足場の重要性

建築工事や土木工事では地面上で作業が完了する場合は少なく、高所での作業が必要となります。高所でお住いを塗装する場合に、その外側に作業員が乗って作業又は移動をするための部分を足場といいます。足場と言うのは外壁塗装を行う上で重要なものです。高所作業が多い事からも安全な状態で塗装や補修、高圧洗浄を行う目的で足場が組み上げられるのが特徴です。

工程としては、最初に足場を組み上げ、その後で外側部分に養生シートを張り巡らせて、塗料や高圧洗浄作業中に水しぶきが近隣住宅に飛び散るのを防止する目的で張ります。養生を張り終えると、高圧洗浄などの下地調整が行われ、塗装を行う外壁を綺麗にすることで塗膜が外壁にしっかりと付着し、紫外線や雨風等のリスクから、外壁を守る役割を持たせることが出来るようになります。塗装工事では、足場の外側にシートが張られます。シートの役割は主に3つあります。

  • 部材や道具類が落下したり、
  • 吹き付け塗料などの飛散を防止することと、
  • 作業員の転落を防止すること

です。ネットをかけることで、近隣にお住まいや車に、汚れや塗料が飛散しないようにするためにです。昔からの方はけっこうなぁなぁで済んだことが多いのですが、現在のようなご時世では、色々と言われることも多いと思います。そのためにも、しっかりと足場を組んで、色んなところに配慮ができるようになることが、気持ちの塗装工事になり、ご近所さんとの関係も踏まえた、気持ちの良い生活につながのでは無いでしょうか。

尚、塗装は外壁一面に行うため、梯子などでの作業では効率が悪くなるどころか、高圧洗浄時には洗浄の圧で逆に倒れるリスクもあり、非常に危険です。間違いなく適正な品質の塗装工事が出来ません。

丸太の足場では良い作業は出来ません・・・

たまにですが、塗装工事を足場をかけないで、丸太や脚立等を移動しながら工事をしている業者さんを見かけます。普段あまり他の業者さんの批判的なことは言わないようにしているのですが、これははっきり言います。

「あまりお勧めのできる業者さんはありません。」

なぜなら塗装では、適切な工事品質に仕上げるためにも、

高圧洗浄や下地処理が必須となってきます。

それらの作業は、身体をかがみ込ませたり、もぐったりして作業を行うことがしょっちゅうあります。丸太やはしご等で作業をしていると、足元がおぼつかないため、しっかりとした下地処理ができません。そうなると結果的に適正な品質の塗装工事を行っているとはかなり思えません・・・

また、高圧洗浄時には洗浄に使うガンの威力も結構あります。ガンの圧力で体がのけぞったりすることもありますので、安全面から考えてもしっかりとした足場がないと、安全な作業ができないと思います。

万が一、工事中に事故などが起きてもあまりいい気分はしないと思います。せっかくお住まいをきれいに仕上げ気持ちの良い生活を過ごすために行ったものが、お住いで事故が起きたとなると良い気分はしませんよね。そのためにも足場をしっかり組んでもらえる塗装業者さんを選んだ方が良いと思います。

足場代を浮かすためにも

住宅の屋根は外壁同様に紫外線をまともに受ける場所でもあり、屋根塗装についても定期的に行う事が大切で、屋根塗装工事においても足場を組み上げる事からも、外壁塗装工事と屋根塗装工事を同時に行えば、足場の費用を1回分節約することが出来ると言ったメリットに繋がります

足場の設置費用は業者により金額が様々ではありますが、外壁塗装工事と屋根塗装工事を同時に行う事で全体的なコストを削減することが出来るなどのメリットがあります。したがって塗装においては長いスパンで考えることが、非常に大切です。

足場仮設の際は

その際に普段届かないところが届くようになります。したがって日常気になっているところ、例えば壁が劣化している部分、雨の流れが良くないところ、雨漏りが気になるところなどついでに診てもらうと良いです。またベランダのポリカや、車庫のアクリル板等も普段届かない所です。

職人さんに聞いて、ついでに掃除していただくと良いかもしれません。塗装工事は金額も結構かかりますので、それなりに普段住宅に関して気になっている事、いっぺんに済ませてみてはいかがでしょうか?

塗装工事における仮設足場

塗装工事の完成により撤去を前提となっています。足場の中でも特に使われるのが、直径48.6mmの鋼管を組み合わせて使う単管足場とくさび形足場です。その中でも、一般的な住宅の塗替えに使われるのが、くさび形足場です。

  • 単管足場は鋼管と鋼管をクランプと呼ばれる金具で組み合わせ、ボルトを締め付けて固定します。
  • そしてくさび形足場の特徴です。木造家屋等低層住宅では、足場を設置する敷地が狭く、建物の形状が複雑であるため、盛替え、組み替え作業が簡単にでき、建物の形状に容易に対応出来る足場として使用されている。くさび形足場は、組立てや解体が簡単で、部材を持ち運びが便利なほど小さく分解できます。塗装工事の現場では広く用いられています。建設現場では作業中に落下事故が起きる場合があり、その中でも足場からの転落が多くを占めています。

