外壁塗装

RC板の塗装に関して|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

住宅の広告などでRC構造などと表記されていることも多いので、ご存知の方も多いかと思いますが、RC板のRCは「reinforced concrete」の略で、日本語に訳すると鉄筋コンクリートとなります。鉄筋コンクリートとは、コンクリートの中に鉄筋を入れることで強度を高めた物のことを言い、コンクリートだけの外壁よりも高い強度と耐久性を有しています。

 今回は、そんなRC板の塗装に関して、ご説明いたします。

Rc板

RC板の特徴

 コンクリートそのものは、圧縮には非常に強く、引張には弱いという特徴があります。また、壊ると一気に強度を失うという特徴がありますので、そのまま外壁に使用するには、どうしても強度不足が否めません。

逆に、鉄筋は、引張には強く、圧縮には弱いという特徴があります。また、靭性(簡単に破断しない強さ)を持っているため、コンクリートとは真逆の性質であるといえますが、鉄筋だけでも外壁を構築することができません。

そこで、その2つを組み合わせることで、お互いの弱点を克服するという考えのもとに生まれたのが鉄筋コンクリート(RC)となります。こういった特徴から、鉄筋コンクリート(RC)は、非常に強度が高い外壁材となっていますが、コンクリートの性質の1つでもある水への弱さについては、そのまま弱点となっています。

RC板の塗料

 鉄筋コンクリート(RC)は、水分には強くないという特徴があります。そのため、定期的に外壁塗装を行わなければ、塗装による塗膜が薄れ、劣化した部分から外壁材の内部に水分が侵入してしまいます。鉄筋コンクリート(RC)の内部に水分が侵入してしまうと、コンクリート部分の腐食が早まるほか、鉄筋部分のサビにもつながってしまいます。そのため、外壁材の耐久性能を高めるためには、定期的な外壁塗装が必要不可欠となります。

鉄筋コンクリート(RC)に使用する塗料は、概ね以下の3種類となります。

撥水剤

 塗料というよりは、車のフロントグラスに使用する水を弾く「撥水」に近い撥水剤です。これは、主に雨水などを弾くことで、外壁内部への水分の侵入を防止するという目的で使用されます。塗料に比べ、非常に安価(相場で、1㎡あたり1,500円)で工事を行うことができますが、耐用年数が低いため、頻繁に塗り替えを行う必要があります。

弾性塗料

 弾性のある塗料で、ひび割れが表面化することを抑える効果があります。そのため、ひび割れが発生している外壁を補修した後に使用されることが多い塗料となります。ひび割れを保護したうえで雨水等の侵入を防止することができますので、劣化している鉄筋コンクリート(RC)外壁であっても、高い耐久性能を発揮することができますが、塗料自体に色がついており、それで塗りつぶすこととなりますので、コンクリートの色合いなどは、完全に消えてしまいます。コストは、やや高く(相場で1㎡あたり2,700円)なっています。

パーフェクトフィラー

カラークリア塗料

 撥水剤が水分から外壁を保護するためだけであるのに対し、カラークリア塗料は、外壁材である鉄筋コンクリート(RC)の上に、シリコン塗料などのクリア塗料を塗ることによって保護する塗膜を作成する塗装方法となります。最もコストが高い(相場で1㎡あたり3,500円)塗料となっています。

3.RC板の塗装

 RC板を塗装する場合、下地処理として劣化した外壁の補修が必須となります。特に、コンクリートのひび割れや剥離は、他の外壁材よりも頻繁に発生することになりますので、しっかりと補修する必要があります。

Rc板

 ひび割れや剥離の補修は、そのサイズや深さによって補修方法が異なります。たまに、コストを減するためにホームセンターなどでシーリングを購入し、ご自身で補修される方がいらっしゃいますが、補修方法が誤っていた場合、劣化を早めてしまうことになりかねませんので、外壁の補修に関しては、専門の業者に依頼する方が安全でしょう。

補修と併せて実施するのが、外壁の洗浄です。コンクリートにはカビや藻が付着しやすいため、外壁の洗浄でしっかりと落としてしまう必要があります。ここまで、下地処理を行ったうえで、初めて塗装の作業に入っていきます。

 鉄筋コンクリート(RC)の塗装も、他の外壁材と同様に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装を基本とします。下塗りでは、中塗り・上塗りの塗料を

しっかりと接着させる適した下塗り塗料を

使用して塗装します。

基本的に、コンクリートの風合いを残すため、クリアタイプの下塗り塗料を使用するケースもあります。

中塗り・上塗りでは、先ほど紹介したタイプの塗料で塗装することとなります。どの塗料を使用するかについては、コスト面よりもコンクリートの劣化状況によって異なりますので、この選択も業者とともに外壁の状況を確認しながら決定するのがいいでしょう。

PC板の塗装に関して|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

 PC板とは、「プレキャストコンクリート板」の略称で、

工場であらかじめ製造されたコンクリートを現場で組み立て、

設置するという工法で作られる外壁材となります。

 

他のコンクリートによる外壁材、一般的に現場で型枠を設置して、

コンクリートを打設する工法で作成されていますので、

天候や制作する職人さんによって品質が左右されることもありますがますが、

PC板は工場で作られているため、一定の品質が保証されたコンクリート製の外壁材となります。

 

