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トタン屋根のメンテナンスと塗装工事

トタン屋根は、定期的にメンテナンスを行わなければ、サビが発生してしまいます。そのサビを放置してしまうと、それが原因で穴が空いてしまうこともありますので、定期的なメンテナンスは必須となります。

トタン屋根の塗装における下地処理の重要性

今回は実際に私が現場で作業した実例を基に、塗装工事の基本のお話をしていきたいと思います。実際に施工させてもらったのは、犬山市のお客様のご自宅ガレージのトタン屋根の塗り替え作業です。
トタン屋根に関わらず、やはり屋根部分と言うのは日常的にお客様自身で掃除をするのが難しい箇所ですよね。今回施工させて頂いたお宅のトタン屋根もやはり、

○サビ
○雨風による泥汚れ

が酷くなっていました。トタンの塗り替えの際に最も重要な工程になる、と言っても良い工程が「下地処理」です。業者さんによっては特に掃除もしないで、すぐ塗ってしまうという業者さんもいます。怖いのは外から見るときれいに見えることです。実際何年も経つと、塗膜が簡単に剥がれてくることもあります。

しっかりとした下地処理で屋根塗装工事の仕上がりが変わる

トタンの塗装の際にしっかりとした下地処理を行っていないと、せっかく塗装をしても短期間で「塗装が膨らむ」と言ったトラブルが起こってしまいます。塗装が水ぶくれのように膨らんでしまうこういったトラブルは、下地処理を怠り「汚れ」「油分」「水分」が、付着した状態で塗装をした為に起こってしまうトラブルです。

塗装と女性のスキンケアと言うのは、良く似ているものです。女性のスキンケアの中でも、やはり大切になってくるのは化粧前の洗顔ではないでしょうか。しっかりと洗顔をして、肌の油分や汚れを落としてからではないと、やはり化粧ノリも悪くなってしまうものですよね。塗装においても考え方は同じで地味に思える下地処理をしっかりとしておかないと、塗装の仕上がりや耐久力に関わってきてしまうのです

実際の屋根塗装工事下地処理の方法

それではヨコイ塗装でも行っている、屋根塗装工事実際の下地処理の方法をご紹介していきましょう。今回施工させて頂いた犬山市のお客様のトタン屋根は、表面にサビが浮き、雨による腐食や長年積もった汚れが付着している状態でした。こうしたトタンの下地処理の方法として「ケレン清掃」と言う方法での清掃を行っていきます。

具体的には、ペーパーや電動工具、金たわしを使って、地道にサビや汚れを落としていくもの。金たわしでの清掃と言うと簡単に聞こえてしまいそうですが、表面積の広い屋根全体にたわしをかけていくのは非常に大変な工程です。また、柔らかために細部まで入り込み、汚れを落とせるので、ヨコイ塗装では重宝しています。

しかし、その工程をするとしないとでは、仕上がり・塗装の耐久力ともに大きな違いが出来てしまいます。地道な下地処理が、最終的な塗装の仕上がりに大きく影響してしまうのです。なかには、面倒だからと下地処理を高圧洗浄機でさっと流すだけで済ましてしまう業者もいます。そうではなく、実際の素材の状態に合わせて、その素材・汚れの状態に合わせた下地処理を適切に行うのも、塗装業者の腕の見せ所になるのです。

トタン屋根の劣化

 トタン屋根は、劣化の状態が軽ければ塗装によるメンテナンスが行えますが、劣化の状況がひどい場合は、重ね葺きや葺き替えを行う必要があります。

劣化状況が軽い状態

一般的に、劣化の状態が軽く、塗装によるメンテナンスが行える状態は、次のとおりです。

  1. トタン屋根が変色している。
  2. 塗装が一部はげている。
  3. カビやコケが発生している。
  4. 一部でサビが発生している。
  5. 釘が浮いている。
  6. 継ぎ目が外れている。

 これらの症状であれば、通常、塗装によるメンテナンスを行うことができます。

劣化状況が重い状態

次の症状については、劣化状況が重く、塗装だけでは十分にメンテナンスを行うことができません。そのため、重ね葺きや葺き替えを行う必要があります。

  •  ①雨漏りする。
  •  ②穴が開いている。

 これらの症状の場合、現在のトタン屋根の上に、更に屋根材をかぶせる「重ね葺き」、劣化した屋根材を撤去し、新しい屋根材を取り付ける「葺き替え」という作業が必要となります。

