。

Category: 塗装のクレームや問題点について
Tags: コーキング, コーキングの剥がれ, 外壁塗装, 扶桑町, 瑕疵担保責任

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