 今回は、そんなPC板の塗装に関してご説明いたします。

 

1.鉄筋コンクリート(RC)とプレキャストコンクリート(PC)の相違点

 鉄筋コンクリート(RC)もプレキャストコンクリート(PC)も、

鉄筋を中に入れてコンクリートで形成する外壁材となりますが、

鉄筋コンクリート(RC)は一般的に現場で作成するのに対して、

プレキャストコンクリート(PC)は工場で作成されるという違いがあります。

 

 そのため、鉄筋コンクリート(RC)は現場の環境や制作する人によって

品質にムラが生じるデメリットはありますが、

実際に使用する外壁の形状に合わせて作成することができますので

非常に強度が高いという特徴があります。

 一方、プレキャストコンクリート(PC)は、工場で作成するため、

環境や職人さんによる品質のムラはありませんが、

既成のサイズで作成されたPC板をコーキングでつなぎ合わせることになりますので、

強度的には鉄筋コンクリート(RC)と同様ですが、

コーキングの劣化による漏水等のリスクが高くなります。

 

2.PC板の塗装

 PC板の外壁材を塗装する際には、他の外壁塗装と同様に

下地処理・下塗り・中塗り・上塗りという手順で塗装を行うことになります。

この中で、他の外壁材よりも注意しなければならない点は、

下地処理となります。

 

①PC板の下地処理

 PC板の外壁に劣化が見られる現象としては、

他の外壁材と同様、古い塗料がチョーキングしている、

塗装が剥離している、コーキングが劣化し、ヒビや痩せが見られるという症状の他にも、

コンクリートそのものがひび割れしているケースや

コンクリート内部の鉄筋にサビや腐食が発生しているケースなど、

PC板特有の症状もあります。

下地処理では、これらの症状を補修する必要があります。

 

 塗装のチョーキングや剥離については、

新しい塗料を塗ることになりますので、

まずはしっかりと古い塗装を剥がす作業が必要になります。

また、古いコーキングについても基本的には打ち替えという工法で

新しくコーキングを打ち直す必要があります。

これは他の外壁材と同様の作業となります。

 

 PC板特有の症状として、コンクリートそのもののひび割れが生じている場合、

このまま放置するとヒビの中に水が浸入するケースやヒビが拡大することで

上から塗った塗装が剥がれるケースが考えられますので

補修を行わなければなりません。

 

一般的に、3mm以内の小さなヒビであれば、シーリング材やフィラーをヒビに注入し、

補修を行いますが、3mm以上の大きなヒビの場合、

Uカットシール材充填工法と言われる工法でシーリングを注入し、

補修することになります。

 

 コンクリート内部の鉄骨にサビや腐食が生じている場合、

そのサビや腐食をしっかりと除去する必要があります。

まずはケレン作業を行い、錆を除去したうえで防錆処理を施し、

再発しないように鉄骨そのものをメンテナンスした後に

ポリマーセメントで埋め戻しを行うという補修が必要となります。

 

②シーリングのメンテナンス

 PC板を外壁材として使用する場合、コンクリート部分のひび割れや鉄骨のサビ・腐食よりも、

シーリングが劣化したまま放置されているケースがよく見受けられます。

PC板も鉄筋コンクリートと同様の強度を持っているといわれていますが、

それは外壁材としての強度で、PC板をつなぎ合わせるシーリング部分は、

PC板で最も弱い部分といえます。

MP−2

シーリングにひび割れや痩せがあると、その部分から雨水などがPC板内部に侵入しますので、

PC板そのものの腐食(鉄骨の腐食)などの原因にもなり得ますので、

シーリングのメンテナンスは必須の作業となります。

 PC板のシーリングをメンテナンスする場合、

基本的には打ち替えと言われる古いシーリングを除去し、

新しいシーリングを注入する工法が選択されますが、

その際には、必ずプライマーを入れてシーリングを注入します。

こうすることで、シーリングがしっかり密着し、高い防水性能を発揮することができます。

 

③PC板の塗装

 PC板の塗装は、他の外壁材と同様に、

下塗り・中塗り・上塗りという3回実施します。

現在は、下塗りに微弾性フィラーを使用し、

中塗り・上塗りには水性のアクリルシリコン樹脂の塗料を使用するのが一般的になっていますが、

もちろんフッ素塗料など、耐久性能の高い塗料を選択することも可能です。

 下塗り・中塗り・上塗りを行った後には、

しっかりと塗料を乾燥させる必要があるのも、他の外壁材と同様となります。

 ヨコイ塗装では、PC板の塗装についても、

自信をもって施工させていただいております。

扶桑市周辺で外壁塗装をお考えの方は、ヨコイ塗装にご相談ください。

相談

外壁塗装工事の助成金を受けルポイントは? |扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

https://youtu.be/cGfjA08ytE4

2月になると塗装工事の補助金が締め切りの時期になってきました。今日は外壁塗装工事における助成金(補助金)を受け取る方法についてお話しします。

扶桑町の場合、1,000,000円以上の工事で200,000円の補助金が支給されます。外壁塗装の補助金は絶対に使用したほうがいいです。扶桑町近郊で塗装工事をしているとあまり知っていない方がいらっしゃいます。金額的にも200,000円と言うかなりの大きい金額がもらえる可能性があります。せっかく扶桑町に住んでいるのでしたら使用しないでは無いですよね。また申請が通らない事はほとんどないです。ポイントは3つです。

