コーキング

外壁塗装のコーキングの種類と歴史

 現在、外壁材と言えばサイディングと言われるほど、サイディングボードが普及しています。このサイディングボードを選択した場合、切り離せないのが「コーキング」です。コーキングを行えなければ、サイディングボードが外壁材として使われることはなかったといっても過言ではありません。しかし、このコーキングも、実はそれほど長い歴史を持つものではありません。そこで、今回はコーキングの歴史についてご説明します。

ボンドブレーカー
サイデイング目地のコーキング作業

1.コーキング材の歴史

①コーキング材の輸入開始時期

 日本に初めてコーキング材が輸入されたのは、今からおよそ70年前、1951年にさかのぼります。1951年に初めて油性コーキング材の輸入が開始され、その3年後の1954年に東横会館(現在の東急東横店)、神奈川県立図書館の音楽堂に、輸入された油性コーキング材が使用されています。この時点では、日本でのコーキングの製造は行われておらず、コーキング材は、すべて輸入品を使用していました。

②日本でのコーキング材の製造開始

 日本で初めてコーキング材が生産されたのは、1955年に入ってからになります。この年に、昭和化工の「エバーシール」、日本添加剤工業の「フアインコーク」が生産開始されます。その2年後、1957年には南極昭和基地に、さらにその翌年、1958年には東京タワーの展望台の屋根に、昭和化工のエバーシールが使用されています。

 しかし、この当時のコーキング材は、耐久性がそこまで高くはありませんでしたので、南極昭和基地に使用されたコーキング材は、ブリザードで頻繁に削られ、毎年のようにシリコン等での補修が必要となっていました。

 また、この時期(1958年)にポリサルファイルド系のコーキング材の輸入が開始されています。

③1成分型シリコンコーキングの登場

 1961年に入って、日本でもポリサルファイルド系のコーキング材、住友3Mのウエザーバンが販売され、日本板硝子大阪本社ビルのガラスカーテンウォールに使用されました。また、1964年には、ホテルニューオータニの富士山ドームに、1968年には、三井霞が関ビルのサッシにもポリサルファイド系のコーキング材が使用されています。

 さらに、1964年に入ると、1成分型のシリコンコーキングが登場します。これは、三井霞が関ビルのガラス周りに使用されています。

④コーキングの台頭

 1972年に入ると、コーキングが使用される頻度が増加し、日本建築学会JASS8防水工事に「シーリング工事」が制定された他、日本シーリング材工業会で「シーリング管理士」制度が開始されます。

 また、1977年には、建築省建築工事標準仕様書の雑工事の欄に、コーキングに関する記載が盛り込まれ、1978年には、日本建築学会から「鉄筋コンクリート造のひび割れ対策(設計・施工)指針にコーキングに関する記載が盛り込まれることになりました。このようにして、日本国内においてコーキングの取り扱いについての記載事項が増加していくことになります。

⑤変性シリコンの登場

撹拌機を持っている業者は少ないです

 現在、最もシェアの多い変性シリコン系コーキング材は、1978年に開始されています。この変性シリコン系コーキングは、1980年に富国生命本社ビルや第一勧銀本社ビルに使用され、その高い性能を世に知らしめることになりました。

 しかし、変性シリコン系コーキングは、登場時から常にシェアが高かったわけではありません。最初は、ポリウレタン系コーキングやシリコン系コーキングの方が、高いシェアを有していました。

 現在、主に使用されている変性シリコン系コーキングだけでなく、ポリウレタン系コーキングやアクリル系コーキングについても、1980年までに生産が開始されています。ウレタン系コーキングのみが、少し遅れて1985年頃の登場となっています

⑥シェアの変化

 コーキング材そのものの製造量は、1985年~1995年という10年間に大きく増加しています。1985年の製造量はおよそ3万キロリットルでしたが、1995年には、その3倍となるおよそ9万キロリットルが製造されています。

 また、コーキング材の社シェアもその10年で大きく変化しており、1985年に最も使用されていたポリウレタン系コーキングは、1987年頃から伸び悩んでいます。シェア第2位だったシリコン系コーキングは、1992年ごろに一時期、シェア1位になりますが、すぐに変性シリコン系コーキングに抜かれ、再び第2に転落しています。

 現在までシェア1位を誇っている変性シリコン系コーキングは、1985年当時のシェアは、ポリウレタン系、シリコン系はもとより、アクリル系、ポリサルファイド系よりも低い第5位でした。しかし、1995年頃にシェア1位になってからは、常に1位を保持し続けています。

 今回は、コーキングの歴史についてご紹介しましたが、例えば変性シリコン系コーキングをとっても、生産が開始された1978年当時の品質と、現在の品質とを比べると、別物と言えるくらい品質は向上しています。また、その商品の種類も非常に増加しており、その商品ごとにそれぞれ特性が異なりますので、どのコーキングを使用するかによって、その工事の品質が大きく異なるようになってきました。

10年の耐久性があるオート科学 サイデイングシーラント

 ヨコイ塗装では、最も適したコーキング材を使用してコーキングのメンテナンスを実施しています。扶桑町周辺でコーキングのメンテナンスをお考えのかたは、ヨコイ塗装にご相談ください。

吹き付けがしてある外壁材のコーキングメンテナンス

 外壁塗装には、ローラー等を使用して職人が手作業で塗装を行う「手塗り」の他に、スプレーガンという工具を使用して塗装を行う「吹き付け」という工法があります。吹き付け工法のメリットは、外壁の模様や凹凸をしっかりと残して塗装できるという点と、主にそういった外壁について、塗膜を均一にすることができるという点で、外壁の素材等によって選択されることがあります。この吹き付け工法が行われている外壁材と手塗り工法の外壁材とでは、コーキングのメンテナンス方法に違いがありますので、今回は吹き付け工法が行われた外壁材のコーキングのメンテナンスについてご説明します。

1.吹き付け工法とは

 吹き付け工法は、塗装工事のうち、「中塗り」「上塗り」の工程で使用される工法で、スプレーガンを使用して塗装を行う方法となります。吹き付け工法では、塗料に細かい砂を混ぜて吹き付ける「リシン工法」、セメントが主剤の建材を吹き付ける「スタッコ工法」、粘り気の強い塗料を吹き付ける「タイル工法」といった様々な工法で、独特の模様を作り出すことができる塗装方法で、外壁の美観を美しくする効果があります。

