工事中留意点ー屋根

瓦の形状と雨漏りについて

 瓦と聞くと、ほとんどの方が昔ながらの陶器の瓦を想像することと思います。この陶器の瓦は耐用年数が50~60年と非常に長く、それだけ目に付きやすいとも言えますが、実は瓦の種類はそれだけではありません。また、瓦の形状も、よく目にする和瓦の他にもあります。そこで今回は、瓦の種類や形状と雨漏りの関係についてご紹介します。

1.瓦の種類

①釉薬瓦

 釉薬瓦は、最もよく見かける粘土で作った瓦に釉薬を塗った瓦で、陶器瓦とも言われています。釉薬瓦は、釉薬によって水を通さなくなるため、耐水性に優れた瓦で、瓦の下に敷くルーフィングが傷みにくいというメリットがあります。

 しかし、比較的重量があるため、地震対策には不向きな瓦とも言えます。

②いぶし瓦

 いぶし瓦も粘土で作った瓦ですが、こちらは釉薬を塗らず、窯の中でいぶすことで作られ、主に神社仏閣に使用されています。いぶし瓦は、窯の中でいぶすことによって、炭素の膜が形成され、この膜によって水を防ぐ効果を得ています。そのため、時間の経過によって炭素膜が剥がれてくると、葺き替えしなければならないというデメリットがあります。

③素焼き瓦

 素焼き瓦は、粘土で作った瓦をそのまま焼いたもので、ドラマで見かける沖縄の住宅(オレンジ色の瓦の住宅)に使われています。釉薬やいぶしといった工程がないため、釉薬瓦やいぶし瓦よりも安価で且つ軽量というメリットはあるものの、その分防水性はやや低くなっています。

④セメント瓦

 釉薬瓦、いぶし瓦、素焼き瓦は粘土を使用した瓦ですが、セメント瓦はその名の通り、セメント(砂と水)を使用した瓦で、塗料を塗ることで防水性を高めることができる瓦です。瓦自体は安価ですが、塗装というメンテンナンスをしなければならないことや粘土を使用した瓦よりも重量が重く、耐久性が低いことから、最近ではほとんど使用されていません。

2.瓦の形状

①和瓦(J型)

 和瓦は、瓦屋根で最も使用されている形状で、瓦が波打った形状になっているのが特徴です。この波打った形状によって湿度は適度に逃げつつも、温度はしっかりキープできるため、保温性と漢気に優れた形状といえます。

 また、この形状によって雨や雪を留めずに流す効果も期待できますので、耐水性にも優れた形状となっています。

②平板瓦(F型)

 波打った形状とは異なり、真っ直ぐな瓦を平板瓦といいます。この瓦は、日本家屋以外にも合わせることが出来るため、最近の洋風な建築物であっても屋根材として使用できる他、太陽光発電システムを乗せやすい瓦でもあります。

③スパニッシュ瓦(S型)

 スパニッシュ瓦は、和瓦よりも波打ちを大きくした瓦で、洋風の建築物に合わせやすいという特徴があります。和瓦同様に、波打ちによる保温と漢気の効果を期待できるため、和風の建築物であれば和瓦、洋風の建築物であればスパニッシュ瓦と使い分けることができます。

3.瓦屋根の雨漏り

 瓦屋根は、その耐久性の高さがメリットの一つですが、それでも放置していると雨漏りにつながることがあります。その原因は、以下のことケースが多いようです。

①瓦の破損

 強風などの飛来物が瓦に接触したなどで、瓦そのものが破損してしまった場合、その破損部分から雨水が侵入し、雨漏りにつながることがあります。

 この場合、早めに新しい瓦に葺き替える必要があります。

②瓦のズレ

 こちらも強風や台風が原因となりますが、瓦がずれてしまうことによって、瓦と瓦の間に隙間ができてしまうことで、その隙間から水が入り込み、雨漏りにつながってしまうケースが考えられます。この場合、早めに発見して瓦を戻せば、雨漏りを防止出来る可能性が高くなります。

