藻やかびがある時の外壁塗装工事について
現場でも通りがかったお住いでも、少し藻やカビで汚れた感じのお住まいを見かけることがあります。
藻やカビによる外壁の汚れは、ていどによりますが、
あまり見て目に良くなく、汚い印象与えます。
過湿な日本の環境の建物とくれば、藻やカビにとってこれほど快適な環境は無いのです。
通常、塗膜がしっかりとしている場合は、ブラシやたわしで擦れば、
藻やカビも落ちることがほとんどです。
しかしながらサイディングの素材部分まで根付いている場合があります。
そんな場合は塗装時にはしっかりと殺菌して置かなければいけません。
藻やかびは生命力が強く、処理が甘いと、
少ない年数経過で再度また発生する可能性が高くなってしまいます。
塗装する時点で、薬品を使ってしっかりとした処理をしておくのが好ましいです。
今回の現場でも、薬品を噴霧した後に高圧洗浄で汚れを落としていきました。
(藻やカビは一般的なお住いでは、浴室や北側の湿気が多いところや風通しの悪いとこでよく見ます。)
外壁塗装工事の際には、洗浄剤で汚れをしっかり完全に洗い落としてから、
その後、防カビ剤入りの塗料を塗ることでカビを防ぎます。
今回使用する下塗り材は、ファイン浸透シーラー(もちろん防カビ剤入)
特長
- 弱溶剤系
ターペン可溶(弱溶剤)タイプなので、強溶剤タイプに比べ臭気がマイルドです。
塗り替え塗装時には幅広い旧塗膜適正があり、上塗りの選択幅も広いので、使いやすく便利です。
(ただし、上塗り塗料に強溶剤形塗料は塗装できません。)- エポキシ樹脂
浸透性が高く、素材に対して「くさび効果」を発揮します。ぜい弱素材の表面を補強し、強度を高め、素材と強固に密着します。- 使いやすさ
ニーズに合わせて、透明タイプとホワイトタイプを用意。各種外壁からスレート屋根まで、幅広い下地に適用できます。