  1. メーカーによっては色の種類が少ないこと。
  2. 役場の締め切りが近い工事になると、納期に回せないといけないため、工事が雑になる可能性があること。
  3. 2回目の申請はできない事です。なるべく大きい金額で申請をすること。

外壁塗装の補助金は絶対に使用したほうがいいです。扶桑町の場合、1,000,000円以上の工事で200,000円の補助金が支給されます。

http://www.j-reform.com/reform-support/joho/list

申請と補助金の受け取り方

補助金の受け取り方ですが、多くの場合は工事終了前に申請を行い、工事終了後に補助金を受け取るというケースが多いようです。この申請も、自分でしなければならない場合や、業者が手続きを行う場合など、自治体によって様々となっています。扶桑町の住宅助成金の申請は、お仕事等でお忙しい方が多いので、ヨコイ塗装で代行させて頂いております。

扶桑町での補助金申請

 扶桑町では「扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業」として、扶桑町内に本社を有する施工業者を利用して行う工事に対して最大20万円の補助金を支給する制度が平成29年4月3日(月)より開始されました。

①「扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業」で補助金を受けるには

「扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業」による補助金を受けるには、工事前に申請を行う必要があります。また、平成25年、26年、27年、28年度に補助金を受けている方(および同一の住宅)、町税等の滞納がある方については補助の対象となりません。

②補助金の対象となる工事

対象の工事は、既存の住宅(自己所有に限る)の修繕や補修など、10万円以上の住宅改善工事で、その工事を扶桑町内に本社を有する施行業者に依頼したものに限られます。また、令和2年2月28日(水)までに工事を完了しておかなければ補助金の対象とはなりません。

③補助金の支給額

 「扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業」の補助金は、通常の塗装工事であれば、「住宅改善工事」として、工事にかかる経費の10%(上限10万円)が補助金として支給されます。また、同時に遮熱塗装工事や断熱性能を高める工事を行った場合、「環境にやさしい住宅改善工事」として、「住宅改善工事」と合わせて、工事にかかる経費の20%(上限20万円)が補助金として支給されます。

④補助金をうけるまでの流れ

「扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業」を利用して補助金を受ける場合、最初に事業内容の相談を行うところから開始します。次に補助金交付申請書を提出し、約1週間程度で送付される「交付決定通知」を待ちます。この「交付決定通知」を受け取る前に着手された工事は補助金の対象となりませんので、この交付決定通知が送付されるまで工事の着手を行わないよう注意が必要です。

 その後、工事を実施し、工事の完了次第「実績報告」を提出します。この実績報告は工事終了後30日以内(もしくは平成30年2月末日までの早い日)に提出する必要があります。実績報告の提出から1ヶ月程度で補助金が支払われます。

3.まとめ

 定期的に行わなければならないメンテナンスではありますが、その費用面から塗装工事を行っていない方もいらっしゃるかと思います。このような自治体からの補助金は、その工事を少しでも安く実施できるチャンスとなります。補助金を受けるための手続きは多少めんどうではありますが、それによって受け取れる補助金の額を考えれば、十分にお得な制度であるといえます。

 今回、愛知県扶桑町で「扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業」として塗装工事も対象となる補助金制度が4月3日から開始されました。塗装工事だけでも工事費用の10%、上限10万円という比較的大きな金額が補助金として支給されますので、ぜひ、この機会に有効活用されてはいかがでしょうか。

塗装工事の品質につながる気温と雨

塗装工事を行う際には、気温に注意しなければなりません。塗装は塗料という液体を何重にも塗って仕上げるというプロセスで行いますが、その際に、必ず塗料を乾かすという工程が必要となります。

この塗料を乾かすという作業については、気温が大きく関わってきます。また、塗装工事においては、気温だけでなく湿度も大きく関わってきます。液体である塗料を使用しているため、湿度が高すぎる場合は、塗料に余分な水分が混ざってしまい、本来の効果が得られないという可能性もあります。(水性塗料)湿度と気温は非常に密接に関わっていますので、

今回は、そんな塗装工事と気温の関係について、ご説明いたします。

気温が低い場合の塗装工事について

塗装工事において、気温が高ければ高いほど、塗料の乾燥に時間がかからず、低ければ低いほど、

塗料の乾燥に時間がかかります。

これは、洗濯物を乾かす時間と同じと考えればわかりやすいかもしれません。夏の晴れた日であれば、洗濯物はすぐに乾きますが、冬の寒い日だと、なかなか洗濯物は乾きません。もちろん、乾燥させる以上、ある程度の風も必要となりますが、気温が高くて、かつ、適度な風が吹いている状況が、最も塗料が乾燥しやすい環境といえます。

