塗料においての樹脂は、中の成分が違うんでしょうか?

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外壁塗装の塗料の種類について。 戸建ての塗装で良く、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などなどありますが、これらは単純に塗料の中の成分が違うのでしょうか? そもそも塗料においての樹脂がよくわかりません。 ご回答よろしくお願いいたします。 Yahoo!知恵袋さんより引用

Q 塗料においての樹脂は、中の成分が違うんでしょうか?

塗料は、顔料、樹脂、溶剤 (シンナー)、添加物によって構成されています。そして樹脂には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などがあります。

例えば塗料にはシリコンなどありますが、シリコン塗料だからと言ってウレタン樹脂が 全く入っていないわけでは ないです。あくまでシリコンがメインでたくさん入ってますよって言ったようになっております。 樹脂の配分量はメーカーの裁量によって決められています。。

それぞれの特徴は

  • アクリル特徴としましては、価格安いですそしてま塗りやすいって言ったことありますが特に多いのはですね乗り換えスパンが多い店舗の改装などによく使われておりますあと (期待年数は2から5年前後)
  • ウレタンは、人昔メインで使われていました。 ツヤが良いのも特徴です。ただいまはあまり使われておりません。弾力性がありますので、雨樋や木材などによく使われております。 (期待年数は3から7年前後)
  • シリコンは 今1番よく使われています。 ヨコイ塗装では、 塗膜の劣化が激しい屋根においてはお勧めはしておりません。 (期待年数は6年から10年程度)
  • フッ素。 ヨコイ塗装では今1番こちらを使用しております。 (期待年数は7から15年程度)
  • 無機。 こちらは非常に耐久性が高く8年から10年から20年程度の対応年数が期待できます。

塗料の性質として、水性塗料よりやっぱり油性(溶剤系)の塗料の方が耐久性良いです。 1液型の塗料より2液型の塗料の方が耐候性が良いです。

耐候性が高ければ高いほど良いというのが人の心理だとは思います。しかしながらコストバランスがあります。手元に資金の余裕がある 人は無機塗料を使ったほうがよろしいと思います。 無機塗料を使うことで、塗り替えスパンが3回から2回 に減らせるといったメリットがあります。そうすることでトータルな塗装の回数を減らすことができます。実際にシリコン価格で3回塗装するのと、無機で2回塗装するのでは、 案外無機の方が安くなってくることがあります。実際足場 の架設費用などは高額ですのでいっぺんに済ませてコストを抑えたいところです。 注意点としましては30年以上の高耐久な塗料 を使っても、雨樋などが歪んだりして変形してしまいます。 そういった意味ではあまりにも長期的に持つ塗料の使用も考えものです。

コスト抑えたい方は、シリコン系でも今いいの出ています。特にラジカル制御とかで顔料が劣化しないもの が出てきました。コストを重視したい事はラジカル制御のシリコンでも良いかと思います。。

最後に、塗料も大切なんですが、何より重要なのはですね職人さんが ルールをしっかり守って塗装してくれるかどうかも大切です。

  • しっかりと希釈率 を守る。(シンナーで薄めすぎない)
  • 塗り重ね乾燥時間をしっかりと守る。(半乾きの日状態で塗装をしてしまう)
  • 雨天後壁面が濡れているのに塗装してしまう

良い塗料を使っても、実際に施行する職人さんが適当な仕事をすれば元も子もなくなってしまいます。職人さんがプライドを持って、ちゃんとした施工してくれるかどうか確認しておきましょう。

Category: 塗料の種類別ベスト
Tags: アクリル樹脂, ウレタン樹脂, シリコン樹脂フッ素樹脂, 無機

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