Rc板
吹付けをされた外壁

 一方、吹き付け工法で高い品質を保つのは非常に難しく、熟練の職人でなければ、手塗り工法よりも品質が落ちるといったデメリットや、塗料が飛散することで、使用する塗料が増えるといったデメリットも存在します。

 吹き付け工法の耐用年数は、塗料の種類にもよりますが、おおむね10年程度といわれており、しかしながらコーキング自体は塗膜で紫外線からガードされ、劣化していないことがあります。そのため、塗膜自体は耐用年数としては手塗り工法と大差ないとも言えますが、このコーキングの状態は、耐用年数が大きく異なるため、注意が必要です。

2.吹き付け工法がしてある外壁のコーキング

 吹き付け工法が行われている外壁であっても、ALCやサイディングを外壁材として使用している場合は、外壁材同士をつなぎ合わせるのにコーキングは必須です。それらの外壁材のコーキングをメンテナンスする際には、初めにコーキングの打ち替えを行った後に、塗装を行いますので、基本的な作業はサイディングと異なりません。。

 注意点として、吹き付け工法を行っている外壁材には、上記通り紫外線が当たらないことで、コーキングがガードされ、その部分が案外コーキング自体が生きていることがある点です。そのため、コーキングの劣化状況については、コストを抑えるならば徹底的な削ぎ落としをしてから打ち替えるなどの必要がない場合があります。

3.コストを抑えた吹付け外壁の補修

 コストを重視したコーキング場合の補修として、部分的に増打ちをする方法があります。しかし問題なのは、業者が簡易にコーキング作業をしても一般の方には分からず、余分な経費を請求してくるとこです。吹き付け外壁の場合は、コーキングによる補修を行ったとしても、実際人工がかかっておらず経費も少ないことが多いです。しっかりと施工の時間や人数を把握して抑えられるところは交渉してみますよう。

4.状態が悪い吹付け外壁のコーキングのメンテナンス

 吹き付け工法を行ったコーキングであっても、コーキングの痩せや剥がれを見つけた場合にはメンテナンスを行わなければなりません。その場合、吹き付け塗膜もろともしっかりと削ぎ落とし、打ち替えをしなければいけません。

 こちらはサイディングなどと同様です。大切なことはしっかりと削ぎ落としをすること。そのため、人工はかかります。見積もりを見れば案外どの程度の品質かどうかは見分けが付きます。(安かれ悪かれはあります。)また専用のプライマーを、外壁が吸い込んでしまうこともあるので、しっかりたっぷりと塗ることも大切です。

コーキング シーラー P-50
コーキング専用プライマー

 手塗り工法であっても、吹き付け工法であっても、コーキングのメンテナンスは必須です。それぞれの工法に適したメンテナンス方法をしっかりと行わなければ、本来、持つはずの耐用年数よりも早く劣化が始まってしまいます。しかし、一部の業者では、その工法の違いを理解しておらず、すべて同じ工法でメンテナンスを行い、結果として低い品質のメンテナンスしか行わない業者も存在します。

 ヨコイ塗装では、品質を最優先した工事をおこなっており、外壁塗装の各工法やコーキングのメンテナンス方法などの知識や経験を積んだ熟練の職人が塗装工事やメンテナンスを実施しています。吹き付け工法で塗装した外壁のメンテナンスにお悩みの方は、ヨコイ塗装にご相談ください。

コーキングとシリコンの違いについて

 外壁材がサイディングボードやALCの場合、ボード同士をつなぎ合わせるのにコーキングは欠かせません。コーキングは、ゴムのような素材でボード同士をつなぎ合わせると共に、高い伸縮性で外壁材が動いたとしても柔軟に衝撃を吸収することで隙間を作らず、建物の内部に水が侵入することも防止しています。

 コーキングと同じような性質をもったものとして、シリコンがあります。実際、シリコン製のコーキングも存在していますが、外壁をつなぎ合わせるのにシリコンを使用することはほとんどありません。

 今回は、よく似た性質のコーキングとシリコンの違いについてご説明します。

1.シリコンの特徴

 「シリコン」という言葉は、塗料やコーキング以外の様々なところで聞く言葉ですが、実際にどんなものかと聞かれても、なかなか答えることができないものの1つではないでしょうか。シリコンは、シャンプーなどに配合して髪に艶を出すなどの目的で使用されており、最近はノンシリコンの方が髪にいい、などの広告から名前だけはご存知の方も多いのではないかと思います。

 シリコンは、ケイ素を主原料とした人工化合物のこと(正確には、シリコンは元素記号Siと表示する金属ケイ素、シリコーンがケイ素を主原料とした人工化合物)を指します。先述したシャンプーに配合されているのは、オイル状のシリコンですが、コーキングで使用するのはゴム状のシリコンです。

 シリコンは耐水性能、耐熱性能が高い素材で、弾力性もありますので、内装のコーキングなどに使用されています。シリコンコーキングは、ホームセンターなどで安価で購入できるため、DIYなどで使用できる手軽さがあり、キッチン周りのコーキングには最適な素材となっています。

 しかし、シリコンは、その高い防水性能で塗料までも弾いてしまうため、塗装が前提となる外壁で使用することができません。誤って外壁のコーキングにシリコンコーキングを使用してしまった場合、その部分だけ塗料がのらず、塗膜の剥がれにつながってしまうことになります。

シリコン専用下塗り材

2.外壁に使用するコーキングの特徴

 外壁材に使用するコーキングは変性シリコンコーキング(主にサイディングボード)やアクリルコーキング(主にALCパネル)、ウレタンコーキングを使用します。これらのコーキングは、建物を雨などの水から守るだけの防水性能を有しつつ、塗料をしっかり密着させることができるため、塗装が前提となる外壁材に使用することができます。

①変性シリコンコーキング

 変性シリコンコーキングは、その名の通り、材料にシリコンが含まれています。しかし、シリコンコーキングで問題となった塗装まで弾いてしまう強い防水性は抑えられ、上から塗装を行うことができるよう改良が施されたコーキングとなっています。