トタン屋根の塗装

 劣化の症状が軽い場合は、トタン屋根の塗装というメンテナンスを行うことができます。トタン屋根を塗装することにより、防サビ効果や防水効果が期待できます。特に、トタン屋根は安価である分、劣化の早い材質となっていますので、3~5年で塗装を行わなければ、塗膜による効果はなくなってしまいます。トタン屋根を塗装する場合は、「ケレン」「下地処理」「下塗り」「中・上塗り」というプロセスで行います。

トタン屋根のケレン作業

 ケレンのプロセスでは、塗装工事を行う準備として、現在のトタン屋根に発生しているサビや塗膜を取り除きます。しっかりとケレンを行っておかなければ、サビや劣化した塗膜の上から塗料を塗ることになってしまい、屋根材にしっかり塗料を塗ることができなくなってしまいます。そうなると、塗膜の耐久性が大幅に減少しますので、ケレンは非常に重要な作業となっています。

トタン屋根の下地処理、ペーパー掛けをしています。ペーパー掛けにも、そのままペーパーがけをする空ペーパーと、水を使った水ペーパー2種類の作業方法があります。ヨコイ塗装では、基本的にトタンの下地処理の際には、水ペーパーをお勧めしています。理由は、水ペーパーのほうが汚れが落ちやすいのと同時に、軍手にも水が含まれて、若干ですが雑巾がけの意味合いも含まれるからです。空ペーパーよりは、汚れが落ちる可能性が高いからです。

今回も、水ペーパーがけをしました。だいぶ汚れが落ち、綺麗になってきました。あとは、ボルトがしめてある鉄部は、結構錆びているところが多いです。

こういったところはワイヤーブラシで、しっかりと錆落としをしてから塗装をします。塗装で大切なことはしっかりと下地処理をすること。これに尽きると思います。

ケレン作業の他の下地処理

 下地処理では、はじめに高圧洗浄によってホコリやカビ、コケといった汚れを除去します。ケレンで除去したサビや塗膜の「ゴミ」についても、高圧洗浄で洗い流します。高圧洗浄についても、ケレンと同様に、ホコリやカビ、コケといった汚れの上から塗料を塗ることによる塗膜の耐久性低下を防止する重要な作業となっています。

次に、ひび割れの補修や釘の打ち直しを行います。塗料を塗る前に、しっかりメンテナンスできる範囲については、メンテナンスをしておくことで、トタン屋根の耐久性を高めることができます。

トタン屋根塗装時の水洗い洗浄

波トタン屋根の掃除をしています。苔や埃がついていますので、まずはしっかりと汚れを取ることが大切です。波トタンですので、細かい部分にしっかりと掃除できるように、今回はアルミたわしを使っています。左手の方が汚れるを取った掃除済みの方です。かなりきれいに見えると思います。右手側はまだ掃除していません。苔も乗っていて、汚れが激しいですので違いがわかると思います。どういった下準備をしてくれるか、これが良い塗装工事の大切な肝になる部分です。

下塗り

 下塗りは、中塗りや上塗りで使用する塗料とはことなり、錆止め塗料を塗ります。下塗りで使用する塗料には、中塗り・上塗りで塗ることになる塗料をしっかり屋根材に付着させる効果があります。また、トタン屋根の場合には、どうしても材質的にサビが発生しやすいため、屋根材に最も近い下塗りの塗料には、サビ止め入りの塗料を選択し、防サビ効果を高めます。

中塗り・上塗り

 下塗りがしっかり乾燥したら、次は中塗り・上塗りの順に塗料を塗っていきます。中塗り・上塗りでは、好きな色の塗料を選択することで、外観を整えるという効果の他に、日光や湿気から屋根を守るために防水効果のある塗料や紫外線対策がなされた塗料を選択することになります。これによって、トタン屋根全体の耐久性を向上させることが可能となります。

トタン屋根の重ね葺き・葺き替え

 現在、トタン屋根を使用している家は年々少なくなっています。トタン屋根は、安価である代わりに非常に耐久性が低く、通常の屋根材であれば10年に1回程度の頻度で行えばいいと言われている塗装工事を、3年~5年という非常に短い期間で行わなければなりません。

 そのため、現在使用しているトタン屋根が劣化した際に、塗装ではなく違う屋根材で重ね葺きや葺き替えを行うケースが増加しています。特に、トタン同様に金属屋根を好まれる方は、ガルバリウム鋼板の屋根を選択される方が多くいらっしゃいます。ガルバリウム鋼板は、最初の費用はトタンよりも高額になりますが、メンテンナンスが必要となる期間が、トタンの2倍~3倍程度長くなりますので、長期的に見た場合はガルバリウム鋼板のほうが安価となります。

