外壁塗装工事

コールターの塗装に関して|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

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実際の塗装では何に気をつけたら良いのか?

これからコールタールを塗ろうとしている人の「コールターってどうやって塗るの?」「どんな注意点があるの?」こういった疑問に答えます。

■コールターは昔と違って格段に作業性能が良くなりました。コールターと言うとコテコテで塗りにくいと言うイメージがありましたが、現在では特に希釈する必要もなく非常に塗りやすいものがメーカーから出ております。

□よくある質問:コールターは高くなっていないですか?

昔は安く、防腐効果もあったので、よく使用されていました。発がん性物質があるため、現在では取り扱い業者も少なくなり、なおかつ発がん性物質を除去すると言う手間も増えたためコルター自体の価格が上がっています。

■コールターの塗装で注意をしなければいけないポイントとしましては、コールターの上にはコールターしか塗れないと言うことです。コールターの上に塗料を塗ってもコルターが、油脂を分解しコールター自体が浮き出てくるという現象が起こってきます。時間を置くと、コールターが新しくなった塗料を溶かし、まだら模様になってきます。そのため見苦しいものになってきます。

また、コールターの上にはコールターしか塗れません。その事は当然、これから素材がずっと黒色になります。したがってコールターを塗装する前には、今後その素材に色付けをする必要があるかどうかを、事前にチェックしておく必要があります。

■はけやローラーは使い捨てのものを使用しましょう。

コールターを塗装すると刷毛やローラーがいっぺんに悪くなります。そのため後から派遣などではもったいがありませんので、ホームセンターなどで売っている使い捨ての安い刷毛で塗装することをお勧めします

ここからはお時間がある人がお読みください

コールタールは、石炭を材料とする塗料で、昔から木や金属の錆止めを目的として使用されていました。最近では、サイディングボードの外壁やALCの外壁が増え、金属素材であるトタンはほとんど使用されなくなりましたが、コールタールの塗装が最も効果的な素材は、トタンなどの金属外壁になります。

 最近ではあまり使用されない塗装ではありますが、今回は、トタンに対しては非常に効果的なコールタール塗装について、ご紹介します。

コールタール

 

(※コールタールの上に塗料は塗ってもすぐ剥がれます。)

1.コールタールの特徴

 コールタール塗料は、他の外壁塗装で使用する樹脂を素材とする塗料とは異なり、原材料は石炭となります。コールタールは、コークスを製造する際に石炭を乾留して得られる副産物となり、黒い液体でタール臭がありますので、基本的には、塗装後の色は黒となります。コールタールには、強い防腐効果、防錆効果がありますので、金属や木材といった素材に対して、高い効果を発揮します。

特に、トタン屋根のような金属素材に対しては、樹脂製の塗料よりも高い防錆効果があるといわれています。また、コールタールには虫よけの効果もありますので、農家で使用している納屋などにもよく使われる塗料となっています。

また、この虫よけの効果は、白アリの予防にもつながりますので、建物以外にも木製のベンチやウッドデッキの見えない部分などに塗装することで、白アリの被害を防止することも可能となります。

 このように、耐久性が高く、コストが安いという、非常にコストパフォーマンスに優れた塗料ではありますが、色が黒しか選択できないという点、芳香族化合物の持つ、強い臭気があるという点から、取り扱いが難しい塗料でもあります。

特に、現在はカラートタンに代表されるように、美観が非常に重要視されていることから、美観を変えることができないコールタール塗装を選ばれる方は、徐々に減ってきています。

2.コールタールの塗装方法について

①下地処理

 コールタールで塗装する際にも、下地処理は重要な作業となります。特に、トタン屋根は錆が発生しやすいため、さび落としは目荒らしといった下地処理は必須になります。これらの下地処理として、さび落とし、ワイヤーブラシなどでの研磨を行うことで、さび落とし、目荒らしを同時に行うことも可能です。これらの工程を行うことで、錆や汚れが除去され、トタンがきれいになると同時に、細かな傷が入りますので塗料をしっかりと密着させることができます。

②コールタールの塗装

 樹脂製の塗料の場合は、下塗り、中塗り、上塗りと最低でも3回の塗装を行わなければなりませんが、コールタールの塗装は、基本的には1回で仕上げることになります。もちろん、より、厚みを出すために複数回に分けて重ね塗りを行うことはありますが、基本的には1回の塗装で、ある程度の耐久性を持たせることができます。

③コールタールの乾燥

 塗装を行った後、塗料を乾燥させる必要があります。樹脂製の塗料の場合、1日程度で乾燥しますが、コールタールの場合は、速乾性の高い商品を選択したとしても、早くても1週間くらいは硬化しません。また、コールタールの場合、乾燥しても完全に固まるわけではなく、べたつき感が残るという特徴もあります。

3.コールタールの注意点

 コールタール塗料で塗装する場合、基本的には1回の塗装で仕上げることになりますので、職人さんの腕によって、仕上がりが大きく異なってしまいます。腕のいい職人さんが、丁寧に仕上げることで、重厚な黒い輝きのある塗装に仕上げることもできれば、そうではない職人さんや雑な作業によって塗りムラが目立つ仕上がりになることもありますので、コールタールで塗装を行う場合は、特に職人さんの腕が大切になります。

 また、コールタールは非常に臭いがきついため、住宅の密集地で使用される場合は、ご近所さんに配慮する必要があります。特に、コールタールは気温の高い日は臭いがきつくなりがちですので、そういった日を避けて塗装するなどの配慮が必要となります。

 このように、コールタール塗料は、使用方法が難しいという側面はあるものの、高い耐久性、虫よけの効果など,他の塗料では実現できないような様々なメリットも有しています。最近ではあまり使用されなくなった塗料ではありますが、トタン屋根やトタンの外壁を黒できれいに仕上げる、虫の多い農地の納屋に使用する、ウッドデッキやベンチといった木製部分を白アリから保護するために目立たない部分に塗装するなどといった使用方法もありますので、使い方によってはコールタール塗料のデメリットを最小限に抑えつつ、その効果だけを受けるといった方法も可能となります。

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塗装工事におけるローラーの使い捨てについて|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

良い塗装は、人・時間・塗料で見極めろ!