③鳥やコウモリの巣

 瓦屋根は、どうしても空気層ができてしまいますが、そこにうまく入り込んだ鳥やコウモリが巣を作ることによって、下地の防水シートを急速に劣化させるケースがあります。通常、軒先やケラバ部にシーラーなどで隙間を埋める対策を施しますが、それらの劣化に気づかなかった場合、そこから侵入して巣を作られてしまい、防水シートが劣化することによって瓦で受けきれなかった水が建物内部に侵入して雨漏りにつながってしまいます。そのため、軒先やケラバ部の隙間を埋める対策が、劣化していないことを確認することも重要です。

④漆喰の劣化

 漆喰という瓦の葺き土を保護している部分が劣化すると、棟土に水が侵入してしまい、雨漏りに繋がる恐れがあります。漆喰自体は、10年程度で劣化するため、瓦そのものの劣化はなくても漆喰のメンテナンスは必須となります。

 このように、瓦屋根については、他の屋根材とは違った雨漏りの原因が多々あります。これらの雨漏りの原因に加え、瓦の種類や形状も多いことから、瓦屋根の雨漏りについては、しっかりと知識・経験のある職人が対策を施さなければなりません、ヨコイ塗装では、瓦屋根の雨漏りについて専門的な知識のある経験豊かな職人が対応いたしますので、扶桑町周辺で瓦屋根の雨漏りにお困りの方は、ぜひご相談ください。

モニュエル瓦の塗装の注意点

 

 モニュエル瓦(乾式コンクリート瓦)は、1980年頃から1990年頃に広く使われていた屋根材ですが、現在は生産されておらず、新築で用いられることはありません。モニュエル瓦が生産されなくなった原因は、その重さにあります。モニュエル瓦の重量は、金属屋根と比較して約6倍も重く、耐震性が低いため、徐々に使用されるケースが少なくなり、生産中止に至っています。そのため、破損した場合に替えが効かないという問題点があり、塗装によるメンテナンスしかできないのが現状です。

 そこで今回は、モニュエル瓦を使用している方のメンテンナンスとして重要な塗装の注意点についてご紹介します。

1.下地処理

 モニュエル瓦の特徴として、他の屋根材よりもチョーキングしたときの粉が多く、水を吸収しやすいという問題点があります。そのため、早めに発見しなければ、モニュエル瓦の劣化が早まることになります。

 モニュエル瓦の塗装を行う前には、このチョーキングした古い塗装を取り除かなければなりません。この作業は、高圧洗浄で行いますが、他の屋根材よりも粉が多く、そのまま高圧洗浄を行った場合、チョーキングした粉が飛散するため、必ず周囲をビニール等で取り囲み、チョーキングした粉が飛散しないように注意しなければなりません。

 モニュエル瓦の場合、チョーキングの粉が非常に多いため、この高圧洗浄を丁寧に行わなければ、後の塗装をどれだけ丁寧に実施したとしても、塗装の品質は低くなってしまいます。チョーキングの粉を落としきらずに塗装を行うと、モニュエル瓦そのものに塗料が付着せず、チョーキングの粉に塗料が付着するため、すぐに塗料が剥がれ落ちることとなり、耐久性が損なわれてしまいます。そのため、高圧洗浄を丁寧に実施し、チョーキングの粉をしっかりと落とすというのが、モニュエル瓦を塗装する上での注意事項の1つ目となります。

 

2.スラリー層の凝固

 モニュエル瓦の特徴として、モニュエル瓦の表面にスリラー層という塗膜があります。塗装のチョーキングが発生した場合は、このスリラー層もチョーキングを起こすため、他の屋根材よりもチョーキングの粉が多く発生してしまいます。