では、どの程度の気温があれば、問題なく塗料を乾かすことができるのでしょうか。塗装を乾かすためには、一般的に気温が5℃を超えている必要があると言われています。気温が5℃以下の場合は、塗料の乾燥が非常に悪いばかりか、塗料の粘度が増してしまいます。そのため、希釈するためにシンナー等の希釈剤を添加しなければなりません。その結果として、塗膜が薄くなってしまうという事になってしまいます。

塗装工事では、新しい塗料を塗ることで塗膜を作成し、その塗膜によって防水性能や耐久性能を向上させることを目的としています。そのため、塗膜が薄くなってしまうということは、それらの目的を達することができないということにつながります。ですので、気温が5℃以下の場合は、塗装工事をするべきではありません。

特に、初冬から早春にかけては、日中は5℃を超えていたとしても、夕方から気温が一気に低下してしまうことがあります。そのため、その期間の塗装工事は、できたとしても10時から14時ごろまでで終了するのが無難であると言われています。 特に気温が上がりにくい北側の塗装に関しては注意が必要です。

気温が高い場合の塗装工事について

 次に、気温が高い場合の塗装工事についてです。夏場等、気温が30℃や40℃を超える場合、塗装工事を行っても問題はないのでしょうか。結論としては、気温だけみると問題はありません。

しかし、気温が上がると相対湿度もあがるという関係があります。そのため、冬場は乾燥し、夏場は湿気でジメッとした日が多くなります。

塗装工事は、一般的に相対湿度が85%を超えるときは行わないほうがいいと言われています。相対湿度が85%を超えている場合、空気中の水分が付着してしまうことによって、塗膜の付着力が低下し、防水性能や耐久性能が下がってしまいます。また、金属面など、結露しやすい部分では、「かぶり」という現象が発生し、色が白くボケやすくなってしまいます。夏場は気温が高く、日照時間も長いため塗料の乾燥については非常に恵まれた環境となっています。しかし、気温が高い分、湿度も高くなりがちという点や夕立等による突発的な雨が多く、せっかく塗装した部分が乾く前に雨で流されるというリスクを考えると、最も適した季節とは言えません。

「雨」と外壁塗装の関係について

 外壁塗装は、1日で終わる作業ではありません。そのため、塗装工事の期間中に雨が降ってしまうこともあります。では、雨が降った日には、塗装工事はどうなるのでしょうか。

雨が降ってしまった場合、基本的には塗装工事は中断となります。雨の中、塗装工事を行ってしまうと、塗った直後の塗料やこれから使用する塗料に雨水が入り込んでしまい、塗料の品質が下がってしまいます。また、完全に乾ききっていない塗料の上に雨が落ちることによって、その部分だけ弾いてしまい剥がれの原因となってしまいます。さらに湿気によって乾燥までに時間が長くかかりますので、どちらにしても、その間、待たなければならず、その時間を短縮しようと、完全に乾燥しないまま塗料を重ねて塗ってしまうと、しっかりと塗料が密着せずに1年程度でひび割れや剥がれ落ちる原因となります。

そのため、雨の日には塗装を行うことはできません。(サイディングは表面は撥水性がありますが、断面や裏側などは吸い込んでしまいます。)

 しかし、雨が降ってしまった場合でも、雨量によっては、足場の作成や養生といった塗料を使用しない工程で、職人さんの安全が確保できるものについて、実施することが可能です。しかし、最近よく降っているゲリラ豪雨のような大雨の場合は、塗装作業はもちろんのこと、養生や足場の作成も職人さんの安全が確保できないために延期することとなります。

そのため、現場に来る職人さんがどこから来るのか把握するのも大切です。

「職人さんは、どこからきますか?」

現場から近いと横着をしないで、雨が降ってきても柔軟に対応してくれます。しかしながら、現場が遠いとせっかくだからと無理をしがちです・・・

塗装している途中で雨が降ってしまったら

 最近の天気は非常に変わりやすく、青空が見えるくらいに晴れていたと思ったら、いつの間にか曇り空から大雨になることもあります。そのため、天気がいいからと塗装を行っていた時に急に雨が降ってしまうということもあります。そういったときには、途中まで実施していた塗装はどうなるのでしょうか。

ごく少量の小雨程度であれば、品質に影響の出ない作業に関しては継続しても問題はありません。ある程度の雨量がある場合は、残念ながら別の日に延期ということになります。

こんな業者には要注意

 普通は雨の日は作業を中断しますが、一部の業者では多少の雨でも作業を継続するところがあります。職人さんを雇っている以上、業者は職人さんに給料を支払わなければならないため、1日でも早く塗装工事を終わらせるために、雨の日でも作業を行うため、工期自体は確かに短いのですが、品質は全く期待することができません。

すでにご説明した通り、雨の日に塗装を行ってしまうと塗装事故の原因になってしまいます。建物を守るべき塗膜が弱くなるということになりますので、建物をメンテナンスするために塗装工事を行っているにも関わらず、きちんとしたメンテナンスになっていないということになります。

また、塗り終わった塗料の上から雨が当たることで、水玉模様のようなムラができてしまい、見た目も悪くなってしまいますし、その部分だけ塗膜が薄くなってしまうことにもなります。(屋根塗装時は特に注意が必要です。)