 変性シリコンコーキングは、塗装面でも使用できるという特徴があるものの、耐久性が若干低く、メンテナンスの回数が増えてしまうというデメリットも存在します。そのため、コーキングする場所によっては、ほかのコーキング材を使用したほうがいい場合もあります。

コーキング材
塗装できるコーキング材

②アクリルコーキング

 アクリルコーキングは、素材にアクリルを使用しているため、水性で作業を行いやすいという特徴があります。しかし、水性であるがゆえに、硬化したときには、コーキングの痩せが発生しやすくなってしまうため、耐久性は高くありません。最近は、使用頻度の低下してきたコーキングです。

③ウレタンコーキング

 ウレタンコーキングは、素材にポリウレタンを使用したコーキングで、変性シリコンコーキングよりも安価で、かつ耐久性が高いという特徴があります。しかし、紫外線に対する耐久性が低く、ウレタンコーキングの上には、必ず塗装を施さなければなりません。塗装の品質が悪かったり、塗装のヒビや剥がれが発生した場合、その部分からコーキングが劣化することもあるため、塗装には注意が必要です。

 このように、同じ「コーキング」という名前であっても、シリコンとその他の素材では、特徴が大きく異なります。繰り返しになりますが、シリコンコーキングはホームセンターなどで手軽に購入できるため、購入前に、メンテナンスしたい部分で使用できるかどうか、しっかり確認してください。外壁のちょっとした補修をDIYでやってしまおうと、シリコンコーキングを購入してメンテナンスを行っている建物を何度か拝見したことがありますが、最悪の場合、建物自体の耐久性能が低下してしまうこともあり得ますので、必ず素材と使用用途はしっかりと確認するようにしてください。

シーリング材 オートンイクシード
コーキングも色の種類が多数あります。

 ヨコイ塗装では、コーキングのメンテナンスにも自信があります。外壁に使用されている素材や、環境から、最も適したコーキング材を使用して、熟練の職人がメンテナンス作業を行いますので、高い品質でご満足いただけるメンテナンスを実施しています。扶桑町周辺でコーキングのメンテンナンスについてお悩みの方は、ヨコイ塗装にご相談ください。

塗装は下地処理が命ですよ

正しい品質でコーキングの打ち直しのこつは?扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

 最近、よく使用されているサイディングボードや、ALCの外壁などを塗装する際には、合わせてコーキングのメンテナンスも実施します。また、コーキングの状態が悪い場合は、コーキングのメンテナンスだけを行うこともあるのですが、このコーキングのメンテナンスがいい加減であった場合、その部分から雨漏りしてしまうこともあります。

 今回は、そんなコーキングのメンテナンスである打ち直しで、正しい品質を保つための方法についてご紹介します。

1.コーキングの劣化を発見したら

 コーキングの劣化は、ひび割れや痩せといったように、コーキングに隙間が生じることですぐに発見することができます。そのため、コーキングの劣化を見つけた際に、「すぐにこの隙間を埋めなければならない」と考え、ホームセンターでコーキングを購入してご自身でメンテナンスを行う方がいらっしゃいます。

 コーキングの劣化を早期に発見し、すぐに対応しようとする姿勢は素晴らしいのですが、ホームセンターで購入したコーキングを、隙間を埋めるためにそのまま使用するのには問題があります。

 コーキングのメンテナンスには、打ち増し、打ち替えという2つの方法があり、劣化状況や外壁の素材によって、推奨されるメンテナンス方法が異なります。誤った方法でコーキングのメンテナンスを行ったとしても、応急処置にはなっても、正しい品質でコーキングがメンテナンスされていませんので、すぐに劣化が再発し、余計にコストがかかってしまうことになってしまいます。

 そのため、コーキングの劣化を発見した場合は、外壁の専門業者に連絡し、状況を確認してもらうことをお勧めします。専門家に外壁材と劣化状況の確認を行ってもらうことで、最適なメンテナンス方法を決定することができます。

2.打ち替えの場合のコツ

 コーキングのメンテナンスのうち、打ち増しというのは、古いコーキングをそのまま残した状態で、痩せた分だけ新しいコーキングを補充する方法になります。一方、打ち替えは、古いコーキングをすべて撤去したうえで、新しいコーキングの充填する方法になります。

 外壁材がサイディングボードで、コーキングが劣化している場合、将来のことを見据えて、打ち替えによるメンテナンスを行うことが大半ですが、これには非常に重要なコツが存在します。それは、古いコーキングの除去になります。

 打ち替えを行う場合、古いコーキングをすべて除去し、新しいコーキングを充てんするのですが、この「古いコーキングを除去」するというのは、言葉では簡単でも、実際に行うとなると非常に難しい作業になります。コーキングを指で触るとわかる通り、ゴムのようなものが外壁にぴったりと密着していますので、これを残さず除去するというのは、非常に大変です。例えば悪いですが、道路に貼りついたガムをきれいに取り除くのと、同じような作業となります。しかし、ここで手を抜いて、古いコーキングの一部を残したまま新しいコーキングを充てんすると、品質は大きく低下します。古いコーキングが取り除かれずに残っているという状況は、外壁に古いコーキングが付いている状態で、その上から新しいコーキングを充てんすることになりますので、新しいコーキングは、外壁に密着せずに古いコーキングに密着することになります。つまり、この古いコーキングが将来的に劣化し、外壁からはがれてしまった時には、新しいコーキングも同時に剥がれ落ちてしまうことになるのです。

 一方、古いコーキングをしっかり除去してから新しいコーキングを充てんすると、新しいコーキングは、外壁にしっかりと密着し、そのコーキングが劣化するまで、外壁からはがれることはありません。つまり、正しい品質でコーキングをメンテナンスしようとした場合、手間がかかったとしても古いコーキングはしっかりと取り除く必要があるのです。

コーキングカッター

 しかし、DIYでコーキングをメンテナンスする場合、ご自身で古いコーキングをすべて除去するのは非常に困難です。やり方を間違えると、外壁に傷を付けてしまう恐れがありますので、専門の工具を有する業者に依頼することを強くお勧めします。