トタン屋根塗装工事の下地処理に助かるツール

倉庫の屋根も、熱と経過とともに次第に塗膜が色あせてきます。長年放置しておくと、さびてきてトタンが劣化して雨漏りの原因になります。したがって定期的に乗り換えを行います。屋根の塗装だけでは無いですが、塗装で大切な事の1つとして、汚れをしっかり落とすと言うことがあります。細かいところですと手が入りにくく間、どうしても作業がしにくいところです。業者さんによっては適当に作業しがちな部分でもあります。ヨコイ塗装では、こういった細かい部分をしっかり汚れを落とすために、台所用の研磨布を使用しています。ペーパーでは落としにくい万曲した部分、細かい部分にも比較的手が届きやすく重宝しています。

汚れたまま塗装しますと、トタン本体にしっかりと密着しませんので、場合によってはゴミとともに簡単に剥がれてしまいます。塗装を塗るのは比較的簡単です。

「塗装は下地処理が命!」

これがペンキ屋さんとしての1番大切な部分になってくるかと思います。色の塗装にとりかかるのが早いかどうかで、業者さんの質も判断出来ます。ひどい業者さんだと、下塗りもしないで、いきなり色を塗ってしまいます。塗ったらわからないのが塗装です。

トタン屋根塗装時の下地処理:小口編

虫歯の上に銀歯は被せないですよね?

小口はトイで隠れて、下から見えない部分です。したがって悪質な業者さんですと、手を抜きやすい部分でもあります。実際塗装の塗替えでお伺いした現場で、結構悪くなっていることが見られる部分です。しっかりとした下地処理をしないで塗装することは、虫歯の上に銀馬をかぶせるようなものです。しっかりとした下地処理をして、動画で見せてもらいましょう。細かい部分なので掃除がしにくいです。でもこういったところを、手を抜かずしっかりと掃除をすることが大切です。そして、職人さんの姿勢が感じ取れる部分でもあります。

トタン屋根塗装時によく使う錆止め塗料(ニッペ ファインプライマー2)


特長(日本ペイントより引用)トタン屋根塗装時にオススメ塗料(コストパフォーマンス◎)

トイの塗装工事について|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

トイとは

 トイとは、屋根に流れる雨水を集めて、地上に降ろしたり、下水に導くための設備です。トイが無ければ、雨水が屋根から外壁に伝わり、外壁内部に侵入することとなります。外壁内部が浸水してしまうと、そのまま内部の腐食につながり、家の老朽化が早まってしまいます。そのため、トイはきっちりとメンテナンスを行う必要があります。

普及しているトイの素材と特徴

トイの素材は、塩化ビニール樹脂やガルバリウム鋼板、アルミニウム、ステンレス、銅、竹など様々な材質のものが使用されています。最も普及しているのは塩化ビニール樹脂で、安価で手に入れることが容易であるというメリットがありますが、経年劣化により割れやすいという特徴があります。

これに対して、強度を高めた合成樹脂もありますが、こちらは価格がやや高くなってしまいます。また、ガルバリウム鋼板でできたトイは、錆びに強いというメリットがあります。屋根や外壁の素材として普及していますので、屋根や外壁をガルバリウム鋼板にしている場合に、合わせてトイもガルバリウム鋼板にするという選択をする方が多いようです。

金属製のトイとしては最も普及していますが、塩化ビニール樹脂に比べると高額であるというデメリットもあります。

トイの劣化

トイは、屋根と同様に紫外線や風、雨に当たり続ける部分になりますので、塩化ビニール樹脂やガルバリウム鋼板といった強度の高い素材で作られています。しかし、そのような環境であるため、強度の高い素材であっても寿命は20年~25年と言われています。トイの劣化現象には、変形、穴、割れ、外れ、漏れなどがあります。これらの症状が出た場合は、トイの修理や交換を行わなければなりません。トイを少しでも長持ちさせるためにも、劣化を早める要因を取り除くことが重要です。

①ごみの詰まり

 トイは、雨水と同時に落ち葉やゴミも集めてしまいます。もっともよくゴミが集まっている部分は、雨水が集まって下に落とす部分である集水器と呼ばれる部分です。この部分を定期的に掃除することにより、トイの劣化を防止することができます。逆に掃除をしていないと、雨水で濡れた落ち葉等が固まり、大きなゴミとしてトイに詰まってしまい、雨水が十分に流せないことから、トイの変形や穴あきにつながってしまいます。