さらに、雨の日でも作業を継続するような業者ですと、塗料が完全に乾ききる前に中塗り・上塗りを行う傾向にありますので、本来7年~10年は持つといわれている塗料であっても、わずか数年で剥がれ落ちてしまうことになってしまいます。

ですので、いくら価格が安いからといって、雨の日にも作業を継続するような業者に依頼することは、長期的な目で見た場合、高い出費が伴うこととなります。

塗装工事を行うのに適した季節

 塗装工事を行う上で、最も適した季節は「春」と言われています。春先は、比較的気温が高く、梅雨前で雨の日も少ないため、湿度も上がりにくいという特徴があります。日照時間についても徐々に伸びてくる季節で、1年を通して、もっとも長時間、塗装工事ができる季節となっています。また、秋も春と同じように、塗装工事に適した季節と言われています。しかし、昨今の天気を見てみると、夏が過ぎたあとでも、大量の台風が発生するなど、春に比べると天気が安定していないという環境になりつつあります。雨や台風や自然現象ですので、どうすることもできませんが、比較的、それらの発生が低い季節に塗装工事を行うことをおすすめします。

まとめ

 塗装工事を行う際に注意しなければならない点は、気温は5℃以上、湿度は80%以下の環境で行わなければならないという点です。気温・湿度ともにこの基準を超えてしまった場合、塗装工事が行いにくいだけでなく、せっかく行った塗装工事によって得られるべき防水性能や耐久性能といった建物をまもるための効果が薄れてしまい、次回、塗装工事を行うまでの期間が短くなったり、建物にダメージを与えてしまうことになったりと、デメリットが多い工事となってしまいます。

そのため、気温5℃、湿度80%という基準をしっかり守り、きれいで機能性を備えた塗装工事が行うようにしてください。

外壁塗装工事業界の多いトラブル|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

外壁塗装工事でよく起こるトラブルとその解決策1

 外壁塗装は、7年から10年という比較的長いスパンで実施する家のメンテナンスとなっています。そのため、なじみの外壁塗装業者がいるという方は稀で、ほとんどの方が、初めて依頼する業者を利用することとなります。そのため、どうしても「思っていたのと違う!」といったトラブルが発生してしまうことがあります。

今回は、外壁塗装工事でよく起こるトラブルと、その解決策をご紹介します。

1.どっちも悪いケースあり?高圧洗浄で、水が室内に侵入したケース

 外壁塗装の下地処理で実施する外壁の高圧洗浄で、水が室内に侵入してしまったケースです。このケースでは、外壁の状況をしっかり確認せずに、下地がもろくなっている場所であっても、圧力の高いまま洗浄してしまうケースや、洗浄する方向をしっかり確認せずに高圧洗浄水をかけるケースがあります。これらを未然に防止するには、熟練の職人さんに依頼するか、しっかりと教育が行き届いている職人さんに依頼するしかありません。一つの判断基準は、サイトの施工例や職人さんの紹介ページで信頼できそうかどうかを確認するという方法があります。

また、うっかり窓を閉め忘れていたという家主さん側の責任であるケースもあります。外壁塗装工事を行う場合は、大抵の場合で施工工程表を渡されると思います。施工工程表では、いつ、どのような作業を行うのかが書かれていますので、高圧洗浄の日には、しっかりと戸締りを行う、換気扇を切るといった対策を行ってください。

では、万が一、高圧洗浄を行っている最中に、水が室内に侵入した場合はどのようにすればよいか、その対策ですが、水の侵入を見つけた場合は、すぐに業者に報告したうえで、どこから水が侵入したのかを調べてもらうよう依頼してください。併せて、侵入した部分は、雑巾等で早めに拭くようにしてください。

2.最も多い外壁塗装工事のトラブル!完成後の外壁の色が違うケース

 外壁塗装工事は、家のメンテナンスという側面もありますが、やはり自分の好きな色を付けられるというのも、一つのメリットです。ただのメンテナンスだけであれば、完成後のトラブルは、その品質だけでしょうが、外壁塗装では、自分の好きな色を選んだはずが、仕上がってみると全然違うというトラブルは頻繁に発生しています。

 どうしても、色のサンプルは、その大きさも外壁に比べると非常に小さく、素人の目では、正確な色を判断することは難しくなっています。その状態で、さらに屋内で確認した場合は、蛍光灯と太陽光による色の変化や、日なた、日かげといった場所による色の変化を確認しないまま、イメージだけで色を選択しているということになりますので、完成した色とイメージしていた色は大幅に食い違いが出てくることでしょう。

 なお、仕上がりの色がイメージと違うからと言って、外壁塗装をやり直してくれるような業者は無いと言って問題はないでしょう。つまり、一度完成してしまった場合は、その塗装に納得できても、できなくても、それで仕上がりとなってしまいます。

 そうならないためにも、最初の色選びの段階で、できるだけ大きなサイズの色見本を確認する、色見本を外に持ち出し、日なた、日かげでイメージ通りの色かどうかを確認する、塗装業者と相談し、可能であれば、外壁に試し塗りを行って実際の色を確認するというように、色の確認について時間をかけて、納得いくまで確認することをおすすめします。