 昨今のホームセンターでは、外壁のメンテナンスを行うためのコーキング等の品ぞろえが非常に多く、一見、だれでも簡単にメンテナンスを行うことができると錯覚してしまいます。しかし、コーキング1つとっても、そのやり方を誤ってしまうと、外壁そのものを傷つけることにつながってしまい、結果としてご自宅の耐久性が低下してしまうこともあり得ます。そのため、コーキングのメンテナンスについては、専門的な知識と技術を有する業者に依頼したほうがいいでしょう。

 ヨコイ塗装では、品質を最優先に考えた工事を実施しています。コーキングのメンテナンスについても、自信をもって工事させていただいていますので、扶桑町周辺の外壁のお悩みは、ぜひヨコイ塗装にご相談ください。

相談

ALC外壁で発生する雨漏りの原因と対処|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

軽量で耐久性に優れたコンクリートであるALC(軽量気泡コンクリート)は、外壁の素材として非常に優れていますが、すべてにおいて完璧な外壁材というものはなく、ALCにもデメリットが存在します。

ALCは、非常に水分を吸収しやすい素材ですので、防水対策をしっかり行わなければ、すぐにALCの気泡に水分がたまってしまい、中の鉄骨が錆びて耐久性が低下してしまいます。

また、この性質によって、雨漏りに発展してしまうこともあります。

 そこで今回は、ALC外壁で発生する雨漏りの原因と対処についてご紹介します。

1.ALC外壁で発生する雨漏りの原因

 雨漏りと言えば、屋根から水が侵入してきて、天井にシミができたり、天井から水が落ちてきたりと、「天井から」というイメージがあるかと思います。

しかし、雨漏りは屋根から発生するものだけではありません。

外壁からの雨漏りというのも存在します。

 外壁からの雨漏りで、特に発生しやすい部分は、窓上の額縁などです。

また、2階建ての建物の1階の天井から雨漏りするというケースも、屋根ではなく外壁が原因の雨漏りと考えられます。

では、これらの雨漏りはどうして発生するのでしょうか。

 ALCは、その吸水性の高さというデメリットから、防水対策が必須となります。

ALCの外壁で、外壁が原因の雨漏りが発生しているということは、外壁のどこかで防水対策の穴があり、そこからALC内部に水が侵入していると考えることができます。

 ALCの防水対策に穴があく原因としては、

  • ①塗装している塗料が劣化したことによって、防水を担う塗膜が弱くなっている。
  • ②ALCそのものにクラックが発生している。
  • ③ALCパネルをつなぎ合わせるコーキングが劣化したことによって、痩せやクラックが発生している。 

といったことが考えられます。

 

2.ALC外壁で発生した雨漏りの対処

 ALC外壁が原因で雨漏りが発生している場合、その雨漏りの原因となった場所を見つけ出し、修復する必要があります。

ここでは、原因別に対処方法をご紹介します。

①塗装している塗料が劣化したことによって、防水を担う塗膜が弱くなっている場合

 ALC外壁に塗装した塗料が、経年劣化によって、その機能を十分に果たさなくなった場合や、塗装方法が悪く、塗装にクラックが入っている場合、塗装が剥がれている場合は、その部分からALCに水が侵入してしまいます。

そのため、対策としては外壁塗装が有効な方法となります。

ALC外壁を塗装する際には、しっかりとした下地処理、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗装は必須となります。

下地の状態に応じて、塗膜を厚くするなど、外壁材の状態に合わせて、適切な塗装を施すことで、雨漏りを解消することができます。

②ALCそのものにクラックが発生している場合

 ALCパネルそのものにクラックが発生している場合や、ALCパネルが欠けてしまっている場合、ALCパネルの補修を行わなければなりません。

多少のクラック程度であれば、コーキング材を注入することでクラックを埋めてしまうことも可能ですが、破損個所が大きい場合は、ALCパネルそのものを取り換えるということも検討しなければなりません。

 これらの補修を行った後には、その上から塗装を行わなければ、防水対策は十分とは言えません。

そのため、ALCを補修したのちは、①と同様に、しっかりと塗装を行います。

③ALCパネルをつなぎ合わせるコーキングが劣化した場合

 ALCパネルをつなぎ合わせるコーキングが劣化し、コーキングの痩せやクラックが発生している場合は、コーキングの補修を行う必要があります。

ALCのコーキングは、基本的に増し打ち工法で十分な防水性能を作り出すことはできますが、増し打ち工法を行うためには専用の工具でコーキング上の塗料を除去しなければなりません。

また、増し打ちを行ったコーキングとALCパネルの隙間からの浸水を防止するため、コーキングの上から塗装を行う必要があります。

そのため、この対策を講じた場合でも、①の塗装工事は必須となります。

ALCは、外壁をご利用の方は、非常に強度が高く、その上軽量で断熱性能もあるという、外壁材としては非常にすぐれた素材です。

そのため、現在ではサイディングボードの次に、外壁材として採用される方が多い素材となっており、徐々に人気も出てきています。

しかしながら、吸水性が高いというデメリットを知らないまま、適切なメンテナンスが行われていないALC外壁を目にすることがあります。

どれだけ元の素材がよくても、最適なメンテナンスを実施しなければ、そのメリットはどんどん薄くなり、デメリットの部分が大きくなってしまいます。

ALCの場合は、吸水性の高さから来る鉄骨のさびや雨漏りが、それに該当します。

これらの症状が発生してしまうと、その症状に対する対策を講じることはできても、家が負ったダメージを修復するのは困難です。

そのため、それらの症状が出る前に、最適なメンテナンスを行い、雨漏りを未然に防止するようにしてください。

扶桑町周辺でALC外壁のメンテナンスでお困りの方は、ヨコイ塗装にご相談ください。

相談

サイディングと雨漏りについて|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

サイディングボードは、いま最も使用されている外壁材です。

なんと、その採用率は新しく建てられる住宅の70~80%を占めています。

これだけ採用率が高い理由の1つに、サイディングが持つ防水効果が挙げられます。

サイディングは、胴縁と呼ばれる木枠に張り付けるのですが、防水対策として、この胴縁の下に防水シートを貼っています。

さらに、サイディングの上から塗装を行うため、二重の防水対策が行われている外壁材と言えるのです。

しかし、そんなサイディングでも、雨漏りが発生してしまうことがあります。

 