外壁塗装を行うツールとして最初に思い浮かぶのは

「ローラー」

ではないでしょうか。

塗装工事といえば、職人さんがローラーを使用して

きれいに塗装していくと思われている方が大半だと思います。

そのイメージの通り、外壁塗装においては大部分をローラーで塗装します。

そのため、ローラーの取り扱い方法を見ることで、

その業者の品質がどの程度なのか、推測することもできると言われています。

 今回は、そんなローラーと品質の関係についてご説明します。

1.ローラーの役割と種類

 ローラーは、外壁の広い範囲を塗装するために使用する道具で、

よく使用される道具の1つとなります。

塗装工事を行っている職人さんが持っているローラーは、

すべて同じ形のローラーに見えますが、実はローラーにも種類があり、

職人さんは塗装する場所によってローラーを使い分けています。

ローラー

①ウールローラー

 羊毛や羊毛に似た繊維、マイクロファイバを

使用したローラーがこれに該当します。

ウールローラーは凹凸のある素材に対して

効果を発揮するローラーで、凹凸の大きさによって、

長毛や短毛といったように、毛の長さを使い分けて使用すると、

さらに品質を高めることができます。

②砂骨ローラー

 砂骨ローラーは、ローラーにたくさんの空洞がある特殊なローラーで、

平らな部分を塗装するのに適したローラーとなっています。

特に、たくさんの空洞によって多くの塗料を含むことができるため、

1回の塗装で塗料を分厚く塗ることが可能なローラーとなっています。

2.悪徳業者の見分け方

①ローラーの使い分け

 品質にこだわる塗装業者では、

塗装する素材によって複数のローラーを使い分けて塗装を行います。

そうすることによって、必要な部分に必要なだけ

塗料を塗ることができますので、品質を一定にすることができますし、

見た目もきれいに塗装することができます。

 一方、悪徳業者では、塗装する素材が何であっても、

同じローラーを使い続けます。

ローラーの種類を増やすということは、

そのまま道具を購入するコストがかかってしまいますので、

極力コストをかけないよう、1つですべてを終わらせようとします。

②ローラーの状態

 外壁塗装で使用する塗料には、

硬化剤まぜて使う2液型のものが主流なっています。

時間がたつにつれ塗料は徐々に硬化していきます。

外壁に塗った塗料は、硬化することによって高い防水性能を発揮し、

外壁を保護しますが、外壁に塗るためにローラーに付着した塗料も、

同じように硬化していきます。

塗料に付着した塗料が硬化してしまうと、

その部分に塗料が含まれなくなってしまいます。

そのため、古い塗料が付着した部分の分だけ

ローラーがしっかりと塗料を吸い込むことが出来ません。

塗っていてムラができたり、最悪の場合、

極端に塗膜が薄くなってしまうこともあります。

そのため、この部分も悪徳業者を見分ける方法の1つと考えられます。

 (1) 毎回新しいローラーを使用する

  毎回新しいローラーを使用する(ローラーを使い捨てにする)業者は、

塗装において最も品質にこだわりをもる業者といえます。

新品のローラーであれば、間違いなくすべての面で

均等に塗料をしみ込ませることができますので、

安定して塗装を行うことができます。

また、新品の場合は、しっかりとローラーに塗料を乗せることができますので、

塗装部分にしっかりとした塗料の厚みをつけることができます。

 (2) 使用するたびに水やシンナーで洗浄する

  塗装で使用するたびに水性塗料で使用した場合は水で、

油性塗料で使用した場合はシンナーでローラーを洗浄する業者も、

一般的にはまだ「まし」な業者といえます。

ただし、どうしても洗い残してしまう部分や、

洗浄することによって繊維が劣化してしまうことなどから

徐々に塗装の品質が低下してしまうことは否めません。

そのため、どの程度の頻度で交換しているのかが、重要な確認ポイントとなってきます。

しかしながら使い捨てが基本だと思ってください。

 (3) ローラーを使ったら使いっぱなし

  塗装を依頼した業者が持ってきたローラーが、

前に塗った塗料でカピカピになっている場合は要注意です。

ローラーがカピカピに固まっているということは、

前回使用してからロクに清掃もしていない証拠です。

そのようなローラーで外壁塗装を行った場合、

ローラーに塗料がしみ込まないために、薄くしか塗料を塗ることができませんし、

塗料ののり方にムラが生じるために、品質も大きく低下してしまいます。

 このように、使用する道具によって、

塗装の品質にどれだけこだわりのある業者かを見分けることが可能です。

ヨコイ塗装では、塗装の品質を第一に考えていますので、

素材によってしっかりとローラーを使い分けるのはもちろんのこと、

毎回新品のローラーを使用して、最高の品質で塗装を行うよう心がけています。

扶桑町、大口町、犬山市、江南市で外壁塗装でお悩みの方は、

ヨコイ塗装にお気軽にご相談ください。

☎0587−93−1546

相談

2世帯住宅と外壁塗装|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

最近は、親御さんと一緒に暮らす2世帯住宅が徐々に増加しつつあります。外壁塗装という比較的大きなお金が動く工事を行う際には、ご家族全員の意見がまとまるのが最も理想的なのですが、2世帯住宅になると、家族といえども大人が4人以上あつまりますので、全員の意見が一致するというのはなかなか難しいのではないでしょうか。

今回は、そんな2世帯住宅の外壁塗装に関する問題についてご紹介したいと思います。

1.2世帯住宅のメリットとデメリット

 2世帯住宅は、親の世帯と子の世帯が1つの家で暮らすというスタイルになりますので、別々に暮らすよりも、家賃の節約や水道光熱費の節約につながります。

また、親にお子様を見てもらえることで、共働きが容易になったり、ご年配の親と同居することで、余計な心配をしなくてもいいというメリットがあります。

 しかし、それぞれの生活に干渉される可能性があるというデメリットもあり、世帯によっては玄関や水回りは共有する「一部共有型」のパターンと、玄関や水回りも全く異なる「完全分離型」のパターンが存在します。

 いずれの場合においても、「外壁塗装」という視点から見ると、屋根や外壁は共有部分ですので、どちらか一方の希望だけでは工事ができないという問題があります。

2.2世帯住宅で外壁塗装時にもめるポイント

 どちらか一方の世帯が外壁塗装を行いたいと思っていても、もう一方の世帯から反対されるケースや、全員の意見が一致しないケースには、以下のようなポイントがあります。

①業者の選定

 親の世帯がこれまでご贔屓にしていた塗装業者にお願いしたかったにも関わらず、他の業者に依頼してしまったというパターンのように、依頼したい業者が異なるというケースです。特に、子の世帯が見つけてきた業者に対して、親の世帯が「本当に大丈夫か?」という疑念を抱くことで、話がまとまらないケースが多いようです。

②外壁の色の問題

 人によって、色の好みは異なりますので、外壁の色については、単世帯であってももめるポイントとなります。これが、大人4人が同居する2世帯住宅であれば、さらに意見がまとまらないということも多々あります。どうしても、屋根や外壁は両世帯の共有となりますので、お互いがしっかりと納得するまで話し合いを行う必要があります。

③塗料の種類

 短い期間で塗装工事を行うことになっても、安い塗料で低コストに抑えるか、品質の高い塗料を使用して、耐久性の他にも断熱性等を高めるかという点についても、もめるポイントとなります。どちらか一方が工事費用を負担するのであれば、その負担される方の意見を通すべきなのでしょうが、両世帯でお金を出し合う場合などは、塗料の質によって支払う料金に差が生じますので、どの程度の予算をとれるのか、しっかり調整したうえで、適切な塗料を選ぶ必要があります。

④工事の内容

 塗料の質と同様に、工事の内容によっても金額に差が生じる可能性があります。少し劣化している部分であってもきっちり修理してもらいたいと考える場合と、必要最小限のメンテナンスで問題ないと考える場合では、工事費用に大きな差が生じることになりますので、どこまでメンテナンスを実施するのかという点についても、しっかり話し合っておく必要があります。

3.2世帯住宅の意見をまとめるテクニック

上記の通り、2世帯住宅においては異なる世帯が共同して塗装工事を依頼することになりますので、こちらか1世帯のみで話を進めてしまっては、後々もめることになりかねません。かといって、4人全員で塗装工事の相談を行ったとしても、そのうち1人が異を唱えれば、そこで話が中断されてしまいますので、なかなか先に進むことができません。

そのため、2世帯住宅にお住まいの方が、スムーズに塗装工事の相談を行うためには、それぞれの世帯で代表の方を選出していただき、その代表の方で最初のご相談をされるという方法が、比較的スムーズにお話が進む方法となります。

もちろん、代表の方がお話しした内容は、ご帰宅後にそれぞれの世帯でご相談いただくこととなりますが、4人がばらばらに話を行うよりは、あらかじめ2名同士で意見をまとめることができる分、個人の意見に振り回されることが少なく、円満に工事内容を決定することが可能となります。

4.塗装業者の役割

 ヨコイ塗装では、2世帯住宅の外壁塗装を請け負う塗装業者は、この世帯間で意見が分かれた場合に、第三者としての仲介役を担う必要があると考えております。

外壁塗装という、比較的金額の高い工事を行う中で、ご一緒に暮らされている皆様が納得できる工事をご提供することが、最も重要なポイントとなるかと思います。もし、お一人でも不満を残されたまま工事を進めてしまうと、将来的にご家族の絆に溝が生じてしまう可能性も考えられますので、同居されているすべてのお客様が、「外壁塗装をお願いしてよかった」と感じていただけるよう、しっかりとご相談に乗らせていただきます。

塗装工事におけるローラーの種類と使い分け|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

良い塗装は、人、時間、塗料の幹豆で決まる!

