台所の換気扇周りは、こまめにお掃除しているでしょうか。どうしても、台所の換気扇は油が付着する部分ですので、なかなかその汚れをきれいに落とすことはできないかと思います。しかし、その換気扇に付着した油汚れが、実は外壁を汚損させている原因なのかもしれません。

今回は、台所の換気扇周りの油汚れと外壁塗装の関係についてご紹介します。

1.外壁が汚れる原因

 外壁は当然ながら屋外に面していますので、様々な原因で汚れが発生します。例えば、車の排気ガスやカビ、コケといった植物、ほこりなどの汚れといったように、その原因は様々です。そのなかで、台所の換気扇吹き出し口からでた油も、外壁を汚す要因の1つと言われています。

台所の換気扇は、料理で使用する油が付着していることが多いのですが、この油を放置していると、換気扇に付着している油が古くなり、換気扇の吹き出し口から外壁に垂れてしまいます。このまま放置しておくと、油がどんどん酸化し、黒い汚れになってしまうのです。

油は、非常に掃除が大変ですので、垂れていることを発見したら、すぐに掃除したほうが、後々、掃除するよりも楽に汚れを落とすことができます。

油汚れ

2.油汚れと外壁塗装

 外壁塗装を行う際には、外壁の汚れはすべて落としてしまう必要があります。この汚れは、台所の換気扇の吹き出し口から垂れる油汚れも同様で、しっかり落としてしまわないとその上から塗る塗料がしっかり密着しなくなってしまいます。

 しかし、油汚れは通常の掃除ではなかなか落とすことができません。外壁塗装を行う前には、高圧洗浄等によって汚れを落としていきますが、油汚れに関しては高圧洗浄だけではきれいに落とすことができませんので、強いラッカーシンナー等を使用して油分を分解してきれいに掃除を行います。

 この下地処理で油汚れをしっかりと取り除いたのちに外壁の塗装を行っていくのですが、塗装は数時間で終わるものではありません。外壁を塗装する場合は、下塗り・中塗り・上塗りという、最低でも3回の塗装を実施しなければなりません。もちろん、それぞれの塗装を行ったのちにはしっかりと塗料を乾かす必要がありますので、塗装だけで最短でも3日はかかってしまう計算になります。この期間中に、換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れだしてしまうと、せっかく塗装した部分が汚れてしまいますし、塗料が乾燥する前であればその分塗料の品質も低下してしまいます。

油

3.台所の換気扇の掃除

 換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れてくる場合、ほとんどの場合は台所の換気扇が汚れています。

この汚れを取り除かなければ、外壁をきれいに塗装したとしても、すぐに油汚れが垂れてきてしまい、汚れのついた外壁となってしまいます。そのため、外壁塗装を行う際には、台所の換気扇周りをしっかり掃除しておくと良いです。

 しかし、換気扇そのものの掃除はご自身で行うことができますが、換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れてくるということは、換気扇そのものの汚れの他に、換気扇ダクトが汚れている場合がほとんどです。油汚れが垂れるということは、換気扇ダクトがほこり等によって目詰まりを起こしている状態が考えられますので、ダクトもしっかり掃除しなければなりません。ダクトの掃除となると、なかなかご自身で行うのは難しいかと思いますので、ダクトの清掃は業者に頼むのが確実です。

油汚れ

4.換気扇から油汚れを垂らさないために

 換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れてしまうと、外壁の日映えが非常に悪くなってしまいます。そこで、換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れてこないようにする対策をご紹介します。

①フィルター

 換気扇のフィルターは100均等でも入手することが可能ですが、フィルターがあるのとないのとでは、大きく異なります。油そのものをフィルターで吸収することができますので、油がダクトに入ってしまうのを予防することができます。

 市販のフィルターは、換気扇の大きさによって様々な種類のものが販売されています。ご自身の自宅の換気扇をしっかりと覚えたうえで、その形状にあったフィルターを購入することで、フィルターの高い効果を期待できます。

②換気扇周りの清掃

 油汚れは、油を使った料理をしたその日のうちに換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れるということはありません。換気扇で吸い上げた油がダクトをとおって吹き出し口まで移動するのに、ある程度の時間を要します。つまり、その間に掃除してしまえば、油汚れは垂れないということになりますので、

換気扇周りの清掃は月1回程度、定期的に清掃することをお勧めします。