②トイの傾斜不良

 本来、トイは集水器側が低くなるよう傾斜が付けられています。この傾斜によって、たまった雨水が集水器に集められるのですが、この傾斜が無く、水平であったり、逆に傾斜がかかっている場合、雨水が集水器に集められず、トイの中にたまったままになってしまいます。これによっても、トイの劣化が早まってしまいます。

トイの傾斜は、支持金具によってつけられていますが、何らかの原因で支持金具が歪んでいると、うまく傾斜が付かないという結果につながります。支持金具自体は金属ですので力を入れれば曲げることはできますが、傾斜の角度や力加減等、注意しなければならない点もあるため、専門業者に依頼するほうが無難です。

雨樋の故障の種類と修理方法

 雨樋の故障と言っても、様々な症状があります。そこで、それぞれ雨樋の症状ごとに、修理方法をご紹介します。

唐草 錆止め後

①雨樋の破損

 雨樋そのものにヒビが入っている場合や、穴が空いてしまっている場合、そのヒビや穴が小さければ、雨樋補修用のテープで応急処置を行うことができます。このテープは、主にアルミ製のものが多く、耐久性には優れているものの、雨樋そのものが経年劣化により破損しやすくなっている可能性がありますので、物があたったなどの外的要因がない状態でヒビや穴が空いている場合は、雨樋の交換を行うほうが安全です。

 また、ヒビや穴が大きい場合は、雨樋の部分交換という方法で、破損部分のみを交換することで、修理を行うこともできます。この場合も、破損の原因が、外的な要因でなければ、他の部分もしっかりと確認した上で、必要に応じて交換することをお勧めします。

②雨樋の傾き

雨樋に雪が積もった場合や、重要のあるものが乗ってしまったことによって雨樋が外側に傾いてしまった場合、その部分については新しい雨樋に交換する必要があります。傾いた雨樋を元の向きに戻すことは簡単にできますが、強度が非常に弱くなっており、すぐに再発するため、手やペンチなどで元に戻すことはおすすめできません。

③継手の破損

 雨樋は、1本の素材ですべてまかなっているわけではなく、どこかに雨樋と雨樋をつなぐ継手と言われる部分があります。その継手が破損し、隙間ができている場合や継手から雨樋が外れてしまっている場合、そこから水が下に落ちることとなりますので、早めの修理が必要です。

 継手の修理は、雨樋用の接着剤を使用して再接続するだけで修復する場合が多いのですが、修理後にもすぐに再発するようであれば、雨樋の経年劣化が考えられますので交換を考えなければなりません。

④金具の破損

 雨樋は、金具によって支えられていますが、その金具が破損してしまった場合、雨樋の角度が変わってしまい、水が流れないという症状が発生します。この場合、新しい金具に取り替える必要があります。

雨樋の塗装工事

 雨樋は、水を流すために作られた設備であるため、耐水性に関しては建物の他の部分よりも強度が高いと言えます。そのため、塗装を行わなくても劣化速度に影響はないという方もいらっしゃいますが、雨樋に塗装を施すことで、雨樋の劣化を緩やかにする効果があるとともに、建物の美観も良くなりますので、雨樋についても塗装は必要と言えます。

素材ごとに劣化症状

コーキング 打ち替え トイ裏

①塩化ビニール製

 最もよく使用されている雨樋の素材です。劣化した際には、ひび割れや変形といった症状が発生します。これらの症状は、塗装を行うことで雨樋の厚みや強度が増すため、劣化を遅らせることができます。

②アルミ製

 アルミ製の雨樋は、金属の中でも錆びにくい特徴がありますが、長期間放置していると「白サビ」という症状が発生します。塗装を行うことで、金属に水分が付着することを防止できますので、白サビの発生を抑制することができます。

③ガルバリウム鋼製

 アルミほどではないにせよ、金属の中では錆びにくく、強度の高い素材です。しかし、他の金属部分からのもらいサビによって、サビが広がる可能性があります。塗装を行うことで、他の金属から隔離し、サビをもらいにくくする効果が期待できます。

 このように、雨樋は塗装を行うことで、それぞれの劣化の症状を発生させにくくする効果があり、結果として雨樋の耐久性を向上させることに繋がります。

https://youtu.be/d3hAiA98Rn0
雨樋のケレン作業
https://youtu.be/-Rz_STOSvi8
雨樋の伸び縮みには弾性硬化剤を!
https://yokoi-tosou.net/estimate/question/kikubekisitumon/