 外壁塗装を行う際、塗料を外壁に塗るという工程においては、

ほとんどの場所でローラーを使用します。

塗装する場所によっては、刷毛、スプレーガンといった工具も使用しますが、

塗装する面積の約8割はローラーを使用して塗装を行いますので、

外壁塗装においてローラーは非常に重要な工具となります。

 このローラーですが、イメージとしては1種類のローラーで

すべての面を塗っているように思われがちですが、

実は場所や用途によって複数のローラーを使い分けて塗装を行っています。

今回は、そんなローラーについてご紹介したいと思います。

1.ローラーの種類

 外壁塗装で使用するローラーは、大きく分けてウールローラーと

砂骨ローラーの2種類と、どちらにも属しない特殊なローラーの

3つに分類することができます。

ローラー

①ウールローラー

 ウールローラーは、羊毛ローラー、

ウーローラーと呼ばれることもあるローラーで、

最も使用頻度の高いローラーとなります。

ウールローラーは、実際に羊毛でできたローラーもあるにはありますが、

ほとんどが羊毛に似た繊維でできたローラーで、

マイクロファイバーを使用したローラーも、

このウールローラーに属します。

 ウールローラーは、塗る場所に応じて、短毛ローラー、

中毛ローラー、長毛ローラーという毛足の長さが異なる

3種類のローラーを使い分けます。

②砂骨ローラー

 砂骨ローラーは、ローラーにたくさんの空洞があるローラーで、

羊毛ローラーの次に使用頻度の高いローラーとなっています。

砂骨ローラーは、他にもマスチックローラー、多孔質ローラー、

パターンローラー、スポンジローラーといった呼ばれ方もしますが、

これらは砂骨ローラーを使用する用途に応じた呼び方であって、

ローラーそのものは同じものを指しています。

転圧ローラー

 

2.ローラーの使い分け

①ウールローラー

 ウールローラーは、塗料を均一に塗る際に使用するローラーで、

外壁材そのものや、今現在作り出されている凹凸を残したまま

塗装を行うことができるローラーとなります。

毛足の長さによって、得手不得手がありますので、実際に塗る場所によって、毛足の長さを選択します。

(1)短毛ローラー

 短毛ローラーは毛足が5mm前後と、最も短いローラーになります。

毛足が短いため、凹凸のある場所で使用すると

凹みの中まで塗料を塗ることができませんが、

平面の場合は最も安定して塗装することができるローラーとなりますので、

主な用途は凹凸の無い平面を塗装する場合か、

凹み部分を塗装したくない場合となります。

(2)長毛ローラー

 長毛ローラーは毛足が20mm以上と、最も長いローラーになります。

毛足が長いため、凹凸のある場所で使用しても、

すべての部分に塗料を塗ることができますので、

凹凸のある素材の塗装に使用します。

他にも、タイルを溝ごと塗りたい場合にも、

長毛ローラーを使用することで簡単に塗ることができますので、

そういった用途でも使用します。

しかし、毛足が長い分、平らな素材で使用した場合は、

塗装にムラが生じやすいため、使用することはほとんどありません。

(3)中毛ローラー

 中毛ローラーは毛足が13mm程度と、

短毛ローラーと長毛ローラーの中間的存在となります。

その特徴としても、短毛ローラーと長毛ローラーの中間で、

平面であっても凹凸面であっても、きれいに塗ることができるため、

汎用的に使用することが可能なローラーとなっています。

②砂骨ローラー

 砂骨ローラーは、スポンジのような素材のため、

一度に大量の塗料を吸い上げることができるという特徴があります。

そのため、1回の塗装で塗料を分厚く塗りたい場合や、

粘度の高い塗料を使用する場合などは、

ウールローラーを使用するより砂骨ローラーを使用するほうが、

効率よく塗装することができます。

 砂骨ローラーという名前も、

砂骨入り塗料という特殊な塗料を塗るためのローラーというところからつけられた名前ですし、

同じくマスチックローラーという名前も、

マスチック塗料という特殊な塗料を塗るためのローラーというところから名前が付けられています。

このように、少し特殊な塗料を塗るために使用することが多いローラーで、

ウールローラーと使い分けて使用されています。

③その他のローラー

 ウールローラーや砂骨ローラーの他にも、

吹付で作った凹凸をつぶして模様を作る際に

使用するヘッドカットローラーや防水工事などで

シートをしっかり密着させるために空気を抜く脱泡ローラーなど、

特殊な用途で使用するローラーも存在します。

 最後に、塗料は固まります。

外壁塗装の品質を高めるためには、

現場ごとにローラーを使い捨てに、新品にする必要があります。

しかし、ローラーを使い捨てするのはコストがかかるからと、

違う現場で同じローラーを使用する業者も残念ながら存在するようです。

使用済みローラーを使用して塗装した場合、

塗膜が薄くなってしまうことがありますので、

そういった業者の品質が悪いのは言うまでもありません。

 ヨコイ塗装では、塗装の品質を第一に考えていますので、

外壁材やその他の条件によってしっかりとローラーを使い分けて塗装しています。

扶桑町、大口町、犬山市、江南市で外壁塗装でお悩みの方は、

ヨコイ塗装にお気軽にご相談ください。

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台所の換気扇周りの油汚れと外壁塗装|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

 台所の換気扇周りは、こまめにお掃除しているでしょうか。どうしても、台所の換気扇は油が付着する部分ですので、なかなかその汚れをきれいに落とすことはできないかと思います。しかし、その換気扇に付着した油汚れが、実は外壁を汚損させている原因なのかもしれません。

今回は、台所の換気扇周りの油汚れと外壁塗装の関係についてご紹介します。

1.外壁が汚れる原因

 外壁は当然ながら屋外に面していますので、様々な原因で汚れが発生します。例えば、車の排気ガスやカビ、コケといった植物、ほこりなどの汚れといったように、その原因は様々です。そのなかで、台所の換気扇吹き出し口からでた油も、外壁を汚す要因の1つと言われています。

台所の換気扇は、料理で使用する油が付着していることが多いのですが、この油を放置していると、換気扇に付着している油が古くなり、換気扇の吹き出し口から外壁に垂れてしまいます。このまま放置しておくと、油がどんどん酸化し、黒い汚れになってしまうのです。

油は、非常に掃除が大変ですので、垂れていることを発見したら、すぐに掃除したほうが、後々、掃除するよりも楽に汚れを落とすことができます。

油汚れ

2.油汚れと外壁塗装

 外壁塗装を行う際には、外壁の汚れはすべて落としてしまう必要があります。この汚れは、台所の換気扇の吹き出し口から垂れる油汚れも同様で、しっかり落としてしまわないとその上から塗る塗料がしっかり密着しなくなってしまいます。