この足場は、一定間隔に緊結部を備えた鋼管を建地(支柱)とし、緊結部付きの水平材、斜材等を建地の緊結部にくさびで緊結し、床付き布枠を作業床とした足場で、部材がユニット化されておりハンマー1本で組立が出来る。従来、木造家屋等低層住宅工事用の足場として使用されてきたが、近年、その足場の部材を用い本足場として組み立て、中層建築工事用の足場としても使用されている。もしくは高層建築でも外壁の塗り替えなど短期間の補修に足場として使用することもある。

wikiペディアより

事故が起きるのは足場が出来上がった後ではなく、足場の組み立て時に起きやすく、また、足場の解体時にも事故が起きます。したがって、ヨコイ塗装ではシンプルな構造のお住まいは自分たちで組み、構造的に難しい建物や規模の大きい建物は足場屋さんに頼んでいます。(自社で足場を組むことでコスト削減により、お客様により良い塗料できるからです)※足場からの転落事故をなくすために、国や建設業界では足場の組立て方法に、手すり先行工法を用いることを推奨しています。手すり先行工法は足場の床板を取り付ける前に、そのレベルの手すりを先に取り付ける工法です。解体時にも床を先に取り外し、手すりを最後に撤去します。この工法により転落事故を減少させることが出来ます。安心できる仮設足場は、より良い品質の塗装工事をするためにも大切なモノです。

ヨコイ塗装が自社で足場を組む理由

ヨコイ塗装では、品質が高い工事に必要な人工を生み出せます。足場を自社で保有し組むことができるのが大きな要因です。足場を保有しています。したがって足場にかかるコスト(足場レンタル代など)を良い塗料や長持ちする工夫に回すことができます。足場を自分たちで組むことによって、人件費や足場代のコストを削減することが出来ます。足場は一度購入すれば、何回も使い回しをすることができます。

足場を持っていないハウスメーカーさんでは現場ごとに、足場屋さんに頼むことになりコストがかさむことになります。また下請けの業者さんなどが入ることによって中間マージンがかかります。

足場の台風対策

 塗装工事中に台風が通過する場合に、最も注意しなければならないのが、足場です。暴風雨によって塗装した部分が汚れてしまったり、仮に落ち葉や木の枝が当たってしまい塗装が傷ついたとしても、再度塗りなおすことできれいに治すことはできますが、足場が崩れてしまった場合には、最悪の場合、人命にも関わります。

実際、2016年1月に神奈川県藤沢市で外壁の塗装工事中に最大瞬間風速13メートルほどの強風が発生して相場が倒壊し、職人の方が数名けがを負ったという事故も発生しています(この事故は台風ではありませんでしたが、当日は強風注意報が発令されていたようです)。

そのため、台風が通過すると分かっている場合には、足場対策を施しておかなければなりません。

  • その1つ目の対策がネットの取り外しです。足場には通常、塗料飛散防止用のネットを取り付けていますが、台風のような強風の場合には、このネットが風を受けてしまい、非常に強い風の力を足場がモロに受けてしまう形になってしまいます。足場に必要以上の力がかかってしまうと、足場が倒壊する可能性も高まりますし、運よく倒壊しなくても、足場が大きく揺れることで、外壁そのものに傷がついてしまうこともあります。そのため、台風などの強風の場合には、足場のネットを取り外さなければなりません。
  • 足場を外壁に取り付ける部材のチェックが必要になります。足場を外壁に取り付ける部材は、しっかりと固定したまま塗装してしまうと、その部分だけ塗料が塗れなくなってしまいますので、一時的に外したり、浮かせたりすることがあります。この部材を浮かせたまま固定していなければ、足場が風で揺らされたときに、この部材が外壁に当たってしまい、外壁に傷がつくことがあります。また、しっかりと固定しておかなければ足場のバランスが悪くなり、倒壊してしまう可能性もあります。そのため、足場を外壁に取り付ける部材が、すべてしっかりと固定されていることを確認しなければなりません。

その他の対策

 塗装工事中に台風が発生してしまった場合には、人命の安全を第一に、建物そのものの安全を優先しなければなりません。そのため、塗装そのものについて、台風が発生したからといって、特別に対策を講じることはありません。ビニール養生が風のためにうるさくなり、台風の恐怖心を和らげるために、極力外す努力はします。

しかし、台風は急に発生するものではなく、大抵は日本近海で発生し、数日かけて勢力を増しつつ日本列島を通過していきますので、発生から通過まで数日間の猶予があります。そのために考えられる対策は2つあります。

  1. 台風通過前までに塗装工事を終了させる方法です。例えば、通常2週間かかる工事を10日間で終了させれば、後半4日のうちに台風が通過したとしても、塗装工事には問題はありません。しかし、この方法は、短縮した4日間分以上の品質が低下していることが懸念されます。通常2週間かかる工期を短縮するということは、その期間で実施しなければならない必要な工事を省略しているということで、手抜き工事と同様です。そのため、この対策を提案してくる業者は、あまり信頼できる業者ではありません。
  2. 台風通過を見越して、先述の様にビニール養生を外したりすることや、近隣のお住いが近いところを優先的に工事を勧め、人がいない畑の側を後回しにするといった対策です。この場合、最も効率の良い塗装工事の期間から、優先順位を変更することになりますので、少なからず工期が伸びてしまいますが、近隣の方のクレームは最小限に抑えることが可能です。

 最低でも10日間という長期間の工事を行う塗装工事では、その工期中に台風が発生してしまうことは、どうしても回避することができません。しかし、台風が発生した場合に、塗装業者が行う対応によって、今後10年前後、建物を守っていく外壁のメンテナンスにかかる品質が大きく低下してしまいます。台風が発生した場合に、人命を最優先にし、かつ、建物に対するダメージを最小限に考える業者に依頼することができれば、安心して、その建物に住み続けることが可能です。台風通過後は、雨漏り等の被害が出なかったかどうかをまずは確認をして、しっかりと壁が乾いてから塗装をしてもらうことが大切です。

逆に、台風が通過する直前であっても、作業を継続させたり、ネットを外すことを怠るような業者は、人命や建物よりもお金儲けのことを優先して考えている可能性があり、外壁塗装の品質に期待することができません。