トイのメンテナンス

①トイの塗装

 トイも塗装を行うことができますが、塗装によって現在生じているトイの問題点が解消されることはありません。トイを塗装することによって得られるメリットは、美観のみと考えておくべきです。トイの素材そのものは非常に強固な素材が使われており、劣化による症状としては、変形や穴あきなど、トイそのものの破損となります。そのため、定期的に塗装工事を行っていたとしても、耐久年数には大きな差は生じません。

 しかし、年数が経つにつれ、見た目が悪くなりますので、定期的に塗装を行うことによって美観を保つことは必要となります。

トイ金具の塗装

トイ金具は結構錆びている時があります。そんな時はワイヤーブラシを使って細かくサビを落としていきます。その後にサビ止めを塗って上塗りの準備をします。

ここで注意したい点としましては、トイ金具が最近ステンレス製のものが多くなってきています。したがって通常の錆止めを塗ると、密着しない場合もあります。ヨコイ塗装ではトイ金具にも、十分に密着する日本ペイントの「ハイポンファインプライマー」を使用しています。

 

雨樋とトイ金具では材質が異なってきています。したがって下地処理方法も変わってきます。トイ金具だけ先に錆びてしまうって言うことを結構見かけますので、トイ金具もしっかりと錆止めを塗ってもらいましょう。

業者さんによっては、トイ金具に錆止めをしないで、見た目は分からいからといって、そのまま知らん顔でまとめて塗ると言うような、横着な作業をする方もいらっしゃいます。しっかりと確認されると良いかもしれません。

雨樋を塗る前の下地処理

ケレン作業

塗装は基本的に表面をきれいにしてから、塗装するのが基本です。雨樋も同様に、下地処理としてケレン作業などをしてから塗装します。ケレンのやり方としましてはペーパー掛けをかけたり、台所で使うような研磨布を使って下地をならしていきます。特に研磨布は雨樋の細かい部分にもしっかりと隅々まできれいにできるので、とても重宝しております。

雨樋本体の塗装

いろんな材質のものがありますが、一般的には塩化ビニールのものが多いです。塩化ビニールの雨樋を塗る時にも、充分に汚れを落とす必要があります。通常はペーパーがけで汚れを落とし、目荒しをします。ただ実際作業すると、ペーパーだと細かいところに入らない場合があります。

そういった場合、台所で使う研磨布を使用しています。こちらを使用すると細かいところの汚れも取りやすいので、重宝しています。塗装ではとにかく、しっかりとした下地処理が大切です。すぐ色をつけたがる職人さんや業者さんさんには気をつけてくださいね。

また雨どいは夏冬によっての温暖差によって動きが大きいです。なるべく取るように対して弾性系の硬化剤を入れないと 塗膜のひび割れにつながります。見積もり時はその点も確認しておきましょう。

トイは材質上、気温差で伸び縮みしやすいです。その結果、トイに施工してある塗膜自体も伸び縮みし、ひび割れや剥がれの原因になりやすいです。塗料メーカーもそういった場合のために、塗膜に弾性力をつける硬化剤を出しています。通常の塗装とそこまでは大差が出ないですが、微差を積み重ねることで、適切な品質の塗装が保たれていきます。

トイの交換

 トイは、劣化によって破損等がある場合は、修理するか交換するしかありません。その状態で塗装を行ったとしても全く効果はありません。そのため、トイは、塗装よりも交換するほうが安いという業者も多数います。しかし、劣化による症状が出ていない状態で、美観を保つために行う塗装と交換を比較した場合、素材によっては交換よりも塗装のほうが安いというケースもあります。

特に、塗装の範囲が限定的である場合は、トイを交換(交換の場合はすべて交換)するよりも塗装のほうが安いという場合も出てきます。

部分交換

 トイが経年劣化の症状で交換しなければならない場合は、部分交換は使うことはできません。原則、すべて交換となります。しかし、経年劣化ではなく、例えば台風や自然災害で一部分だけ破損したといったケースの場合は、トイそのものの劣化はありませんので、部分的に補修や交換を行うことが可能です。

 この場合、自分でされる方もいらっしゃいますが、きっちり業者に依頼してつなぎ目等をうまく処理しなければ、結果としてトイ全体の劣化を早めることになりますので注意が必要です。

雨樋工事で確認しておくと

塗装工事は足場が必須条件として設置されます。雨樋の修理や点検等は、足場がないとやりにくいものです。足場が設置してある塗装工事のついでに取りの状態も見てもらうと良いです。確認しておく件は、

  • 雨漏りがしてないかどうか、
  • 雨水がしっかり流れているかどうか、
  • 雨水をトイがさばき切れているかどうか、
  • 雨樋が詰まっていないかどうか

こんな事を確認しておくと良いと思います。