3.外壁塗装工事に悪徳業者が多い理由…完成直後はきれいだが、すぐに劣化したケース

 残念なことに、外壁塗装工事業者の中には、一般的に悪徳業者と呼ばれる業者が存在します。悪徳業者が外壁塗装を選ぶ理由は、外壁塗装を行うと、完成直後は非常にきれいで、家主様が手抜きや施工ミスに気付きにくいという点が挙げられます。

しかし、外壁塗装工事の手抜きや施工ミスがあった場合、通常であれば7年~10年は持つといわれている外壁が、1年ももたずに塗装が剥がれたり、色褪せたりするというケースがあります。特に、最も目立たない下地処理をしっかりと行わなかった場合は、汚れの上に塗料を塗ることになり、外壁に対して、塗料が吸着していない状態で仕上がってしまうこととなります。

例えば、ほこりまみれの紙の上にシールを貼ってもすぐに剥がれ落ちてしまう事や、ほこりだらけのスマートフォンにフィルムを貼って、気泡だらけに仕上がってしまう状態をイメージするとわかりやすいかもしれません。

 そのような業者に依頼してしまわないよう、契約前に、各工程でどんな作業を行うのか、可能な限り詳細に確認するようにしてください。また、作業前や作業後に、実際に、どのような作業を行ったのかを確認し、事前に報告をうけていた作業がきちんとされているのかの確認を行えば、なかなか手抜きを行うことは難しくなるでしょう。

 しかし、どうしても素人目で確認しても限度があります。そのため、そもそも悪徳業者と契約してしまわないよう、悪徳業者を見分ける方法についても、知っておく必要があります。

外壁塗装工事でよく起こるトラブルとその解決策2

 今回は、外壁塗装工事の契約に関するトラブルについて説明いたします。悲しいことに、外壁塗装工事においては、悪徳業者と言われる業者が多く存在しています。なぜ、悪徳業者が多いのかというと、外壁塗装工事は、最終的に外壁をきれいに塗り直しますので、その途中でどのような手抜きを行ったとしても、見た目はきれいに仕上げることができてしまい、お客様から見ても気づきにくいためと言われています。

外壁塗装工事では、まず、これまでの汚れをしっかりと落として、外壁そのものをきれいにする下地処理という工程がありますが、ここをしっかりしておかないと、汚れの上から塗装することになるため、外壁ではなく汚れに塗料を塗っていることとなり、簡単に剥がれ落ちてしまいます。そのため、悪徳業者に依頼してしまうと、本来は7年~10年は持つ外壁の塗装がわずか1年で剥がれてしまうということも起こり得てしまいます。

そうならないためにも、悪徳業者を見分ける手段について、ご説明いたします。

1.不安を煽る説明を頻繁にする業者

 外壁塗装工事の業者に見積もりを依頼した際、必要以上に不安を煽るような説明をする業者には注意してください。もちろん、専門家が見て、外壁の痛みが確認できるようであれば、その旨をきっちり説明します。しかし、「今すぐ契約しないと外壁が倒壊してしまいます。」というような、必要以上に不安をあおる言い回しをする業者との契約は非常に危険です。

実際に、塗装の劣化具合から、外壁の状態を推測することが可能ですが、外壁そのものが本当に倒壊寸前なほど傷んでいるかどうかは、外壁を剥がして確認するまでわかりません。そのため、「今すぐ契約」を迫る業者の手口に乗ってしまわないように注意してください。

2.訪問営業をかけてくる業者

 いきなり、自宅に業者が来て、外壁が傷んでいるので塗装を検討してくださいと言われた経験はございませんか?このような業者にも要注意です。中には普通の塗装業者の方もいらっしゃいますが、確率的には悪徳業者の可能性が高いといわれています。訪問営業では、1回の訪問で契約まで結びつけようという営業マンが多く、その場で見積もりの作成を行おうと提案してくることと思います。しかし、実際に工事を担当する職人さんが、1件1件訪問営業をしているとは考えにくく、専門的な知識や経験がそれほど高くない営業マンが、ざっと見ただけで正しい見積もりが作れるはずはありません。もちろん、見積書には「概算」と書かれているでしょうが、そんな見積書は何の参考にもなりません。訪問営業であっても、しっかりと相見積もりを取るようにしてください。

3.値引きの額が明らかに大きすぎる業者

 相見積もりを取っている場合に注意しなければならないのが、この値引き額が明らかに大きすぎる業者です。例えば、A社の見積もりは100万円ですか?では、うちは50万円で引き受けます。と、気前のいいことをいう業者には注意が必要です。

外壁塗装を行う日は、足場を組む、下地処理、中塗り、上塗りといった工程があり、それぞれ職人さんの人件費や塗料等の材料費が発生します。さらに、会社の利益も確保しなければなりません。そのような中で、他の業者の半額で請け負うということは、このいずれかを削減する必要があります。会社の利益だけを削減して50%で請け負う業者があればすばらしいのですが、会社の利益だけで50%もの割引を行うことはできません。と、すれば、削減するのは材料費か職人さんの人件費です。つまり、粗悪な塗料を使って、外壁を塗装するか、職人さんの給料を下げるか、職人さんの働く時間を下げるしかありません。職人さんの給料を下げた場合、給料に見合った仕事しかしないでしょう。