 しかし、油汚れは通常の掃除ではなかなか落とすことができません。外壁塗装を行う前には、高圧洗浄等によって汚れを落としていきますが、油汚れに関しては高圧洗浄だけではきれいに落とすことができませんので、強いラッカーシンナー等を使用して油分を分解してきれいに掃除を行います。

 この下地処理で油汚れをしっかりと取り除いたのちに外壁の塗装を行っていくのですが、塗装は数時間で終わるものではありません。外壁を塗装する場合は、下塗り・中塗り・上塗りという、最低でも3回の塗装を実施しなければなりません。もちろん、それぞれの塗装を行ったのちにはしっかりと塗料を乾かす必要がありますので、塗装だけで最短でも3日はかかってしまう計算になります。この期間中に、換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れだしてしまうと、せっかく塗装した部分が汚れてしまいますし、塗料が乾燥する前であればその分塗料の品質も低下してしまいます。

油

3.台所の換気扇の掃除

 換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れてくる場合、ほとんどの場合は台所の換気扇が汚れています。

この汚れを取り除かなければ、外壁をきれいに塗装したとしても、すぐに油汚れが垂れてきてしまい、汚れのついた外壁となってしまいます。そのため、外壁塗装を行う際には、台所の換気扇周りをしっかり掃除しておくと良いです。

 しかし、換気扇そのものの掃除はご自身で行うことができますが、換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れてくるということは、換気扇そのものの汚れの他に、換気扇ダクトが汚れている場合がほとんどです。油汚れが垂れるということは、換気扇ダクトがほこり等によって目詰まりを起こしている状態が考えられますので、ダクトもしっかり掃除しなければなりません。ダクトの掃除となると、なかなかご自身で行うのは難しいかと思いますので、ダクトの清掃は業者に頼むのが確実です。

油汚れ

4.換気扇から油汚れを垂らさないために

 換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れてしまうと、外壁の日映えが非常に悪くなってしまいます。そこで、換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れてこないようにする対策をご紹介します。

①フィルター

 換気扇のフィルターは100均等でも入手することが可能ですが、フィルターがあるのとないのとでは、大きく異なります。油そのものをフィルターで吸収することができますので、油がダクトに入ってしまうのを予防することができます。

 市販のフィルターは、換気扇の大きさによって様々な種類のものが販売されています。ご自身の自宅の換気扇をしっかりと覚えたうえで、その形状にあったフィルターを購入することで、フィルターの高い効果を期待できます。

②換気扇周りの清掃

 油汚れは、油を使った料理をしたその日のうちに換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れるということはありません。換気扇で吸い上げた油がダクトをとおって吹き出し口まで移動するのに、ある程度の時間を要します。つまり、その間に掃除してしまえば、油汚れは垂れないということになりますので、

換気扇周りの清掃は月1回程度、定期的に清掃することをお勧めします。

塗装が劣化する理由と塗り替えのタイミング|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

外壁塗装を定期的に実施しなければならないことはわかっていても、外壁塗装の費用は高額になりますので、その期間はできるだけ長くしたいと思います。そこで今回は、塗装が劣化する原因と塗り替えしなければならないタイミングについてご紹介します。

塗装が劣化する原因

 塗装が劣化する主たる原因は、太陽からの紫外線と雨による水分、温度差など、主に天候によるものとなっています。

①太陽からの紫外線

太陽からの紫外線を受け続けると、触ると手が白くなるチョーキング現象が発生しやすくなります。また、塗装そのものではありませんが、サイディングボードに使われているシーリングの樹脂層が劣化し、シーリングのヒビや痩せといった劣化に影響を与えます。

②雨などの水分

雨などによる水分が多く含まれると、カビやコケ・藻の発生につながります。カビやコケ・藻が発生すると、水分を含みやすい環境となりますので、その部分が特に劣化が進むこととなります。また、湿度を含んだのちに乾燥することを繰り返すことが、チョーキングが発生する原因にもなります。

③温度差

外壁の温度が上下すると、外壁材そのものの体積が収縮します。塗装は、外壁材に密着させていますので、外壁材そのものが収縮することで、塗装も収縮しようとしますので、その力が塗装にひび割れを発生させる原因となります。

塗装の期間を延ばすには

 塗装が劣化する要因は、大半が天候などの外的要因ですので、塗装の劣化そのものを完全に防ぐことはできません。もちろん、コケや藻などについては、気付いた時に早期除去を心がけることで劣化を防止することは可能ですので、それらをすべて実施して、かつ塗装の期間を延ばそうと考える場合は、塗料そのものの質を見直さなければなりません。

塗り替えのタイミング

 塗装を行うタイミングは、使用している塗料や環境によって異なってきますので、塗料の耐久年数はあくまで目安ということになります。実際に塗装を行う場合は、塗装の劣化状況を確認して判断する必要があります。塗装を判断するポイントとしては、初めに塗装のクラックの状況が考えられます。塗装に多くのクラック(ひび割れ)が発生している場合は、できるだけ早く塗装工事を行うことをお勧めします。

次に、チョーキングの状況です。実際に外壁を手で触ってみて、手に何もつかないのが正常な状態です。手にうっすら白い粉がつく場合は、若干塗装が劣化してきていますので、塗装の検討を行う必要があります。手にしっかりと白い粉がついて、外壁に手形が残る状況ですと、そろそろ塗装を実施する時期に来ていると判断することができます。

他にも、コケや藻の発生する頻度が上がった場合や、塗装が一部剥がれてしまっている場合なども、塗装を実施する時期に来ています。外壁の塗装が劣化してしまうと、これまで塗装で防いでいた紫外線や水分を、外壁材そのもので受けてしまうことになりますので、外壁材に甚大なダメージが残ってしまうことがあります。そのため、外壁塗装の時期をしっかりと見極め、適切なメンテナンスを行うようにしてください。

外壁塗装で使用する色選びの注意点

外壁の塗装は、建物のメンテナンスという意味で、7年~10年に1度は実施しなければなりません。定期的な塗装を行わなければ、塗料によって作られた塗膜が劣化してしまい、雨や湿気によって建物がダメージを受けてしまいます。また、外壁塗装には、建物の美観を良くするという目的もあります。屋根や外壁に新しい塗料を塗ることで建物を美しく見せることができますが、そこで選択した色は、次の外壁塗装まで変更することができません。定期的に外壁塗装を行う場合は、7年~10年は同じ色で使い続けることになりますので、色選びは慎重に行う必要があります。

そこで今回は、外壁塗装に使用する色の選び方について、ご紹介したいと思います。

一般的に使用されている色はどんな色?

 外壁の色は、そのまま建物の色になりますので、ご近所さんの目から見て、あまりに奇抜な色にしたくないという方も多いのではないでしょうか。ご近所さんと同じような色にしておくことで、その町の雰囲気も統一することができます。そこで、まずは、一般的に多く利用されている外壁の色についてご紹介します。

外壁塗装で最もよく利用される色は、ベージュ系の色となっています。続いて、ホワイト系、グレー系、ブラウン系という順になっています。ベージュ系は約40%、ホワイト系が約20%の建物で使用されていますので、建物の60%程度がベージュ系、ホワイト系の外壁となっています。また、グレー系、ブラウン系はともに10%程度の建物で使用されており、これら4色のみで、建物の80%が塗装されているということになります。

冒険した方は、どんな色にした?