 下地処理でチョーキングの粉を取り除く際にどれだけ丁寧に高圧洗浄を行ったとしても、古いスリラー層がすべて取り除かれるわけではありません。できるだけスリラー層も高圧洗浄で取り除くのが理想ではありますが、どうしても残る部分が存在します。しかし、この状態で塗装を行っても、先述したとおり、チョーキングの粉に塗装が付着するため、すぐに塗料が剥がれます。そこで、スラリー層を凝固させるための専用の塗料を使用して、チョーキングしたスリラー層を固めます。この下塗りは、最低でも2回は実施しなければ、スリラー層をしっかりと固めることができません。

 通常の下塗り塗料を使用した場合、チョーキングしたスラリー層を凝固させることができませんので、必ずスラリー層を凝固させる専用の塗料を用いるという点が、モニュエル瓦を塗装する上での注意事項の2点目となります。

3.上塗り

 モニュエル瓦の上塗りについても、スラリー層にしっかりと密着することができるよう、シーラーを入れずに、直接モニュエル瓦に塗装する方法を取る必要があります。この上塗りについても、1回だけでは耐久性が乏しくなるため、必ず2回以上塗装を行わなければなりません。可能であれば、高耐久塗料を使用するほうが、耐久性が向上するため、無機塗料などの塗料を使用することをおすすめします。

 さらに耐久性を向上させる方法として、上塗りが終わったあとで、クリアのコーティング剤を使ってさらに塗装を行うという方法もあります。いずれにしても、塗膜の層をしっかりと作ることが重要となります。

4.モニュエル瓦の葺き替え

 モニュエル瓦は、すでに生産が終了しており、新しいモニュエル瓦を入手するのが非常に困難になっています。そのため、現在使用しているモニュエル瓦をいかに長く使用するかが重要となります。

 完全に割れてしまっているモニュエル瓦を修理することは難しいですが、コンクリート部分が見えているようなモニュエル瓦は、雑に扱うと塗装中に割れてしまうことがあります。そのため、それらの瓦は注意して取り扱わなければなりません。

 どうしても継続して使用できない場合は、問屋に問い合わせ、在庫があれば葺き変えることもできますが、在庫がなくあたらしいモニュエル瓦を確保できない場合は、別の屋根材に葺き替えることも検討しなければなりません。

 モニュエル瓦は他の屋根材と違い、注意すべき点が多々あります。これらの注意点をしっかりと理解した上で塗装を行わなければ、高い品質の塗装を行うことはできません。ヨコイ塗装では、モニュエル瓦の塗装について、専門の知識を有した職人が、品質を重視して塗装工事を実施します。モニュエル瓦の塗装でお悩みの方は、是非、ヨコイ塗装にご相談ください。

平瓦について

 瓦というと、昔ながらの和型瓦を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そもそも瓦は、仏教建築とともに、6世紀末頃に日本に伝えられた技術で、非常に歴史の深い屋根材となっています。その長い歴史の中で、様々な改良が加えられた瓦は、現在でも他の屋根材とともに、選択肢の1つとなっています。

 今回は、そんな瓦のうち、平瓦についてご紹介します。

平板瓦

1.瓦の特徴

 瓦は、他の屋根材に比べて、非常に耐久性や断熱性が高いというメリットがあります。まず、耐久性についてですが、例えば、スレート屋根などの屋根材の寿命は10年~20年であるのに対し、瓦は40年~50年程度の寿命を持つと言われており、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。瓦の耐久性の高さは、日本の様々なところで現存している古いお寺などを見ても分かるかと思います。古いお寺の瓦の中には、1,000年前から使われている瓦を、現在も使用しているというものもありますので、その耐久性の高さは、目を見張るものがあります。

次に断熱性についてですが、陶器でできた瓦そのものに断熱性があるのに加え、瓦の構造上、屋根と瓦の間に隙間ができるようになっており、その隙間の空気が断熱層となって熱を遮断する効果があります。