つまり、手抜き工事の可能性が高くなるということです。さらに怖いのは、職人さんの働く時間を下げるという選択です。つまり、必要な工程を省いて時間を削減するということです。

 相見積もりで、明らかに高額な業者よりもほかの業者が安いということは問題ありませんが、1社だけが大きく値下げを提示してきた場合には注意が必要です。

4.営業マンが外壁塗装工事の知識を有していない

 悪徳業者というわけではありませんが、営業マンが外壁塗装工事の知識を有していない場合についても注意が必要です。この場合、営業マンは、他の業者に外壁塗装を丸投げし、中間マージンを受け取るという営業専門の会社である可能性が高くなります。

 営業マンに塗装の知識がありませんので、必要なことをしっかり伝えていても、実際に請け負ってもらえる業者には伝わっておらず、後々トラブルになるというケースも発生しています。そのため、しっかりと外壁塗装工事に関する知識のある営業マンの業者を選択したほうが、トラブルは少ないということになります。

外壁塗装でよく起こるトラブルとその解決策3

施工主様と業者以外のトラブルであるご近所トラブルについて説明いたします。

1.近隣住民からのクレーム

 外壁塗装を行うには、足場を組んだり、騒音が出たりと、近隣の住民の方からすると、迷惑であることも考えられます。あらかじめ、挨拶等があれば、多少の事は大目に見てくれる方もいらっしゃいますが、事前の挨拶がなければ、ご近所トラブルに発展しかねません。実際、外壁塗装において、ご近所トラブルが発生したという事象もあります。どのような内容でトラブルが発生しているのか、その原因は次の通りです。

①外壁塗装工事を行うということで足場が組まれた。

事前の挨拶がない場合に多いトラブルとして、近隣の方が知らない間に足場が組まれていたことにより、セキュリティ面で心配になり、トラブルに発展するケースです。具体的には、足場を利用して泥棒が侵入した場合は誰が、どのような責任を取るのかというトラブルです。

実際に泥棒が入った場合でなければ、それほど大事になることは少ないのですが、万が一、泥棒が入った時には、非常に大きな問題に発展することとなります。

②職人さんの態度が悪い

このトラブルは、事前に挨拶があったとしても防ぎようがありません。例えば、日曜の朝から、職人さんが大声で怒鳴りながら作業をしているケースや、喫煙、空き缶やお弁当のゴミの片付けなどがきちんとされていない場合は、当然のことながら、ご近所トラブルに発展することとなります。

 ほかにも、職人さんの車が通行の妨げになっていたり、近隣の家を職人さんが覗いていたという場合でトラブルに発展しているケースも多々あります。

③水や塗料が飛散した

 外壁塗装工事の下地処理で行う高圧洗浄の水や、実際に塗装を行う際の塗料が、隣の家まで飛散したことによってクレームになるというケースもあります。特に、春先から秋にかけて、窓を開けて生活することが多い時期には、飛散した水や塗料が家の中にまで入ってしまうということも考えられます。

 高圧洗浄時に跳ね返った水が、隣の家の中まで飛散し、そのために電化製品が故障したというトラブルも稀ではありますが、発生しています。また、塗料が飛散したことで、隣の家の外壁が汚れてしまったというトラブルも発生しています。

④休みの日にも工事されて迷惑だ

 こちらも、事前挨拶がなかったことにより発展するトラブルの1つです。施工期間を短縮するために土日、祝日を問わず、外壁塗装工事を行う場合、ご近所の方々に、そのスケジュールについてきっちり説明しておかなかったために、せっかくの休みの日に、朝早くから職人さんの声や作業音、におい等で起こされたということで、クレームに発展するケースがあります。

2.近隣住民からのクレームの防止方法

 ご近所の方々とのトラブルは、今後生活していく中で少なからず禍根を残す可能性がありますので、極力トラブルを発生させないことを目指さなくてはなりません。その方法として、第1はしっかりと事前の挨拶を行うという点です。外壁塗装工事を行う業者が挨拶に出向くのは当然として、できれば施工主様が、直接挨拶に出向いたほうが、相手の心証はよくなりますので、多少の事であれば大目に見てもらえる可能性が高まります。

次に、信頼できる業者を選ぶという点です。中には、ご近所の方々に挨拶を行わないような業者も存在します。そのような業者と契約してしまわないよう、外壁塗装工事の依頼を行う際には、信頼のおける業者に依頼するようにしてください。この信頼できる業者というのは、マナーをしっかり守るという点でも重要です。

  • 最初に、会社の顔である営業マンの態度をしっかり確認してみてください。まず、ここで少しでも疑問に思うことがあれば、少し距離を置いたほうがいいかもしれません。営業マンは会社の顔です。最もマナーが重要視される、営業専門に行っている営業マンの態度が悪いようなら、その業者は職人さんのマナーについても教育を行っていないと判断できます。また、職人さんが営業マンを兼ねている場合、その人が直接施工を担当する可能性が高くなりますので、この点からもおすすめはできないということになります。
  •  信頼できる業者としての条件は、もう1つあります。それは、職人さんの技術が優れているかどうかです。これについては、過去の施工例を見せていただくことで判断するしかありませんので、契約前になかなか判断は難しいですが、信頼できる技術がある業者ですと、高圧洗浄の際に水が飛散する、たは塗装中に塗料が飛散するという可能性は限りなく低くすることができます。そのため、職人さんの技術という点も見逃すことはできません。