 周りと一緒にしたくない、目立つ色にしたいと考えている方もいらっしゃるかと思いますので、定番の4色以外の塗料を使用された建物もご紹介します。定番4色に次いで多いのが、イエロー系です。こちらは全体の3%程度となっており、定番4色からは大きく下がります。続いて、ピンク系、ブルー系、グリーン系が全体の2%程度、レッド系、パープル系が1%程度となっています。それ以外の色は、全体の1%にも満たない色となっています。

塗装できない部分とのアンマッチに注意する

 外壁塗装で、建物のすべてを塗装することができれば問題ないのですが、玄関ドアやサッシ部分といったように、建物には塗装ができない部分があります。新築の場合は、外壁の色と、玄関ドア、サッシの色が違和感なくマッチしていても、外壁の色を変更してしまうことで、塗装した部分と塗装できない部分との違和感が出てしまうことがあります。

例えば、木材をイメージして、全体的にブラウンにしている建物で、これまで外壁も玄関ドアもサッシも、すべてブラウンで統一されていた建物が、外壁だけベージュ系に代わってしまった場合は、建物は全体的に明るく変化しますが、サッシや玄関ドアだけはブラウンで残ってしまい、そこだけ非常に目立ってしまうということがあります。あえて目立たせるという選択肢もありますが、そういった塗装できない部分の色に合わせて外壁の色を選択することをお勧めします。

面積による色の錯覚に注意する

 人間の目は、少しのことで錯覚してしまうようにできています。色についても同様で、小さい面積の色を見るのと、大きい面積の色を見るのとでは、全く同じ色を使用していたとしても異なった色に見えてしまうことがあります。明るい色の場合は、明度(色の明るさ)は、小さい面積でみるより大きい面積で見たほうが明るく見え、彩度(色の鮮やかさ)も、面積が大きいほど鮮やかに見えます。また、色相(色味)についても、面積が大きいほど強調されてみえます。逆に暗い色の場合は、明度は小さい面積でみるより大きい面積で見たほうが暗く見え、彩度も、面積が大きいほどくすんで見えます。ただし、色相については、明るい色と同様に面積が大きいほど強調されてみえます。

これらの錯覚を意識して色選びをしなければ、完成後に「思っていた色と違う」というトラブルになってしまいます。どうしても色のサンプルは、外壁よりも小さいサンプルとなりますので、明るい色の場合はやや暗めの色を、暗い色の場合はやや明るい色を選択することをお勧めします。ただ、通りに面した壁を実際に塗ってもらって、イメージしてから塗装するのが一番無難です。

光による色の錯覚に注意する

 色合いは、蛍光灯の下で見るか、太陽光の下で見るかによっても変化してしまいます。蛍光灯の光に比べて、太陽光で見たほうが明るく見えますので、サンプルを確認する際には、家の中だけで見るのではなく、実際に太陽光の下で見ることも重要なポイントとなります。また、塗装をすることで外壁面の模様がよりフラットになります。そのため、乱反射していた光が、まとまりを持つようになります。塗装後は、壁はより艶を持つようになり、光の影響で見た目より白く感じるようになります。したがって、朝晩と異なった表情になりますので、時間帯をずらして色をイメージすることをお進めします。

 外壁の色は、人の第一印象と同様に、その建物の第一印象といっても過言ではありません。そのため、自分が納得できる色で仕上げる必要があります。外壁の色は、基本的には今後10年程度、変わることはありませんので、慎重に選択しなければなりません。

塗装方法によるメリットとデメリット

①クリア塗装

 窯業系サイディングボードの風合いを残すために選択される塗装方法で、コストは比較的安く抑えることができます。しかし、外壁の上にクリア塗料によって塗装を行うため、仕上がりは外壁の状態がそのまま現れてしまいます。そのため、1回1回のコストは最も低く抑えることができますが、頻繁に塗装を行わなければなりませんので、トータルコストを考えると、割高になってしまうことがよくあります。クリア塗装は、外壁の状態が良ければ最もお勧めの塗装方法となります。しかし、継続してクリア塗装にするか、他の塗装方法にするかは、その都度、外壁の状態を確認して検討する必要があります。

②単色塗装

 外壁に劣化が目立つようになってきた場合に選択する塗装方法の1つです。クリア塗装よりも若干コストは上がるものの、塗料によってしっかり外壁を塗装しますので、劣化した外壁を美しく仕上げることができます。しかし、1色で塗りつぶすこの塗装方法では、デザイン性の高いサイディングボードの良さが失われることとなってしまいます。

③多彩仕上げ

 クリア塗装を行うことができなくなった外壁に対して行う塗装の選択肢の1つで、単色塗装よりもコストはかかりますが、複数のカラーを混ぜ合わせることによって、さまざまなパターンを作り出すことができる新しい塗装方法です。単色塗装では、出すことのできない立体感や重厚感を出すことができる塗装方法となっており、サイディングボードに塗装しても、元の風合いとは違った、新たな風合いを楽しむことができます。

お勧めの塗装方法が「2トーン塗装」

 2トーン塗装とは、複数の色を使用した塗装方法になります。ただ、複数としましたが、おすすめしているのは3色までのご使用となります。4色以上の塗料を使用した場合、全体に統一感がなく、まとまりがないようなイメージに仕上がってしまいます。通常の外壁塗装では、1色の塗料を使用して外壁全体を塗装しますので、統一されたイメージがつきやすいものの、外壁塗装を行うと、ほとんどの方が1色で塗装を行うため、どこかで見たような建物になってしまうというデメリットもあります。

一方、2トーン塗装では、複数の色を組み合わせて塗装を行います。そのため、他とは違った、おしゃれな外観にすることができます。また、色の組み合わせは非常に多く存在しますので、自分だけのオリジナリティあふれる外壁に塗り替えることができます。そのため、建物の外観を気にされる方に、選択されることが多くなってきた塗装方法となります。

2トーン塗装の注意点

 2トーン塗装は、外観を気にされる方が選択する塗装方法となりますので、その外観は美しいものでなければなりません。しかし、自由に色をチョイスできるからといって、自分の好きな色だけを組み合わせてしまうと、後々「失敗した」と感じてしまう場合が出てしまう可能性があります。

その原因は、色の組み合わせです。色には、色相環という色の系統を分かりやすく円にした図があるのですが、色相環のうち、メインで使用したい色から見て近い位置にある「同系色」を使用しなければなりません。色相環の向かい合う位置にある色は補色、向かい合う位置から近い位置にある色を反対色といい、この2色を使用してしまった場合、それぞれが強調しあい、まとまりがなくなってしまいます。

そうなると、せっかく美観を良くしようと2トーン塗装を選択したのに失敗したということになってしまいますので、色選びは慎重に行う必要があります。もし、どうしても同系色が選択できない場合、例えば白と茶を使用したいといった場合には、使用する2色の間に「セパレーションカラー」を使用して境界をつけることで、まとまりが出る場合があります。セパレーションカラーを使用する場合、セパレーションカラーが目立ちすぎると、まったくまとまりがなくなりますので、白や黒といった無彩色や低彩度色を選択するのがおすすめです。

使用するカラーの面積

 2トーン塗装を行う場合、色の使用方法のセオリーがあります。それは、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーという3色の使用方法に関するものになります。