 しかし、デメリットとして、他の屋根材に比べて重量があるという点が挙げられます。屋根材の重量は、柱などによって支えられているため、重ければ重いほど、建物に負担をかけることになります。また、重さによって重心が上に上がってしまうことで、地震の際に揺れやすくなってしまいます。また、はじめから瓦屋根にすると決めている場合、建物そのものに瓦の重量に耐えられるだけを強度をもたせることができますが、最初はスレート屋根などの軽い屋根材を使用していた場合、リフォーム等で瓦屋根にしようとしても、建物の強度を増すのは困難ですので、後から瓦屋根に変えるというのは、難易度が高くなってしまいます。

他にも、デメリットとして考えられるのは、施工に専門的な技術が必要なため、どうしても施工できる業者が限られていること、施工するための料金が高くなってしまいます。耐久性の高さから、施行回数は他の屋根材よりも少なく、長期的に見ると料金的には優れているとはいえ、1回で支出する金額が大きくなるという点はデメリットとして考える方も少なくはないでしょう。

2.平瓦の特徴

 瓦と聞くと、多くの方が昔ながらの和型瓦を思い浮かべると思います。曲線的な瓦は、味のある作りだと思いますが、どうしても「昔の日本家屋」というイメージがあり、新しい建物で選択する方が減ってきているようです。

 しかし、瓦の種類は和型瓦だけではありません。平瓦という言葉が示すとおり、平らな瓦や、和型瓦よりも大きく波打ったスパニッシュ瓦などがあります。ここでは、その中で平瓦の特徴についてご説明します。

 平瓦は、多くの瓦の特徴である曲線的なものではなく、平な長方形の瓦で、洋風の住宅に合わせやすい瓦となっています。別名「F型」と言われますが、このFはFlat(平らな)という英単語から来ています(平瓦のもととなったのがフランス瓦のため、フランスのFという説もあります)。

 平瓦は、その平らな特徴から、仕上がりはスレート屋根に近い仕上がりとなります。しかし、瓦の厚さがありますので、スレート屋根のように平らな仕上がりではなく、多少の凹凸がある見た目となります。また、屋根そのものに厚みがありますので、その点から見分けることも可能です。

 平瓦の中にも種類があります。Uタイプという平瓦では、瓦の両端に出っ張りがあり、断面を見るとアルファベットのUに見える形をしており、敷き詰めることで樋のように水の通り道を作ることができます。屋根や建物にとって、水は天敵ですので、Uタイプのように水の通り道を作り、水はけを良くすることは建物の耐久性を高める有効な手段となります。

 次に、ほとんど出っ張りのないFタイプと平瓦もあります。敷き詰めた後は、出っ張りのなさからスッキリとした見た目になり、美観はいいのですが、通気性が低いため、結露が生じやすいというデメリットがあります。

雨漏り時の平板瓦剥がし

 瓦の中にも、洋風の建物にあう平瓦のようなものも存在しますが、瓦は他の屋根材とは異なるメリット・デメリットが存在しますので、屋根材の葺き替えの際やリフォームによって、瓦に変えるという選択を行うのは難しいと言えます。そのため、建物を建てるときから、瓦屋根と他の屋根材とのメリット・デメリットを比較し、瓦屋根を選択する必要があります。とはいえ、もともとが他の屋根材を使用していたからといって、全ての建物が瓦屋根に買えることができないかというと、決してそうではありません。瓦屋根のデメリットである重量に耐えきれるだけの強い建物の構造であれば、リフォーム等で瓦屋根に葺き替えることも可能です。しかし、そのためには専門知識を有する業者が、その強度を確認する必要がありますので、しっかりと信頼の置ける業者に、確認しながら、最適な屋根材を選択するようにしてください。

屋根修理におすすめ!スカイメタルルーフ

 スカイメタルルーフという耐久性に優れ、それでいて経済的にも優しいという理想的な屋根材が、最近注目を浴びています。一部の商品説明では、30年間メンテナンスフリーとも言われており、期待が高まる屋根材ですが、本当のところは、そこまで優れた屋根材なのでしょうか?