 そこで今回は、サイディングが原因で雨漏りが発生してしまうケースについて、ご紹介します。

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1.サイディングから雨漏りする原因

 二重の防水対策を施しているサイディングであっても、しっかりとメンテナンスしておかなければ雨漏りが発生してしまうことがあります。

メンテナンスを行わなかった場合、以下のような原因でサイディングから雨漏りしてしまうことになります。

 

①防水シートの劣化

 サイディングの胴縁の下に貼っている防水シートは、経年劣化により破損してしまうことがあります。

また、破損まで到達しなくても、経年劣化でシートの形状が若干変わってしまう(伸縮してしまう)ことで、

防水シートのつなぎ目に隙間ができてしまいます。

通常、つなぎ目は防水テープで補強しますが、このテープ自体も経年劣化ではがれやすくなりますので、

どうしてもこの隙間部分から浸水しやすくなってしまいます。

 

②塗装の劣化

 2つ目の防水対策である外壁塗装で使用した塗料が劣化することで、サイディングボードの内部に水が侵入してしまうことにつながります。

通常、サイディングの中に水が侵入しても、防水シートで防ぐことができますが、①の症状が同時に発生していた場合、雨漏りにつながることになります。

 

③外壁材の破損

 台風などの強風時や、その他の要因により外壁材、つまりサイディングそのものが破損した場合、その破損部分は塗料による防水効果が期待できませんので、②と同様にサイディング内部に水の侵入を許してしまうことになります。

また、破損の状態がひどく、防水シートまで破損していた場合は、①の状態と同様になりますので、塗装、防水シートという二重の防水対策が機能せず、雨漏りにつながることになります。

 

④シーリングの劣化

 サイディング同士をつなぎ合わせているシーリングも、サイディングの防水対策の1つとなります。シーリングがしっかりと充てんされている場合、サイディングとサイディングの間に隙間はなく、シーリングがしっかりと水を防ぎますが、経年劣化等によってシーリングにひびが入ったり、シーリングが痩せたりすると、その隙間から水が侵入することになり、雨漏りにつながってしまいます。

コーキング

2.原因別の雨漏り対策

①防水シートの経年劣化

 防水シートの経年劣化を予防することはできませんが、定期的にサイディングをチェックし、防水シートの経年劣化が発生していないかを確認することで、早期発見につながり、雨漏り発生前に防水シートの補修や交換といった対策を講じることができます。

そうすることで、雨漏りを防止することができます。

②塗装の経年劣化

 塗装の経年劣化についても、それ自体を予防することができません。

しかし、定期的に塗装の状況を確認し、チョーキングやクラックといった劣化の症状を発見した場合、すぐに塗装工事を行うことで、防水効果を保つことができますので雨漏りを予防することができます。

③外壁材の破損

 外壁材の破損は、台風などが予想されている場合は、外壁材の近くに物を置かないようにしておくことで多少の予防につながります。

しかし、遠くから飛来する物を防ぐことはできませんので、どうしても完全に防ぐことはできません。

台風や強風で物が当たった、経年劣化でサイディングそのものが破損したという場合、外壁の外観を定期的に確認することで、その症状を発見することができます。

特に台風が通過した後などは、外壁の破損がないかチェックしておくと早期発見につながります。

外壁の破損を発見した場合、できるだけ早めに補修を行うことで、雨漏りを防止することができます。

④シーリングの劣化

 シーリングは、劣化するとゴム状のシーリングが硬化し、痩せやひびといった症状が現れます。シーリングも、紫外線によって経年劣化してしまい、それ自体を予防することはできませんが、定期的にチェックすることでシーリングの痩せやひびによって隙間ができていることを早期発見することができます。シーリングの劣化を発見した場合、できるだけ早く、シーリングの打ち替え(古いシーリングをすべて取り除き、新しいシーリングを充てんする工事)を行うことで、雨漏りを予防することができます。

コーキング材

今回ご紹介した雨漏りの原因は、いずれもしっかりと外壁のチェックを行っておくことで早期発見につながり、その時点でメンテナンスを行うことで雨漏りを予防することができます。

扶桑町周辺で、外壁をチェックした際に少しでも不安だなと感じた際には、ヨコイ塗装にご相談いただければ、最善の対策をご提案させていただきます。

相談

ALCのコーキングに関して|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

ALC(軽量気泡コンクリート)は、その名の通り、

内部に気泡が空いているコンクリートで、

通常のコンクリートのおよそ1/4程度の重さまで

軽量化された外壁に適したコンクリートの1種です。

ALCは、その気泡によって熱の伝わりを抑えるため、

高い断熱効果も期待できる外壁材ですが、現在、

主流となっているサイディングボードと比べると、

知名度が劣るため、そのメンテナンス方法についても

ご存じない方が多くいらっしゃいます。

 

 そこで今回は、ALCのメンテナンス方法のうち、

コーキングを中心についてご説明したいと思います。

ALC

 

1.ALC外壁のメンテナンス内容

 

 ALC外壁は、コンクリート製の外壁であるため、

その耐久性能は30年~50年と言われています。

しかし、この年数はメンテナンスを行わなくても良い期間ではありません。

適切にメンテナンスを施した場合、30年~50年は、

外壁材の張替えを行わなくても良いと言われる期間になります。

 

 ALCは、気泡が空いているコンクリートですので、

吸水性が非常に高く、外壁塗装による防水は必要不可欠です。

塗装が劣化してしまうと、塗膜による防水が行えず、

ALCの内部に水が侵入してしまうことになります。

ALCが水分を吸収してしまうと、芯に使われている鉄筋が錆びてしまい、

強度が著しく低下します。

そのため、定期的な外壁塗装が必要となります。

 

併せて実施しなければならないのが、「コーキング」です。

ALCはサイディングボードと同様に、外壁材の継ぎ目が存在します。

そのため、外壁材をつなぎ合わせるためのコーキングを施す必要があります。

 

 

2.ALCのコーキング

ALC

 

