某塗装会社のホームページには、塗装には乾燥が大事なので、下塗り、中塗り、上塗りは1日ずつ行いますと記載されています。その塗装会社と契約して、いざ塗装が始まると、下塗り、中塗り、上塗りの3つを1日で終了されてしまいました。塗装会社からは、使用している塗料メーカーの説明書には、乾燥時間が3時間以上となっているし、職人が壁に塗られた塗料の乾燥を直接手で触って確認しているから問題ないといわれました。契約書には、具体的に下塗り、中塗り、上塗りを1日ずつ実施するとの記載はありませんが、ホームページで記載されていて、それを信じて契約したのに手抜き工事をされたことにショックを受けています。某会社には着手金として半額を前払いしており、残りを工事終了後に支払うことになっていますが、払う必要があるのでしょうか?10年保証をつけてもらっているのでこれで納得するしかないのでしょうか?(教えて! gooより引用)
今回はこういった質問になります。
Q 10年保証をつけてもらっているので、手抜き工事を我慢するしかないのでしょうか?
アドバイス:こちら残りの残金に関しては交渉ができると思います。
塗装には試食乾燥時間と塗り重ね乾燥時間があります。
触って乾いているからといって、塗装をどんどん進める職人さんもいます。今回のケースもそれに該当します。実際に、塗り重ね乾燥時間を守らないとですね、剥がれの原因にも繋がります。
今回はですね、塗り重ね乾燥時間を守っていなかったということで、残金支払に関して交渉の余地があると思います。
塗膜が表面で固まっているだけでは、その上から塗った塗料で溶けないというわけではありません。塗り重ねるには、その塗膜がしっかりと固まっている必要があります。
実際ですね、現場で作業時間が少ない職員さんは横着しやすいです。
- 職人さんが遠方からわざわざ来ていたり
- 元請さんから安い予算で使われている
こんな状況の職人さんは横着しやすいので注意してください。
塗装の品質=職人の腕と知識✕作業時間✕良い塗料
の掛け合わせで決まってきます。
特におろそかにしがちなのが作業時間に関してです。そもそもの作業時間が少ない会社が多いので注意してください。
その他にも、夏場はこういった事例に関してはおすすめです。温度が高いので塗膜も早く固まります。作業時間も朝早く夕方遅くまで比較的作業が進みやすいので、他の季節よりは良いかと思います。
ただですね最近の暑さはちょっと厳しいので、そこはちょっと配慮が必要です。
外壁塗装を考えている方にアドバイス
見積もり時に、やっぱり作業時間、特に下地処理にどれぐらい労力をかけてもらえるか確認しましょう。
あとはですね、乾きが早い夏、こちらが事故が少なくおすすめです。
ご質問をどうぞお気軽にお願いします。
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