 そこで、今回はスカイメタルルーフの特徴と、その評判についてご紹介したいと思います。

1.スカイメタルルーフの特徴

 まず、スカイメタルルーフの特徴を、屋根材に求められる「耐久性」「重量」「快適性」の3つの視点でご紹介します。

①耐久性

 スカイメタルルーフは、ジンカリウム鋼板というサビに強い鋼板を基盤として、その上に天然素材であるストーンチップの層をつくった屋根材で、非常に耐久性が高いという特徴があります。

 まず、基盤として使用しているジンカリウム鋼板ですが、この鋼板はガルバリウム鋼いたと同じ鋼板の皮膜を持ち、従来の亜鉛メッキ層の3倍の耐久性を有しています。また、切断面を再度メッキ加工したことによって、自己防蝕性能が向上した鋼板となっています。

 基材鋼板、ジンカリウムメッキ層の上には、プライマー層、ベースコート層、ストーンチップ層、トップコートと、複数の層に分かれて構成されており、この点からも強度の高さを作り出しています。

屋根は素材が痛みやすいから、極力良いものを!!

②重量

スカイメタルルーフは強度が高いだけでなく、軽量であるという点もメリットとなります。重量は、従来のスレート屋根と比較すると、およそ1/3程度、瓦屋根と比較すると1/9程度まで軽くなっています。屋根の重量は、建物の柱や外壁といった建物の上部を支える部材への負担に直結します。軽ければ軽いほど、柱や外壁の負担が軽くなり、それらの耐久性が向上しますので、結果として家全体の耐久性が向上することになります。また、屋根の重量は、自身が発生した場合にも大きく影響します。屋根材が重い場合、家の重心が高くなることで、地震などによって揺れやすくなり、倒壊の危険性が増すことになりますが、逆に屋根が軽ければ軽いほど、建物の重心は低くなり、地震などによって揺れにくくなります。そのため、建物全体の耐久性や耐震性を考えると、屋根材は軽ければ軽いほど良いということになります。スカイメタルルーフは、この重量について、非常に優れた屋根材であると言えます。

軽量

③快適性

 通常、屋根材に鋼板を使用していた場合、太陽からの熱をそのまま吸収してしまうため、遮熱性が低いと言われています。しかし、スカイメタルルーフの表面はストーンチップが層になっているため、太陽からの熱はストーンチップの層で弾かれることとなり、建物内部まで伝わりにくくなっています。その効果は瓦屋根と同等と言われており、鋼板を素材とした他の屋根材よりも快適さに期待できます。

 また、雨音に関しても、通常の鋼板を素材とした屋根材であれば、パタパタと特徴的な雨音が響いてしまいますが、スカイメタルルーフの場合は、ストーンチップが雨音を抑える役目を担っており、強い雨でも他の鋼板屋根よりも雨音が気になりにくいという特徴もあります。

2.スカイメタルルーフのメンテナンス

「スカイメタルルーフは、20年間~30年間、メンテナンスフリーのため、経済的に優れています。」という宣伝文句を見かけますが、それは本当でしょうか。

スカイメタルルーフは、ジンカリウム鋼板の層の上に、ストーンチップの層を作っています。このストーンチップのそうに使用している釉薬によって、強度の高いコーティング層がうまれており、この層が屋根の美しさや耐水性を担っており、簡単には劣化しないためメンテナンスは必要ないというのがその理由となっています。

スカイメタルルーフの施工

つまり、この釉薬でできたコーティング層が劣化した場合、もしくは破損した場合には、メンテナンスを行わなければならないということになります。あくまで、ここでいうメンテナンスフリーというのは、環境による劣化や、台風などによる破損がなかった場合に、塗装工事などのメンテナンスが必要ないというだけで、定期的に劣化や破損がないか点検をしなければならないのは、他の屋根材と同様になります。

