モルタル塗装ではシーラーは塗らなくても大丈夫でしょうか?

モルタル塗装ではシーラーは塗らなくても大丈夫でしょうか?

外壁塗装を検討していて、数社からお見積もりをいただいてますが、塗り面積が大きく違ったり、 同じ塗料でも下塗り剤が違ったりで困惑しています。 業者さんに聞くと腕や知識を疑ってるようで角がたつかもしれないし、と思うと本当に知りたいことが聞けません。 教えてくださると嬉しいです。 築15年のモルタルです。 今回初めての外壁塗装です。 塗料はアステックのリファイン1000MF-IRを考えています。 製品パンフレットを見ると下塗りはエポパワーシーラーとの記載ですが、 見積もりしたA社は、エポパワーシーラー→ホワイトフィラーA→リファイン1000MF-IRx2回の合計4回塗り B社はホワイトフィラーA→リファイン1000MF-IRx2回の合計3回塗り とのことです。 B社にお願いしようと思っていますが、エポパワーシーラーが使われていないことが気になります。聞いてみると、モルタル材なのでホワイトフィラーAで大丈夫とのことでした。 エポパワーシーラーを塗らなくても問題ありませんか? また、リファイン1000MF-IRを0.15~0.2x2回塗り、標準施工仕様の塗布量(0.3~0.4)となうようですが、これは正しい方法ですか? 0.3~0.4を2回するのが正しい。ではないでしょうか? A社とB社の塗布面積が55㎡違います。 これだけ違えば、塗料の量も変わってくると思います。 足りなくなって薄く塗られたら困ります(;’∀’) もう一度計測していただいた方が良いのでしょうか? 知識皆無なため、ばかばかしい質問かもしれませんがよろしくお願いします。 Yahoo!知恵袋より引用

 

Q   モルタル塗装ですがシーラーを塗らなくても大丈夫でしょうか?

□アドバイス

壁の劣化具合によりますがなるべく塗った方が良いです。

□根拠

モルタル外壁の状況が気になります。モルタル面ですね、特にベランダ周りや南側壁面を注意して見てみてください。ベランダや南側ですと、直射日光が非常に厳しいので塗膜の劣化スピードもすごく早いです。北川や東側に比べると 劣化が早いのが目に見えてわかると思います。特にベランダ周りなどは、 指で触って吹きつけられた塗膜が剥がれてきてこないか、気をつけて見てみてください。

モルタル外壁の劣化が激しい場合

モルタルの上に吹き付けられた塗膜が、もうポロポロと剥がれてくるような箇所があるのであれば、シーラーを塗った方が良いです。これは何故かと言いますと、モルタル面と旧塗膜が密着していないような状況にあるからです。そんな状況のまま、旧塗膜にいくら良い塗料を塗っても、 旧塗膜もろとも新しくなった塗料が剥がれてくる可能性があります。 9塗膜とモルタルをしっかりと密着させるためにも、シーラーを塗った方が良いです。

劣化がみられない場合

そのままフィラーを塗っても大丈夫です。 ただヨコイ塗装では、やっぱり塗膜が剥がれてくるクレーム が怖いので、1回はシーラーをたっぷり塗って染み込ませ、モルタル面と旧塗膜をしっかりと固める作業をします。劣化が激しい場合は、浸透力の高いシーラーを3回は塗っております。

塗装は下地処理が本当に命になってきます。ちなみに参考ですが ヨコイ塗装では、「造膜シーラー」日本ペイントさん 使っております。

Q   業者によって塗布面積が違いますがもう一度計測していただいた方が良いでしょうか?

A   業者によって、面積の計算方法を代わってきます。 塗装面積をそれぞれどうやって計算したか業者さんに聞いてみると良いと思います。それらも含めた上で、業者さん発注基準にすると良いかと思います。

Q 塗料が足りなくなって薄くなられる事はありますか?

A    よっぽどそんな業者さんいないと思います。 足りなくなったら追加発注をするのが一般的になります。もし不安でありましたら、使った材料の空き缶 を保管しておいてもらいましょう。そこからどれぐらいの面積を塗装したかある程度は逆算することができます。しっかりとした希釈率で塗装をしてもらったかどうかのエビデンスになりますので 残しておきましょう

□質問のまとめ

ベランダ廻りの壁の劣化具合を見ましょう。 そして状況次第ではシーラーを塗ってもらいましょう。

ご質問お待ちしております。お気軽にどうぞよろしくお願いします。

フィラーの種類について

ALC 外壁塗装についてお聞きします。
工務店の仕様を伺ったところ、

(1) シーラーを塗る。
(2) 弾性吹き付けタイルでパターンを付ける。
(3) 仕上げ材を塗る。

となっていました。しかし、ホ-ムページを調べていると、
ALCは表面に目が沢山あるので、フィラーで目を潰した方が良いとの話も聞きました。
実際に、ALC への雨水の進入を抑えるためには、これで充分なのでしょうか?
弾性吹き付けタイルを使えば、フィラーを使わないでも、目は潰せるのでしょうか?

もし、フィラーを使った方が安全ならば、
フィラーは有機物の表面を調整して、上に有機物の塗料を塗るためのものとも聞きました。
フィラーを塗るときには、ALCの無機質の表面にシーラーで塗って、
その後、フィラーを塗るべきでしょうか?

そうなると、工程が多くなってしまうので、
フィラーを塗るならば、シーラーを省いても構わないものなのでしょうか?

工務店との打ち合わせは、営業の人を介して、伝言的に塗装屋さんと話すことになります。
なので、出来るだけ詳しい情報を知ってから、打ち合わせをしないと堂々巡りになります。
皆さま、お力をお貸し下さい。 (教えて! gooより引用)

今回はALC の新築のときの塗装に関してですのでちょっと内容を変えまして、フィラーの種類に関してお答えしていきたいと思います。

まず弾性タイルについて説明します。
メリットは施工時間が短く、費用は比較的安いです。ヨコイ塗装も昔よくやっていたのですが、最近は少なく感じます。耐久性は高いです。そしてひび割れにも強いです。塗膜の弾性機能によって雨漏りもしにくくなっています。

逆にデメリットとしては飛散が多く コンプレッサーを使うので窓がうるさいです。

あとですね、フィラーの種類です。

外壁の塗り替えでは微弾性フィラーが多いです。フィラーはミクロサイズ、ナノサイズの充填剤です。小さいものです。強度や耐熱性各主体性を高めたりすることができます。
種類には

  • 微弾性フィラー
  • セメント系フィラー
  • 樹脂フィラー

とあります。

微弾性フィラーは、通常の外壁塗装で使うフィラーはこちらが多いです。微細なひび割れのに対して埋めるというような感じで多く使われます。あと、でこぼこのある面を滑らかにしてくれます。モルタルも比較的使うこと多いようです。

あと次ですねセメント系フィラー。
昔 ALC の目止めに使っていたんですが、今はもうほとんど見かけることが少なくなっております。

あとですね樹脂フィラーですね。高速道路に使うことが多いです。樹脂でしっかり囲うイメージです。

タイルを塗り替えるときですね、フィラーじゃなくても劣化が激しくなければ、シーラーで大丈夫です。

■ 外壁塗装を考えている方へ

下塗り剤は結構大切です。見積もり時にしっかりと説明していただきましょう。
下塗り剤次第で剥がれとかに繋がってきます。 素地と下塗り材との相性をぜひ確認しておきましょう。

ご質問お気軽にどうぞお待ちしております。