 コーキングは、外壁材同士をつなぎ合わせるためのゴム状のもので、

サイディングボードやALCのつなぎ目に注入し、

建物のつなぎ目から水が侵入することを防止する役割があります。

また、季節ごとの温度変化などによる建物の伸縮を、

コーキングの伸縮性によって吸収し、外壁材同士がぶつかってしまったり、

歪んでしまうことを防止する役割も有しています。

 

 コーキングの耐久年数は一般的には8年程度と言われており、

8年を過ぎるとコーキングそのものが縮んでしまったり、欠落してしまうことがあります。

もちろん、環境によっては8年を待たずして破損してしまうこともありますので、

定期的にチェックすることが重要となります。

コーキングが縮んでしまったり、欠けてしまうと、

その部分から水が侵入することになり、

ALC内部の鉄筋を錆びつかせる原因となりますので、

そういった症状を見つけた際には、早めにメンテナンスを行う必要があります。

 

 

3.コーキングのメンテナンス

 

 ALCのコーキングのメンテナンスには、

打ち替え工法と増し打ち工法の2種類があります。

 

 

①打ち替え工法

 

 打ち替え工法は、傷んだコーキングをすべて撤去し、

新しくコーキングを打ち換える工法のことを言います。

この工法は、古いコーキングをすべて除去するという作業と、

新しいコーキングを注入するという作業があるため、

どうしても増し打ち工法よりもコストがかかります。

サイディングボードの場合は、耐久性を持たせるために

基本的には打ち替え工法を選択する場合が多いのですが、

ALCの場合は、打ち替え工法よりも増し打ち工法を選択する場合があります。

 

②増し打ち工法

 増し打ち工法は、劣化して痩せたコーキングの上から

新しいコーキングを注入する方法で、古いコーキングを除去しない分、

コストが低い工法になります。

サイディングボードで増し打ちを行ってしまうと、

耐久性を決めるコーキングの厚さが確保できないため、

基本的には選択しませんが、

ALC(目地)の場合は増し打ち工法でも十分な耐久性を保てるだけの厚みを出すことができます。

したがって増し打ち工法を選択することがあります。

 ただし、ALCでも窓の周りなど、十分な厚みが確保できませんので、

打ち替え工法を選択する場所もあります。

 ALCで増し打ち工法を行う場合、

古い塗料を除去するための専用の機材が必要となりますので、注意が必要です。

 

4.ALCに適したコーキング

 コーキングにも、ウレタン系や変性シリコーン系といったように、

様々な種類のコーキング材が販売されています。

この中でALCに最も適したコーキング材は「ウレタン系コーキング」になります。

ウレタン系コーキングは、コーキングと塗料の密着性が高く、

コーキングの上から塗装を行うことができます。

ALCそのものは、非常に吸水性の高い外壁材になりますので、

外壁材をコーキング材で接着した後に、

隙間なく塗装を行うことで水の侵入する隙間をなくす必要があります。

そのため、コーキングの上から塗装できるウレタン系コーキングが最適になるのです。

オートンCP1

コーキングは、外壁材の素材や、打つ場所によって、

その工法や使用するコーキング材が大きく異なります。

最近は、ホームセンターなどでコーキング材を簡単に入手することができますが、

その種類を誤ると、逆に建物にダメージを与えてしまうこともつながってしまいますので、

できるだけ、専門家に依頼するのが安心でしょう。

 

ヨコイ塗装では、正しい知識をもった職人が、

外壁材や環境をしっかりと確認したうえで、

最適なコーキング方法をご提案しています。

ALCのコーキングにお困りの方は、ヨコイ塗装にご相談ください。

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窯業系サイディングのシーリングについて|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

窯業系サイディングは、その豊富なデザイン性や取り扱いのしやすさから、

現在、最も使用されている外壁材となります。

窯業系サイディングは、その名の通り、サイディングボードですので、

1枚の外壁材で外壁全体を構成しているのではなく、複数のサイディングボードで外壁を構成しています。

そのため、サイディングボード同士をつなぎ合わせるために、シーリングが必須となります。

 

 そこで今回は、窯業系サイディングのシーリングについて、ご説明させていただきます。

1.シーリング工事を行う目的

 シーリングはサイディングボード同士や外壁材とサッシなどをつなぎ合わせることを目的としています。

つまり、サイディングボード同士、またはサイディングボードとサッシ等の間には隙間があり、

そこから建物を構成する木材の天敵である水分が侵入することを防止するという目的もあるのです。

そのため、シーリングを適切に行わなければ、この隙間から水分が建物内に侵入してしまい、

建物の耐久性が大きく低下してしまうことになってしまいます。

そのため、シーリング工事は、その品質が非常に重要となりますので、DIYよりもプロに依頼することをお勧めします。

コーキング材

2.シーリング工事を行う前に確認しておくべきこと

①シーリング工事を行う部位の確認

 シーリング工事は、どのような部分にでも実施できるというわけではありません。

シーリングで高い品質を出すためには、目地幅が10mm程度で木地の深さが5mm以上なければなりません。

なお、1時間準耐火構造とする場合には、木地幅は10mm以下でなければなりません。

これよりも木地幅が広い場合や木地の深さが浅い場合には、

シーリング材が持つ密着性能を十分に発揮することができません。

②シーリング材の品質の確認

 シーリング材やプライマーは、工事する部分の素材によって、使用する種類を変更する必要があります。

そのため、使おうと考えている素材に適したシーリング材やプライマーを選択していることが前提となります。

そのうえで、そのシーリング材やプライマーが使用期限を超過していないこと、

信頼できるメーカー製のものであることを確認する必要があります。

シーリング材やプライマーは、使用するための有効期限が定められており、

それを超過したものは、著しく品質が低下します。

特に、一度開封したプライマーは、有効期限内であっても時間の経過とともに変質していきますので、

使い残したプライマーを再利用することはできません。

コーキング シーラー P-50

 また、シーリング材やプライマーの品質は、その商品によっても大きく異なります。

あまりに安いシーリング材やプライマーは、もともとも品質が悪いものもありますので、

信頼できるメーカー製であることを確認する必要があります。

 