スカイメタルルーフは、非常にメリットの高い屋根材となっています。また、そのデザイン性も、ストーンチップの層によって、様々なデザインが販売されており、今後の展開が期待されている屋根材となっています。

とはいえ、全くデメリットが無いわけではありません。スカイメタルルーフには、現在のところ、断熱材入りの商品が発売されていませんので、断熱材入りのガルバリウム鋼板製の屋根材に比べると、断熱性に欠けていたり、部材が比較的高額であるといったデメリットが存在します。

これらのメリットとデメリットをきちんと理解することで、屋根材の選択肢を増やすことが可能となります。ヨコイ塗装では、お客様としっかり話し合いながら、最適な屋根材のご提案を行っております。扶桑町周辺で屋根のメンテナンスをお考えの方は、ヨコイ塗装までご相談ください。

スカイメタルルーフを施工できる、新聞取材歴のある腕利き瓦職人ご紹介します。

瓦のガイドライン工法


 瓦屋根は、古い家でも使われている通り、歴史のある屋根材です。そのため、その施工方法は、あまり変化がないように思われる方も多いかと思いますが、実はそうではありません。昔から使われている屋根材ですが、その工法は、常に改良が加えられています。その一つに、ガイドライン工法というものがあります。

 今回は、瓦屋根のガイドライン工法について、ご紹介いたします。

1.瓦屋根のガイドライン工法とは

 瓦屋根のガイドライン工法は、平成13年以降に主流となった瓦屋根の施工方法で、それまでの工法に比べて瓦が落ちにくいというメリットがあります。

ガイドライン工法以前の工法は、葺き土で瓦を積み上げることによって固定する工法が主に使われています。これは、建物と瓦を土でつなぎとめているだけの状態になっており、例えるなら、本棚の天板や横板が接着剤で固定されているだけの状態と同様です。本棚の天板や横板が接着剤でのみ固定されていた場合、軽い衝撃には耐えられるかもしれませんが、強い衝撃を受けると、接着剤だけで固定することができず、本棚は簡単に崩れてしまいます。これと同様に、ガイドライン工法以前の工法では、接着剤の代わりとも言える土が崩れるような衝撃を受けると、瓦が簡単に外れてしまうことになります。実際に、ガイドライン工法以前の工法で施工された瓦屋根は、大震災の際に多くが脱落しています。

一方、ガイドライン工法は、建物そのものと瓦を銅線等で連結します。先程のように本棚で例えるなら、接着剤だけではなく、板と板をつなぎとめるためのビスを打つようなイメージです。こうすることで、瓦と建物が一体化されることになりますので、衝撃に強くなります。実際にガイドライン工法で施工された建物は、大震災の際にも被害は少なかったという結果が出ています。

2.ガイドライン工法の施工方法

 ここでは、ガイドライン工法以前の工法から、ガイドライン工法に葺き直す方法の概要をご紹介します。

①下地処理

 まずは、古い瓦を1枚ずつ剥がし、清掃します。

ガイドライン工法は、30年ほど前の瓦であっても施工できるという互換性の高さもメリットの1つです。瓦の耐用年数は、他の屋根材よりも長いため、古い瓦であっても、続けて使用できる可能性があります。そのため、瓦の清掃を行いながら、問題なく使えるかチェックすることも行います。

瓦をすべて剥がした後は、下地の清掃を行い、屋根用の防水シートを貼り直します。防水シートの耐用年数は瓦よりも短いため、劣化の状況によっては、この機会に貼り直しておくことをお勧めしています。

②瓦の施工

 はじめに、浅瓦を取り付けます。浅瓦は、全て建物と連結させます。そのため、浅瓦1枚1枚にドリルで釘穴を開けていき、その穴に、錆びにくいステンレス製の釘を刺します。こうして、浅瓦を屋根に固定していきます。