  1. ベースカラーーベースカラーは、今回の外壁塗装で最も多く使用するカラーとなります。概ね65%~75%程度がベースカラーとすると、まとまりがある塗装を行うことができます。ベースカラーは、建物の主たるカラーとなりますので、近隣の住宅のカラーから大きく外れた色にすると、1軒だけ目立ってしまうことになります。そのため、多くの場合は近隣の住宅のカラーに合わせることで、町全体がまとまりのあるイメージにすることをお勧めしています。
  2. ーアソートカラーアソートカラーは、全体の20%~30%程度の使用率となる、2トーン塗装の肝となる部分です。ベースカラーを引き立てるための配色として、おしゃれな外観を作り出すための塗装となります。
  3. アクセントカラーー全体の10%以下しか使用しない、印象付けのためのカラーがアクセントカラーとなります。先ほどの説明にも登場した「セパレーションカラー」もアクセントカラーの役割の1つです。アクセントカラーをうまく活用することで、色にまとまりがでたり、全体を引き締める効果が期待できます。

2トーン塗装の塗り分け

2トーン塗装を行う際、その色をどのように使い分けるかについては、いろいろな考えが可能です。たとえば、上下に塗り分ける、縦に塗り分ける、テラスなどの突き出た部分だけ色を変える、といった方法やそれらを組み合わせた方法などが考えられます。2トーン塗装では、非常に多くのパターンが考えられますので、まずは実際にどのようなイメージになるか、シミュレーションしてみることが重要です。

クリア塗装について

一般的に「外壁塗装」と聞いて想像するのは、1色の塗料できれいに塗られた状態ではないでしょうか。新しい塗料を使用して、専門の職人さんがきれいに塗った直後の外壁は、とてもきれいな状態となります。しかし、ほとんどの場合は単色で塗られているため、なかなか凝った塗装とはいえません。特に、レンガ調のサイディングボードを使用して、3色や4色使用しているような凝った外壁材を使用されている方からすると、その上から単色の塗料を塗ってしまって、外壁の見た目が全く変わってしまうことに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。

 そんな方にお勧めの塗装が、クリア塗装となります。クリア塗装は、通常の塗装と同様の工程で塗装工事を行うのですが、仕上げに使用する塗料が透明であるため、元の外壁材のデザインをそのまま残すことができます。そのため、現在の外壁材のデザインを変更したくない方には、おすすめの塗装方法となります。

さらに、クリア塗料には艶有りの塗料と艶無し(3割艶有り)塗料があります。外壁に艶を出したい場合や、艶そのものも現状維持したい場合など、それらのご希望に沿った形で現在の外壁材のデザインを有効活用することができます。

クリア塗装の問題点

 では、元の外壁材を気に入っている方は全員クリア塗装ができるのかと言われると、そうではありません。クリア塗装は、透明な塗料を使用しますので、外壁材のデザインをそのまま活かすことができますが、それは問題があっても隠すことができないというデメリットも含まれています。

例えば、長期間、外壁のメンテナンスを行っていなかったために外壁にクラックが発生している場合には、外壁塗装の下地処理でそのクラックを修復する処置を施します。

通常の塗装であれば、その上から色付きの塗料を塗っていきますので、クラックの修復後は塗料で隠すことができますが、クリア塗装の場合は、クラックの修復後を隠すことができずに、そのまま見えてしまうことになります。この状態ですと、元のサイディングボードのデザイン性を活かせたとしても、見た目が悪くなってしまいます。

他にも、使用できないサイディングボードがあります。例えば、光触媒のコーティングや無機の表面コーティングが施されているサイディングボードは、クリアの塗料を外壁材にしっかりと密着させることができませんので、これらのサイディングボードを使用している場合には、クリア塗料は使用することができません。

クリア塗装に適した状態

 クリア塗装の問題点を考えた場合、クリア塗装が実施できる期間は新築から10年前後と言われています。それ以上に経過してしまうと、どうしても多かれ少なかれ外壁に傷がついてしまい、それを隠すことができなくなってしまうため、美観が悪くなってしまいます。もちろん、大切に使用されていて、傷がほとんどない外壁材の場合であれば、15年や20年経過していてもクリア塗装を行うことができる場合がございますので、実際の判断は、現物を確認してからという形になります。

 逆に、10年を経過していなくても、建てられた位置や天候状態によって外壁に傷がついていたり表面が風化している場合については、クリア塗装はおすすめすることができません。

クリア塗装の耐用年数

 通常の外壁塗装は、7年~10年程度と言われています。では、色が入っていない透明な塗料で塗装した場合の耐用年数はどうなるのでしょうか。結果としては、通常の外壁塗装と同様に、7年~10年程度は持つと言われています。もちろん、使用する塗料と外壁材によって、その期間は大きく異なりますが、シリコンのクリア塗料であっても、10年程度の耐用年数はありますので、クリア塗装だからといって、耐用年数が下がることはありません。 ヨコイ塗装ではKFケミカルさんのワールドセラグランツのクリアを使って高耐久を実現しています。クリア塗装は使用できる条件が厳しい塗装方法ではありますが、優れたデザイン性を活用したい方にとっては、非常に有用な塗装方法となります。しかし、一部の業者では、明らかにクリア塗装に適していない外壁であっても、その事実を告げないまま塗装を行ってしまい、耐久性の低下が美観の悪さで問題になることもあるようです。そのため、クリア塗装のご相談は、信頼できる塗装業者に行う必要があります。

「多彩仕上げ」について

これまで、外壁塗装といえば、素材の色を生かすためのクリアな塗料を使用するか、全く新しい色で塗りつぶすかの選択肢しかありませんでした。もちろん、外壁塗装を行った際には、新しい塗料できれいに塗装されていますので、見た目は悪くありませんが、どうしても代わり映えしない仕上がりとなってしまいます。

 そこで登場した新しい外壁塗装の方法である「多彩仕上げ」では、ベースとなる塗料、アクセントとして使用する塗料を使い分けることによって、単色では出すことができない様々な塗装パターンを作り出すことができます。

多彩仕上げの特徴

 多彩仕上げでは、新築時の窯業系サイディングボードのように、重厚な外観を塗装によって演出することができます。単色で仕上げてしまうとどうしても重厚さに欠けてしまう仕上がりとなってしまいますが、多彩仕上げを行うことで、高級感ある仕上がりとなります。

 また、下塗りに加えて、ベースカラーによる塗装、アクセントカラーによる塗装、仕上げのクリア塗装と複数回の塗装を行いますので、単色で仕上げるよりも耐久性の向上を期待することができます。

 

多彩仕上げの方法

 これまでの単色での外壁塗装と多彩仕上げでは、塗装方法に若干の違いがあります。これまでの外壁塗装では、はじめにしっかりと下地処理を行い、高圧洗浄等で汚れを落とします。さらに、外壁材が劣化している場合には、その部分の補修を行います。ここまでは、単色塗装でも多彩仕上げでも変化はありません。また、中塗り以降の塗料が外壁材にしっかり吸着させる目的で行う下塗りに関しても変わりはありません。

 ここからが、大きく異なりますが、単色塗装の場合、ここから中塗り・上塗りと、2回塗装を行うことで、選んだ色をしっかりと乗せるための塗装が行われます。2回塗ることによってムラをなくし、きれいな仕上がりとしています。多彩仕上げでは、下塗りの後にはベースカラーによる塗装を行います。次に、ベースカラーの上に乗せるアクセントカラーによる塗装を行います。多彩仕上げには2色や3色といった使用する塗料の数も選択できますので、選択した数の分だけ塗装を行うこととなります。このようにしてカラーパターンを作成した後は、作成したパターンを美しく保存するためにクリア塗料による塗装を行います。そのため、全面に塗り込むのはベースカラーとクリア塗料の2回、これに加えてアクセントカラーの塗装を行うことで、単色塗装よりも多く塗料を塗ることとなります。

これまでの外壁塗装の常識を覆す、新しい多彩仕上げの登場によって、外壁塗装の選択肢は大きく広がることとなりました。外壁塗装は家の美観とメンテナンスのために、定期的に行わなければなりません。これまでは色の選択肢しかありませんでしたが、多彩仕上げによって仕上がりの選択肢が増えたことで、次に外壁塗装を行う場合には、どんな外壁にしようか、といった楽しみも増えたのではないでしょうか。

シャッターは塗装したほうが良いのか?|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

外壁塗装を依頼した際に、シャッターの塗装をすべきかどうかで悩まれる方が、意外と多いようです。その理由は、業者によって塗装したほうが良いという業者と、塗装しなくてもいいという業者があり、判断に困ってしまうということでした。

 ここでは、なぜ意見が分かれてしまっているのかという理由と、塗装したほうがいいのか、塗装しないほうが良いのかについてご説明させていただきます。

1.業者によって意見が異なる理由とは?

