同じ日に2度塗りをしている様ですが 大丈夫ですか?

現在、外壁塗装中です(築35年で2度目・18年ぶりの外壁塗装)
(1)まず、水洗いに1日かかりました。
(2)後日、劣化した部分を剥がして白・茶・黒のパテの様なもので補修していました(バリバリ音がして、この作業に3日程かかりました)
(3)後日、白いシーラーの様なものを塗っていました(これは四方の壁のうち1面のみ)
(4)翌日朝、シーラーの上から塗料(セラミシリコン)を1回塗り(これもその1面のみです。当方指定の色が付きました)
別の面に白いシーラーを塗ったり、金属の付属部分に赤茶色の下処理を塗ったり、休憩したりして数時間経過。
午後3時ごろ、朝1度塗りした塗料(指定色)で2度目の塗装

次の面も同じように(3)~(4)をくりかえしています

そこで質問ですが、
同じ日に時間を空けて2度塗りするのは工程としては正しいのですか?
昔は全面を噴射式の塗装でおこなった記憶があるのですが、今回は一面ずつローラーとハケで塗装していました。1面ずつおこなうやり方もあるのですか? (教えて! gooより引用)

目次

Q 同じ日に2度塗りをするの正しいですか?1面ずつ行うやり方もあるのか?

A セラミシリコンなら大丈夫ではないかということです。あとですね1面ずつ行った方が効率性が高かったかもしれません。事情があってそういったやり方をしたかと思いますなので大丈夫ですね。

根拠

塗り重ね乾燥時間なんですが、気温と塗料の種類が関係してきます。実際カタログで見ますと「セラミシリコン」ですと23度で2時間以上経ってないといけないっていうようなことです。

セラミシリコンセラミシリコン

(エスケー科研より引用)

ただこちら今回5時間程度、もしくはもっと開いているような感じですので、おそらく大丈夫かと思います。ただ季節がちょっと冬時期に近いような感じですので、気温が5度以下の時は、特に水性塗料の場合は 材料が凍る可能性があるので注意が必要です。

通常は工程ごとに全面塗装していきます。その方がやっぱり早く施工できるからです。ただ 構造が歪だったりまた通路が狭かったりする場合があります。そういった場合です、やっぱり効率がはかどる方法でということで、1面ずつやることもあります。

また、吹き付け に関してです。近隣に飛散するリスクが高いので、今現在ローラーで施工することが非常に多いです。塗膜自体はローラーの方が厚みがつきます。従って、吹き付けよりローラの方が塗膜の耐久性高くなってきます。

(※ちなみにですが取材と混合固化材の混合比率は決まってます。気温に合わせて降下剤を少なくするって言うのことあまりしませんね。)

今回のケースですが丁寧な業者と判断できます

水洗いにっかり1日かけています。半日ぐらいで簡単に終わらす業者さんも多いです。

また剥離作業にですね3日ほどかけています。下地処理はそれにかける日数で職人さんの品質に対するこだわりは変わってきます。今回ちゃんと3日もかけてやってくださっています。早い職人さんですと下地処理やらないで、すぐ塗ってしまう人がいます。 こういったところで職人さんがしっかりと品質に向き合っているのがわかりますので、おそらく今回塗り重ね乾燥時間もちゃんと守られていると思います。

■外壁塗装を考えている方に

気温が低い時は、特に塗り重ね乾燥時間注意が必要になってきます。

ローラの方が塗膜が厚 くなりますので、耐久性も高くなります。

※ シーラーとは、接着剤に近いです。【そしてものすごく大切な役割があります!】

ご質問もお待ちしておりますお気軽にどうぞお願いします。

 

 

 

 

Category: 塗装のクレームや問題点について
Tags: 2度塗り, セラミシリコン, 同じ日, 塗り重ね乾燥時間

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