 次に瓦を葺いていきます。ここでも、清掃時に行ったように瓦1枚1枚、そのまま使用しても問題がないかどうかを入念に確認しながら、葺いていきます。すべての瓦を葺き終えたら、次に瓦を固定します。しかし、浅瓦のように全ての瓦を固定するわけではありません。固定するのは、軒先瓦とケラバ袖瓦の2種類になります。この瓦は、ステンレス製のビスで固定します。

③棟部の施工

 最後に、屋根用の南蛮漆喰を使用して、棟瓦、のし瓦を積み上げます。その後、棟用の強化金具を野地垂木にめがけて設置し、鉄筋を固定します。さらに、固定した鉄筋にステンレス製の線を巻き、積み上げた棟瓦1枚1枚を、屋根の内部で連結します。こうすることで、棟全体と建物が連結されることになります。これで、瓦と建物が全て連結されることとなり、震災において瓦が脱落するというような事故の発生頻度は、大きく低下することになります。

瓦そのものは、非常に長い耐用年数がありますので、一見すると問題ないように見えるかもしれません。しかし、平成13年以前に施工された瓦屋根の場合、その施工方法はガイドライン工法以前の旧式の施工方法となっており、震災等への耐久性はあまり高くありません。屋根そのものの耐久性という面では問題ないかもしれませんが、地震大国と言われている日本において、いつ、お住まいの地域に地震が発生するかわかりません。特に瓦屋根は、瓦の脱落による2次被害(落下した瓦が、ご自身や他の方にあたってしまう人身事故や、車などにあたってしまう物損事故など)が、他の屋根材よりも大きくなってしまいますので、ガイドライン工法以前の工法で施工されている場合は、ガイドライン工法に補修されることをお勧めしています。

ヨコイ塗装では、瓦屋根のリフォームについても、最適な施工方法で、最高の品質で工事させていただくよう、新聞にも掲載された良質な職人をご紹介します。扶桑町周辺で瓦屋根のリフォームに関するお悩みは、ヨコイ塗装にご相談ください。

雨仕舞とは

 雨仕舞(あまじまい)という言葉は、あまり聞かれたことはないかもしれません。この雨仕舞というのは「建物の中に雨水が入り込まないようにする」ための構造や設備のことを指し、住宅にとっては非常に重要な言葉となっています。そこで今回は、雨仕舞についてご紹介します。

1.雨仕舞と防水の違い

 「建物の中に雨水が入り込まないようにする」と聞くと、外壁塗装やコーキングなどの防水を思い浮かべる方も多いかと思います。いずれも、雨水を建物の内部に侵入させないようにする方法ですが、防水は、その漢字が示すとおり、水の侵入を「防ぐ」方法で、建物の外側で水を弾き、内部に入れない仕組みのことを指します。一方、雨仕舞は、防水に加えて、中に入り込んだ水分を、建物に悪影響を及ぼさないように、外部に排出する構造や、傾斜や樋をうまく使って、建物から水を流す構造のことも含みます。

 つまり、防水より雨仕舞のほうが、「建物の中に雨水が入り込まないようにする」ことに対して、広い考え方だということになりますが、論文や業者によっては、水を外部に受け流すことが雨仕舞で、防水は含まないとしていることもあります。

ベランダ防水

2.雨仕舞の目的

 改めて雨仕舞の目的を確認すると、「建物の中に雨水が入り込まないようにする」ことです。このうち、防水については、塗装やコーキングについて解説している部分をご覧いただくとして、雨水を受け流す構造のことに着目してみましょう。雨水を受け流す構造としては、建物の表面で受け流す場合と、内部に侵入してきた雨水を外部に受け流すという2つの方法が考えられます。いずれも雨仕舞の考え方ですが、後者の方は、厳密には「建物の中に雨水が入り込まないようにする」という目的を達することができていません。一時的とはいえ、建物の中に雨水が入り込んでしまっています。しかし、すぐに排水することにより、建物の内部にダメージを与えないようにすることこそが、雨仕舞の目的となりますので、内部に侵入した雨水を外部に受け流す構造も、決して疎かにしてはいけません。