 以上のように、ご近所トラブルを予防するためには、自分の目で、しっかりと信頼できる業者に依頼することが重要となっています。

外壁塗装工事でよく起こるトラブルとその解決策4

 外壁塗装工事でよく起こるトラブルについて、これまでいろいろとご紹介してきました。最後に、塗装後のトラブルについてご紹介します。

1.木部・鉄部が先に傷む塗装

「高級塗料」を使うことをメリットとしている塗装業者は多数ありますが、この「高級塗料」が外壁にのみ使われることで、問題が生じることがあります。その問題とは、「高級塗料」を塗った外壁よりも先に、その他の塗料を使用した外壁以外の素材が先に劣化してしまうという問題です。

家の外観には、木部や鉄部などが使われることがありますが、これらの素材は、どうしても外壁そのものよりも劣化が早くなっています。そのうえで、外壁よりも質の低い塗料を塗ることで、さらに外壁よりも劣化が早まってしまうということになる可能性があります。 「高級塗料」を使用することをメリットとしている業者を選ぶのであれば、すべての素材に同レベルの塗料が使用されることを確認するようにしてください。

2.塗装後のヒビ・カビ・汚れの再発(塗り方の問題)

 外壁塗装工事は、通常、下塗り、中塗り、上塗りと3回重ね塗りを行って仕上げます。コストを下げるために、重ね塗りをしない場合は、当然、劣化が早まります。その結果として、通常7年~10年は持つといわれる外壁塗装であるにも関わらず、1年程度でヒビやカビの発生、汚れの再発となります。また、3回きっちりと重ね塗りをしていたとしても、すべて同じ塗料を使うことでコストを下げようとする業者にも注意です。

特に、鉄部で使用する錆止め塗料を木部でも使いまわすといった仕事を行っている場合、せっかく3回重ね塗りを行っていても、耐久性はそれほど向上することはありません。

また、塗料の薄め過ぎについても注意が必要です。通常、水性塗料は水で、溶剤塗料はシンナーで、ある程度薄めて使用しますが、この薄める基準は、塗料メーカーが規定値を策定しています。それ以上に塗料を薄めると、塗料の機能が十分に発揮できないということにつながります。塗料を薄めると、使用する塗料が減りますので、業者のコストダウンにつながるうえ、素人目には薄め過ぎかどうかまで判断することができません。信頼できる業者に依頼することが、最善の方法となります。

3. 塗装後のヒビ・カビ・汚れの再発(下地処理の問題)

 塗装後のヒビやカビの再発は、塗り方だけの問題ではありません。塗り方については、きっちりしている業者であっても、これらの症状が再発してしまうケースがあります。それは、下地処理をおろそかにしている場合です。

 下地処理は、高圧洗浄によって外壁の汚れを取り除くところから始めますが、これをおろそかにしていると、汚れの上にしっかりと塗装を行っているということになり、外壁から汚れが落ちると同時に、せっかく縫った塗料まで剥がれ落ちてしまうという現象です。下地処理は、仕上げてしまうとどうしても見えなくなってしまう部分の作業ですので、職人さんが少々手を抜いても、すぐに発見することができないという点も気を付けなければならない部分です。

 逆に、見えない部分の仕事をきっちりとこなす業者であれば、それだけで十分信頼のおける業者であるともいえます。下地処理として、しっかりと汚れや古くなった塗膜を洗い落としているかどうかをきっちり確認してみてください。

4.塗装後のヒビ・カビ・汚れの再発(塗料の選択ミス)

 外壁塗装工事に関して、十分に知識のある業者の方であれば、このようなミスをすることはほとんどありませんが、外壁塗装工事に関する知識が低い業者が対応すると、選択する塗料を誤るという問題点も生じます。

 外壁には、その環境によってカビの生えやすい場所や汚れの付きやすい場所、ヒビが発生しやすい場所などがあります。また、使用している素材によっても、それらが異なることとなります。そのため、通常であれば、汚れやすい場所には汚れに強い塗料を、ヒビが発生しやすい場所にはひび割れしにくい塗料を使用します。また、家の傷み具合によっても使用する塗料を使い分けます。

 しかし、それらの知識を十分に習得していない業者が担当してしまうと環境や痛みとマッチせず、ただ、希望の色だけが一致しているということになりかねません。そうなると、せっかく外壁塗装を行ったにもかかわらず、問題点が解決できていないために、すぐにヒビや汚れ、カビなどが再発してしまいます。

5.まとめ

 これまで、4回にわたって外壁塗装のトラブルについて説明しましたが、これらを回避するためには、信頼のおける業者を見つけることが必須条件となります。例えば、地元で長期間、営業している塗装業者などは、すべてとは言えないにしろ、十分な実績があると見ることもできます。また、新しい業者であっても、これまで手掛けてきた塗装事例をみることで、その業者の技術を多少は確認することができます。業者の選定も、作業の確認も、人任せにするのではなく、自分の目でしっかり確認して決めることが最も重要です。