3.シーリング工事を行う際に注意すべきこと

①温度と湿度

 シーリング材は、気温や湿度に注意して施工する必要があります。

特に、雨が降っている場合や湿度が高い場合などは

シーリング材が固まる前に建物内部に水分が入り込んでしまう可能性や

シーリングそのものが変質してしまう可能性もあることから注意が必要です。

 また、気温が高すぎる場合や低すぎる場合も、シーリングが硬化しないなどの影響が生じますので、

シーリングの工事を行う場合は、外気温が5度~50度の範囲を超える場合には、

工事を中止することも検討する必要があります。

 

②施工する部位の清掃

 シーリングは、サイディングボード同士やサイディングボードとサッシ等をつなぎ合わせるため、

それぞれの素材に密着させる形で使用します。

そのため、使用する素材部分にゴミや油分、コケ、カビ等が付着している場合には、

素材そのものに密着させることができず、その表面のごみや油分にシーリングが密着してしまうことになります。

そうなると、ごみと素材の間に隙間が生じた場合などに、そこから水分が建物内に侵入することとなり、

シーリングの目的を達することができません。

そのため、あらかじめ素材に付着しているごみや油分といったものを、きれいに清掃しておく必要があります。

 

③2面接着の実施

 シーリング材を充てんする場合には、「2面密着」という方法を行います。

2面密着とは、断面を見たときに2面が密着している状態のことを言います。

シーリング材の断面は四角形になりますので、

四角形の横の2面がサイディングボードに密着しているとイメージするとわかりやすいでしょう。

この状態で、サイディングボードを左右に揺らすと、シーリングも一緒に左右に動くことになります。

 

しかし、3面密着といって、四角形の3面を密着させるとどうなるでしょうか。

左右の側面に密着しているサイディングボードを動かしても、

もう1面がくっついていますので、シーリングは動くことができません。

無理にサイディングボードを動かすと、シーリングが剥がれてしまうことになるでしょう。

そのため、3面密着にしてしまうと、シーリングの耐久性が大きく低下してしまうことになるのです。

 

シーリング材はホームセンターでも入手できるため、非常に簡単な作業と思われがちですが、

注意しなければならないことが非常に多く、その品質によって、

建物そのものの耐久性も大きく変わってしまうことになる重要な工事となります。

ヨコイ塗装では、シーリングの工事についても、高い品質を出すために、

細部までこだわった工事を実施しています。

サイディングボードのシーリングに関するご相談は、ヨコイ塗装にお任せください。

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サッシ周りのシーリングについて|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

シーリングは、主にサイディングボードなどの外壁材をつなぎ合わせる際に使用します。

そのため、外壁材と外壁材をつなぎとめるものとイメージされている方も多いのではないでしょうか。

しかし、外壁は必ず玄関ドアや窓サッシなどもつながっていますので、

それらをつなぎ合わせるのにもシーリングを使用します。

 

 そこで、今回はサッシ周りのシーリングについてご紹介したいと思います。

1.サッシ周りに適したシーリング

 シーリングには、シリコーン系、変性シリコーン系、ポリサルファイド系、ポリウレタン系などの種類があり、

それぞれ、1成分形、2成分形が用意されています。

これらは、外壁の素材、使用する場所に応じて使い分けを行います。

例えば、シリコーン系は撥水性能が非常に高いため、

上から塗装するのには向いていないため、浴槽などの水回りでよく使用されています。

 この中で、サッシ周りに適したシーリングは、2成分形の変性シリコーン系、

もしくは同じく2成分形のポリサルファイド系のシーリングになります。

①変性シリコーン系シーリングの特徴

 シリコーン系のシーリングは耐久性や耐候性、耐熱性、耐水性が非常に高く、

シーリングの中では非常に優れた素材ではあるものの、撥水性能が高く、

通常、上から塗装を行うことができません。

外壁のシーリングは、基本的に上から塗装を行うため、

性能が高いのに使用できないシーリングとなっています。

そこで開発されたのが「変性シリコーン系」のシーリングです。

 変性シリコーン系シーリングは、シリコーン系シーリングに比べると、

密着性や耐久性が若干低くなっていますが、上から塗装を行うことができるため、

外壁に使用することができるというメリットがあります。

また、非常に柔軟性が高く、サッシなどの金属類にも使用することができるという特徴があります。

サッシ周りで使用する場合は、上から塗装することとなりますので、

ノンブリードタイプの変性シリコーン系シーリングを使用します。

コーキング材

※ノンブリードタイプ

 変性シリコーン系シーリングには、可塑剤と呼ばれるプラスチックを添加して伸縮性を持たせていますが、

この可塑剤は塗装後、表面ににじみ出る特徴(ブリード現象)があります。

ノンブリードタイプは、このブリード現象を発生しにくくした変性シリコーン系シーリングで、

上から塗装する際にはこちらを使用します。

 

②ポリサルファイド系シーリング

 ポリサルファイド系シーリングは、シーリングの表面にゴミなどが付着しにくく、

耐熱性が高いシーリングとなっています。

こちらも、上から塗装を行うことはできますが、そのためには汚染防止処理を行う必要があります。

また、仕上げ材によっては塗料の変色や軟化が生じる可能性があるため、

変性シリコーン系シーリングよりも、やや使い勝手の悪いシーリングとなります。

 ポリサルファイド系シーリングもサッシ周りに使用することはできますが、

一般的には変性シリコーン系シーリングを使用するケースが大半です。

 

2.サッシ周りのシーリング工事の注意点

 サイディングボードのシーリングは原則、打ち替えをお勧めしていますが、

サッシ周りのシーリングの場合は、やむを得ず打ち増しを行わなければならないケースがあります。

 シーリングの打ち替えを行う場合は、古いシーリングをすべて除去したうえで新しいシーリングを打つことになりますが、

サッシの形状が特殊で、古いシーリングを完全に撤去することができない場合があります。

例えば、ツバの出ているタイプのサッシは、カッターの刃をうまく入れることができず、

無理に古いシーリングを除去する際にサッシを傷つけてしまうケースがあります。

そういった場合は、やむを得ず打ち増しという方法でシーリングのメンテナンスを行うケースがあります。

 