 シャッターボックスの塗装については、概ねどこの業者であっても塗装は行うという回答になります(ただし、材質によっては塗装しないという業者もあります)が、シャッターそのものについては業者によって意見が分かれています。

塗装をしないという業者の主な理由としては、「塗装を行ったとしても、すぐに剥がれてしまう」というものです。シャッターは外壁と違い、開閉という動作がありますので、その動作によってはがれてしまう可能性があるという理由です。

 塗装するという業者の主な理由としては、「シャッターのみ塗装しないと、シャッターだけが古い状態になってしまい、外観が損なわれる」という点と、「シャッターにしっかりとしたさび止めを行わなければ、シャッターの耐久性が損なわれてしまう」という点があります。

いずれも、外壁を塗装する理由と同じで、美観と耐久性を向上するために塗装したほうが良いという意見となります。

2.シャッターの塗装に関する問題点

 シャッターを塗装するにあたって、問題となる点もあります。

 1つ目は、塗装を行うことで、シャッターそのものに厚みが生じてしまい、シャッターの開閉を行う際に、その厚みによって正常に動作しなくなる可能性があるという点です。そのため、シャッターを塗装する場合は塗料による厚みを極力、薄めに仕上げなければなりません。そのため、多くの場合が外壁塗装のような手塗りではなく、スプレーによる塗装になります。

 2つ目は、材質により塗料の密着性が異なるという点です。シャッターおよびシャッターボックスに使用されている材質は、アルミやステンレス、トタンといったように様々な金属が使用されています。トタンのように塗料の密着性が高く、外壁でもよく使用されている素材であれば、塗装のノウハウも確立されているため、塗装に関して問題はありませんが、アルミを使用しているシャッターおよびシャッターボックスの場合、素材そのものが塗料の密着性が高くないため、塗装を行ったとしても剥がれやすいという理由から敬遠する業者が多くなります。

3.シャッターを塗装する場合の注意点

シャッターが動かなく場合には

刷毛でシャッターを塗装した場合にはシャッターが動かなくなると言う事例もあります。巻き上げ式のシャッターの場合にはシャッターとシャッターの間の人間で言う関節部分の塗料を取り除く必要があります。

シャッターが動かなくなる原因

またシャッターとシャッターボックスのサッシ廻りのとの間にある家がシャッターと付着している場合もあります。その際には家とシャッターをまたシャッターとシャッターボックスのサッシ廻りのとの間にある家がシャッターと付着している場合もあります。その際には家とシャッターを剥がして稼働するようにしなければいけません。

塗装場の注意点

 1つめの問題点である塗料の厚みに関しては、スプレーを使用して薄く仕上げることで解消できますし、2つ目の問題点も適切な下地処理、下塗りを行うことによって解決することが可能となります。ただし、シャッターについては可動部分となります。

塗料が乾燥していない状態でシャッターを稼働させてしまうと、塗料が他の部分に付着してしまったり、偏ってしまったりする可能性があります。そうなると、他の部分の美観が損なわれてしまったり、塗料の厚みが異なってしまうことで動作不良を起こす可能性があったりと、シャッターの塗装が失敗に終わってしまうことになります。

 そのため、シャッターを塗装する場合には、しっかりと乾燥するまではシャッターを動作させないという点に注意しなければなりません。

4.シャッター、シャッターボックスの塗装はすべきか?

 シャッターを塗装すべきかどうかは、その状況によって大きく異なります。特に、使用している材質がトタンのようにサビが発生しやすいものであれば、定期的に塗装を行うことでさび止めの効果を高め、耐久性能を高めることができますが、アルミやステンレスといったサビにくい材質を使用している場合であれば、塗装しないという選択肢もあり得ます。さらに、シャッターそのものは10万円~30万円程度で新しいものに交換することができますので、塗装を行って耐久性を高めるという選択肢の他に、劣化した場合はシャッターそのものを交換するという選択肢もあります。そのため、多くの場合は現状を確認した上で、最適な方法をご提案するという形となってしまい、「業者によって意見が異なる」という状況になってしまいます。

シャッターボックスについては、材質が何であれ適切な下地処理と下塗りを実施することで、塗装を行うことは可能です。また、シャッター部分と異なり、シャッターボックスごと交換するとなると、費用も高額となりますので、シャッターボックスについては塗装をお勧めしています。シャッターの塗装については、現状を確認しなければ適切な判断を行うことができません。

塗装工事の冬季における注意する事

最近、すっかり寒くなり、年の変わり目を意識する季節となりました。山間部では、雪が積もっている地域もあるようで、これから更に寒さが増してくることでしょう。

さて、そんな冬の寒い時期には塗装作業を行わない方がいい、ということを聞くこともあるかと思います。冬は寒いだけでなく、空気が乾燥しており、日照時間が短いという特徴があります。それらの特徴のうち、何が冬は塗装作業に向かないと言われる原因なのでしょうか。

今回は、冬季における塗装作業で、

塗装作業が向かないと言われるわけと、依頼者側が注意することについてまとめてみました。

冬が塗装作業に向かないと言われるワケ

 冬は、夏と比べると気温が低いだけでなく、湿度が低い、日照時間が短いという変化があります。塗装作業において使用する塗料には、適切な気温及び湿度が定められており、概ね、気温は20度程度、湿度は60%程度がいいと言われています。しかし、冬の時期は、気温は10度未満、湿度も低いときは20%~30%と、塗料のベストコンディションとは遠い状態であるといえます。

特に、外気温が3度未満である場合、気温が低すぎて塗料の粘度が増し、結果として希釈剤(シンナー)を入れなければ作業ができなくなる可能性があります。しかし、塗料のベストコンディションを守れないのは夏も同じで、夏の場合は気温が30度以上、湿度も多いときは70%以上と、こちらもベストコンディションとは言い難い状態です。

塗料に関しては、ベストコンディションはあくまで気温20度、湿度60%程度と言われていますが、メーカーの努力の甲斐もあり、今では夏用・冬用といった塗料も販売されています。各季節に応じた塗料を行うことで、その季節に応じた状態をベストコンディションとすることができますので、今は昔ほど気温や湿度に関して、注意しなければならないということはありません。

では、冬が塗装作業に向かないと言われる最も大きな点とはなんでしょうか。それは、日照時間の短さです。塗装作業を行う場合は、下塗り・中塗り・上塗りと少なくとも3段階に分けて塗装作業を行います。塗装を行ってすぐは、塗料が乾いていない関係から、次の工程に移ることができません。必ず塗料を乾かすという待ち時間が生じます。

