冬場の外壁塗装で起きるトラブル5選|愛知県の塗装職人が現場から解説

著者: ヨコイ塗装
冬場に外壁塗装を行う職人
30秒

30秒で読める結論

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    気温5℃以下・湿度85%以上では施工しないことが鉄則

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    冬場は乾燥時間を通常の2倍以上確保する必要がある

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    業者選びでは気温・湿度管理の具体的な方法を質問すべき

この記事の結論

冬場(12月〜2月)の外壁塗装は、気温5℃以下・湿度85%以上で施工すると「塗膜の白化」「密着不良」「乾燥不良」などの深刻なトラブルが起きます。ただし、条件を守れば冬でも高品質な施工は可能です。ヨコイ塗装では気温・湿度を毎日記録し、条件を満たさない日は施工を見送る判断をしています。

「冬に塗装しても大丈夫?」お客様からよくいただく質問です

12月から2月にかけて、お見積もりにお伺いすると「冬場の塗装って大丈夫なんですか?」というご質問を本当によくいただきます。

結論から言うと、条件さえ守れば冬の塗装は問題ありません。むしろ愛知県は冬場の降水量が少なく、工期が安定しやすいメリットもあります。

ただし、「条件を守る」がポイントです。ここを軽視すると、春先になってから深刻なトラブルが表面化します。ヨコイ塗装が50年の現場経験で実際に見てきた、冬場特有のトラブルを5つご紹介します。

トラブル1:塗膜の白化(ブラッシング)

どんな症状?

塗装した直後はきれいに見えていたのに、数日後に塗膜が白っぽく曇ったようになる現象です。特にクリヤー塗装や艶あり塗料で目立ちます。

なぜ起きる?

冬場の夕方以降、急激に気温が下がると塗膜表面に結露が発生します。塗料が完全に乾く前に水分が入り込むことで、塗膜内部に微細な気泡ができ、白く濁って見えます。

ヨコイ塗装の対策

午後3時以降は上塗り作業をしません。愛知県の冬は夕方から急激に冷え込むためです。日当たりの良い面から塗装を始め、北面は午前中に施工。気温が10℃を下回ったら、作業開始を1時間遅らせて壁面温度の上昇を待ちます。

トラブル2:密着不良による早期剥がれ

どんな症状?

施工後半年〜1年で塗膜が浮いてきたり、ペリペリと剥がれ始める症状です。特に北面や日陰部分に多く発生します。

なぜ起きる?

冬の朝、外壁表面に霜や結露が付いている状態で塗装してしまうと、塗料と下地の間に水の膜ができます。いくら良い塗料を使っても、水の上に塗っている状態なので密着しません。

ヨコイ塗装の対策

朝一番の作業は必ず壁面の水分チェックから始めます。手で触って確認するだけでなく、含水率計で下地の水分量を数値で確認します。目視だけでは判断できないためです。霜が降りた日は、壁面が完全に乾くまで塗装作業に入りません。

トラブル3:乾燥不良でベタつきが残る

どんな症状?

塗装後1週間経っても塗膜がベタベタする、指で触ると跡がつく状態です。ひどい場合は、足場解体時にシートやネットの跡が塗膜についてしまうこともあります。

なぜ起きる?

塗料メーカーが指定する「塗り重ね乾燥時間」は、気温23℃が基準です。冬場の気温5〜10℃では、乾燥時間が2〜3倍かかります。この乾燥時間を守らずに次の工程に入ると、下の層が固まらないまま上塗りしてしまうことになります。

ヨコイ塗装の対策

冬場は塗り重ね間隔を通常の2倍以上確保しています。工期が延びることを事前にお客様にご説明し、了承をいただいてから着工します。塗料メーカーの技術資料で低温時の乾燥時間を必ず確認し、現場判断で短縮することはありません。

トラブル4:コーキング(シーリング)の硬化不良

どんな症状?

外壁の目地に打ったコーキング材が、いつまでも柔らかいまま固まらない。あるいは表面だけ固まって中がグニャグニャの状態です。

なぜ起きる?

コーキング材は気温によって硬化速度が大きく変わります。特に変成シリコン系のコーキングは気温5℃以下になると硬化反応が極端に遅くなり、場合によっては正常に硬化しないことがあります。

ヨコイ塗装の対策

気温5℃以下の日はコーキング施工を行いません。冬場はコーキング後の養生期間を通常より長めに設定しています(通常3日→冬場5〜7日)。2液型のコーキング材を使用する場合は、硬化剤の配合比を低温用に調整します。

トラブル5:凍害による塗膜のひび割れ

どんな症状?

施工後の最初の冬〜春にかけて、塗膜に細かいひび割れ(クラック)が無数に入る症状です。

なぜ起きる?

塗装直後の塗膜がまだ十分に硬化していない段階で、夜間に外壁表面の温度が0℃以下になると、塗膜内部の水分が凍結・膨張します。翌日の日中に溶けて収縮。この繰り返しで塗膜にダメージが蓄積し、ひび割れが発生します。

ヨコイ塗装の対策

天気予報で最低気温を毎日チェックし、翌朝の凍結リスクを事前に把握しています。凍結が予想される場合、上塗り施工を翌日以降に延期。弾性塗料を使用して温度変化による伸縮に対応しています。

冬場の施工で業者選びのチェックポイント

冬場に外壁塗装を依頼する場合、以下の3つの質問を業者にしてみてください。

「気温と湿度の管理はどうしていますか?」これに具体的に答えられない業者は、冬場の施工管理に不安があります。ヨコイ塗装では施工日ごとの気温・湿度を記録し、報告書としてお渡ししています。

「冬場は工期がどのくらい延びますか?」正直に「1.3〜1.5倍かかります」と答える業者は信頼できます。「変わりません」と言う業者は、乾燥時間を端折っている可能性があります。

「塗り重ね乾燥時間はどう管理していますか?」塗料メーカーの仕様書に基づいた回答ができるかどうかがポイントです。

まとめ:冬の塗装は「管理力」がすべて

冬場の外壁塗装は、技術力だけでなく「管理力」が仕上がりを左右します。気温5℃以下・湿度85%以上では施工しないこと、壁面の結露・霜を必ずチェックすること、乾燥時間を十分に確保して工期に余裕を持つこと、天気予報を毎日確認して凍結リスクに備えること。これらを徹底できるかどうかが、冬場の施工品質を決めます。

ヨコイ塗装では、冬場でも高品質な仕上がりをお約束するため、これらの管理を徹底しています。冬場の塗装をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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