 また、最近では通気工法による透湿防水シートの施工が増えていますが、

少し古めの住宅で透湿防水シートを直貼りしている場合、

古いシーリングを除去する際に透湿防水シートをカッターで切ってしまう可能性があります。

この透湿防水シートは、塗装やシーリングの劣化によって侵入してきた水分を

外壁材や建物の中に入れないためのセーフティネットとなっていますので、

シーリングのメンテナンスを行う際に傷をつけてしまうと、

そのシーリングが劣化した際に雨漏りの原因となってしまいます。

そのため、透湿防水シートを直貼りしている場合も打ち増しを行うケースがあります。

 いずれのパターンも、古いシーリングをきれいに除去できるのであれば、

原則は打ち替えを行うことをお勧めします。あくまで、古いシーリングを除去するのに、

他の部分を傷つけてしまう虞がある場合に、やむを得ず打ち増しを行うとご理解ください。

(ヨコイ塗装では、目地のコーキングとはサイディング同士の動きに追従させる役割で、

サッシ周りは動きが少ないので、劣化していないところがほとんどです。)

 サッシ周りのシーリングは、サッシの形状や透湿防水シートの施工状況などをしっかりと確認し、

熟練の職人さんがシーリングのメンテナンスを行うことで、

高い耐久性を有したメンテナンスを行うことができます。

 ヨコイ塗装では、シーリングの品質も重要視しており、腕のいい職人が、

高い品質でシーリングのメンテンナンスを実施します。

シーリングや塗装でお悩みの方は、ぜひヨコイ塗装にご相談ください。

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シリコンカバーでシリコン系コーキングの品質アップ!|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

コーキングは、使用する場所によって適切なコーキング材の種類が異なります。

コーキング材の種類は、シリコン系コーキング、変性シリコン系コーキング、ウレタン系コーキング、アクリル系コーキング、ポリサルファイド系コーキングなどがあります。

 コーキング材によって、メリット・デメリットがあり、

素材や環境など、目的に応じて使い分けを行います。

 

 今回は、そんなコーキング材の種類の中で、シリコン系コーキングについて説明したいと思います。

1.シリコン系コーキングの特徴

 シリコン系コーキングは、非常にコストパフォーマンスに優れており、

ホームセンターなどでも容易に購入することができます。

シリコン系コーキングのメリットは、

コストが低いわりに耐久性・防水性に優れており、

プライマーが無くても施工ができるといった手軽さもあります。

また、乾燥が早く、取り扱いやすいため、

DIYで使用される方も多いコーキング材となります。

 

 しかし、シリコン系コーキングは、

シリコンオイルが出続けてしまうため、

周囲が汚れてしまう他、そのシリコンオイルの影響により、

シリコンの上から塗装を行うことができません。

 このような特徴があるため、シリコン系コーキングは

外壁よりも浴槽周りやキッチンの周囲など、

主に屋内の水回りで使用されることの多いコーキング材となっています。

 

2.シリコン系コーキングの使用用途

 シリコン系コーキングは、主に屋内で使用されていると説明しましたが、

外壁等で全く使用されていないかと言われると、そうではありません。

シリコン系コーキングは、他のコーキング材よりも

高い防水性や耐候性がありますので、

デメリットよりもメリットが上回った場合、

屋外でも使用することがあります。

 主に使用される用途としては、屋根や外壁の金属部分、

特に雨がしみ込みやすい部分で使用することがあります。

他にも樋や屋根の補修にもシリコン系コーキングを

使用することがあります。

 

 しかし、シリコン系コーキングは

上から塗装できないというデメリットが存在します。

そのため、外壁や屋根の塗装を行う場所では、

シリコン系コーキングは使用することができません。

通常、そういった場所にシリコン系コーキングを打つ場合は、

先に塗装を完了させてから、最後にコーキングを注入します。

しかし、後年再塗装をしたときに塗装しにくいというデメリットがあります。

 

 

 

3.シリコン系コーキングと外壁塗装

 外壁や屋根の塗装工事を行う際、

シリコン系コーキングが先に打たれている場合があります。

先に打たれたコーキングが劣化している場合は、

打ち替えを行うことで他のコーキング材を使用したり、

後から注入することも可能ですが、

(シリコンの撤去はかなり難しく表面も見苦しくなります)

先に打たれたシリコン系コーキングが劣化していない場合は、

シリコン系コーキングを剥がさずに塗装をします。

 

 ほとんどの業者では、そういった場合は、

お客様にご説明したうえでやむなくシリコン系コーキングをマスキングし、

塗装を実施します。

もしくは、細かいお話をせずに、シリコン系コーキングの上から

塗装を行うような業者も存在します。

そういった工事が行われた場合、塗膜が安易に剥がれてしまうことになります。

また知識の無い一般の方が、シリコン系コーキングで安易にDIYを行った場合、業者の施工時に追加費用が発生することもあります。

 

 そこで、ヨコイ塗装では、シリコン系コーキングが

先に打たれている場合や、やむなく塗装を行わなければならない場合、

「シリコンカバー」というツールを使用することにしました。

4.シリコンカバー

シリコンカバーは、1成分型の

特殊変性シリコン系樹脂組成物となっており、

シリコン系コーキングにしっかりと密着します。

シリコンカバーをシリコン系コーキングの上に使用することで、

シリコン系コーキングを使用していても、

その上から塗装を行うことが可能となります。

 

そのため、塗装が必要な部分にシリコン系コーキングを使用したとしても、

シリコンカバーを使用することで、マスキングしなくても

塗装を行うことができるようになり、

外観上の不自然さや塗装の耐久性を改善することができます。

つまり、シリコン系コーキングのメリットを受けつつ、

デメリットである「塗装ができない」という点を解消し、

防水性能や耐久性の向上といった塗装による

メリットを受けることができるのです。

外観からは全く分からない部分ではありますが、

こういった細部にまで気を配ることで、

外壁やコーキングの耐久性は大きく向上させることができます。

 

ヨコイ塗装では、シリコンカバーに限らず、

お客様や他の方の目に触れない部分についても一切妥協することなく、

塗装の品質向上に努めています。

 

扶桑町周辺で外壁塗装でお悩みがありましたら、

お気軽にご相談くださいね。

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