 夏では、19時位までは日照時間があるため、比較的遅くまで塗料を乾かす環境を作れますが、冬は早い場合は17時程度までしか日照時間がなく、乾燥にかけられる時間が短くなってしまいます。また、夕方から夜にかけて、霜が降りることもあります。せっかく乾燥させようとしている塗料は、霜によって再度水分を含んでしまうことは、塗装作業の中断となりかねません。(水性塗料において)これらの要因が、冬は塗装作業に向かないと言われる原因です。

本当に冬季は外壁塗装ができないのか

 では、これらの問題があるから、冬は本当に外壁塗装ができないのかと言われると、そうではありません。夏に比べて、条件はよくありませんが、冬でも塗装作業は十分に行うことができます。

第一に、すでに説明したとおり、冬用の塗料が販売されていますので、よほどの低温出ない限りは、塗料の性能を十分に発揮して塗装することができます。塗料の問題については、現代においては特に問題とはなりません。次に日照時間の問題ですが、これについても、先に日当たりの悪い部分から塗装を行い、日当たりの良い部分を最後に行うことで、短い日照時間でも効率的に日光に当てることができますし、熟練の職人さんであれば、乾燥までの時間をシミュレートすることも可能ですので、霜が降りる前に乾燥を完了させるよう、塗装計画をたてることも可能です。そのため、冬であっても塗装作業は問題なく行うことができます。

冬に塗装作業を依頼する場合の注意点

 冬でも塗装作業は問題なく行えますが、これは施工主様の協力が必要です。例えば、夏であれば多少無理なスケジュールであっても、日照時間が長く、気温も高いため、塗料の乾燥までの待ち時間が短く、スケジュールも立てやすいのですが、冬においては、日照時間が短いため、限られた時間内に効率よく塗装を行わなければなりません。

そのため、厳しい納期や期間を限定しての塗装のご依頼があった場合、ご期待に添えることができない可能性が生じます。かといって無期限に納期を延長させてほしいということではありません。

しっかりとゆとりをもった納期をご指定いただければ、きっちり納期を計算に入れた上で塗装作業行うことができますので、期限はゆとりをもっていただきたいと思います。(ただどうしてハウスメーカーさんでの工期は下請け業者さんにしわ寄せが来ることが多いので、

ヨコイ塗装では元請け業者さんでの塗装をおすすめしています。)

特に、外壁塗装において、雨や雪の日は作業が滞ってしまいます。雪の降りやすい地域で、雪が積もっている場合には、塗装場所によっては塗装作業を行えないケースもあり得ますので、納期に関しては、十分にゆとりをもたれることをおすすめいたします。

バルコニー(ベランダ)の塗装工事について|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

1.ベランダとは

 「ベランダ」という言葉を聞いて、どういうものか全く想像できないという方はいらっしゃらないと思います。ご存知の通り、ベランダとは、建物からせり出した、人の歩ける場所のことを言います。さらに、ベランダの定義としては、屋根がついているというものがあります。つまり、建物からせり出した、人の歩ける場所はあるが、屋根が付いていないという場合は、「ベランダ」とは言いません。

では、そのような場所を何というかというと、「バルコニー」と言います。「ベランダ」と「バルコニー」の違いは、屋根の有無ということになります。と、言い方に差はあるものの、ベランダもバルコニーも屋外にせり出した部分であることには変わりありません。そのため、屋根や外壁と同様に、劣化するということを覚えておかなくてはなりません。

2.ベランダの劣化

ベランダは、バルコニーと違って屋根がついているといっても、屋外にせり出した場所であることに変わりはありません。屋根によって多少は保護されているところは良いのですが、一般的に屋根が無い分、雨や風などご直に当たりやすく、外壁以上に劣化に気を付けなければなりません。ベランダの劣化を放置しておくと、建物内部の腐食や雨漏りの原因となってしまいます。そのため、ベランダの劣化の種類をきちんと知り、早期発見を行うことが重要です。

①ひび割れ

 ベランダのひび割れには、ベランダの外壁部分のひび割れと、床部分のひび割れの2種類があります。ベランダの外壁は、家の外壁同様に塗装が施されていますので、この塗膜がひび割れを起こしているということになります。しかし、床については、大半が塗装ではありません。この場合、床の防水層がひび割れしている状態となります。

②剥がれ、膨らみ

 ベランダの剥がれや膨らみについても、外壁部分に発生しているか、床部分に発生しているかで状況は異なります。外壁部分の剥がれや膨らみについては、大半はひび割れを放置していた結果で、ひび割れから水分が侵入したことにより、塗膜の内側で水蒸気が発生し、それが原因で塗膜が膨らんでしまい、それが悪化することで剥がれにつながったという状況です。

また、塗装を行う際に下地処理をきちんとおこなっていなかったことが原因となるケースもあります。床に膨らみや剥がれがある場合は、注意が必要です。同じくひび割れを放置した結果、膨らみや剥がれにつながるのですが、ベランダの床には防水層がありますが、それが剥がれている状況ですので、雨などによる水の侵入を全く防ぐことができないという状況になっています。この状況の場合は、すぐに対処しなければ、家の内部から腐敗することにつながりますので、早急に業者に連絡して対処しなければなりません。

③ベランダの雨漏り・染み

 構造的にベランダの床面を下から見れる構造に限りますが、床面に雨漏りの跡や雨染みがある場合、ベランダの床に水が侵入している状況であるため、早急に業者に連絡して対処する必要があります。このケースも放置しておくと家の内部に水が侵入することで腐敗してしまう事につながります。

④ベランダの排水不良

 ベランダの排水不良には、2つの原因が考えられます。

1つは排水管がゴミ等で詰まってしまったことにより、せき止められてしまっている状態です。この場合は、配水管のゴミを掃除するだけで解決できます。

もう1つがベランダの勾配がなくなってしまっている状態です。本来、配水管に向かって水が流れるように、ベランダには勾配が付けられていますが、それが何らかの原因でなくなってしまった場合、水が配水管にむかって流れず、水たまりとなってしまいます。

床や外壁にヒビや剥がれがなければ、早急に対処しなければならないということはありませんが、床や外壁が劣化した場合、水たまりからベランダ内部に浸水することになりますので、早めに対処したほうがいいトラブルとなっています。

3.ベランダのメンテナンス

 ベランダの外壁は、家の外壁と同様に定期的な塗装工事を行うことで、塗膜を貼りなおし、水の侵入を抑えることができます。ベランダの床面は、塗装工事ではなく、防水工事を行うことでメンテナンスを行います。具体的には、「ウレタン塗膜防水工法」「FRP防水工法」といわれる方法で行います。ウレタン塗膜防水工法は、比較的簡単な防水工事で、液体状の材料を使用して行います。そのため、どのような形状であっても継ぎ目がない防水膜が貼れるという特徴があります。FRP防水工法は、防水用ポリエステル樹脂と防水用ガラスマットで防水層を作る工法となります。そのため、ウレタン塗膜防水工法よりも高度が堅いのが特徴です。

下塗りについて

ベランダは特に劣化が激しいです。下地の状態に合わせて柔軟に対応してもらうと良いです。今回はボンタイルの痛みが激しく、シーラー(接着剤)の吸い込みが激しかったので、何度も塗り重ねておきました。

ベランダ手すりのケレン作業

ケレン作業が塗料の密着性が高まります。

4.まとめ

 ベランダも建物の一部である以上、きっちりとしたメンテナンスを行わなければ、そこから建物の内部腐敗につながる要因となり得る劣化が生じます。まずは、定期的な塗装工事や防水工事を行い、ベランダの劣化を防止しましょう。また、定期的にベランダが劣化していないことを確認してください。