3.建物内部に侵入した雨水を受け流す構造の重要性

 本来は、建物内部に雨水を侵入させないことが最善であることは間違いありません。しかし、住宅は数十年使用するものであり、どうしても経年劣化は生じてしまうものですので、常に最善にメンテナンスを行ったとしても、雨水を100%防水できるという事はありません。もちろん、塗装業者はもとより、塗料メーカーや塗装器具のメーカーも一丸となって、100%に近付けるように、高品質なメンテナンスを実施していますが、塗装の経年劣化や地震や台風といった災害、強風による物の衝突などによって、防水を担う塗装にわずかでも隙間が生じると、そこから建物の内部に雨水が入り込むことになってしまいます。そのときに、雨仕舞ができていないと、入り込んだ水は、そのまま建物内部にとどまることとなり、内部の木製部分を腐食させ、鉄製部分を錆びさせる要因となります。さらに、そこから雨漏りにつながるといったケースもあり、建物の寿命を大きく損なってしまうことになります。

 そのため、建物内部に侵入した雨水を外部に逃がす構造が必要となるのです。この構造のことを「水抜き」といいます。

4.水抜きの問題点

 建物に水抜きの構造を備えておくことは重要ですが、水が抜けるということは、そこに隙間があるということですので、裏を返せば、そこから雨水が侵入する可能性もあると考えられます。実際、サイディングボードを使った外壁の場合で、サッシ上部にサイディングの裏に回った水分を排出する隙間を作るため、コーキングを行わないという水抜きの方法があります。この場合、コーキングを行っていない部分から雨水が入り込んで防水シートの裏側にまで、その水が入り込んでしまうということもあり、業者の中でも、どちらが最善かの意見がわかれているところでもあります。

 このように、最善の雨仕舞を行おうとすると、専門的な知識を有した業者が、実際に建物の構造を確認しながら、どのように水を逃がすのか、どの部分に水抜き用の隙間を作るのかを1つ1つ確認しながら検討していく必要があるのです。

 一部の塗装業者では、構造上、雨仕舞になっているにもかかわらず、一面に塗装を施し、水抜きの場所を埋めてしまうような手抜きを行うところもあるようです。雨水が入り込まないようにする防水も確かに重要ですが、入り込んでしまった雨水を外部に排出する雨仕舞も防水と同じくらい重要です。外壁塗装を依頼する場合は、その重要な雨仕舞を潰してしまうことがないような業者に依頼することが大切です。

カラーベストでは重ねの隙間を作ることが大切

 ヨコイ塗装では、専門の職人が、建物の構造をしっかりチェックした上で、最適な塗装と雨仕舞をメンテナンスいたします。扶桑町周辺で塗装をお考えの方、雨漏りでお困りの方は、ヨコイ塗装にご相談ください。

建物の補修費用を抑えるには、定期的な塗装工事が必要

 建物は、定期的に外壁塗装を行わなければ外壁の防水性が低下してしまい、雨漏りの原因となります。そのため、7年~10年という周期で外壁塗装を実施しなければなりません。しかし、外壁塗装は、まとまった費用が掛かってしまうため、雨漏りする直前の、ぎりぎりまで待ってから外壁塗装をご依頼いただくというケースも少なからず存在します。その場合、外壁の中では何が起こっているのでしょうか。そこで今回は、防水性が低下した外壁の中の状態と、その補修についてご説明します。

カラーベスト 劣化

1.外壁塗装の役割

 最初に、改めて外壁塗装の役割についておさらいします。外壁塗装は、建物の美観を高める他、塗料の膜(塗膜)を作ることによって、建物内部に水分が侵入することを防止しています。この塗膜が劣化すると、ひび割れや塗料の剥がれといった水分が建物内部に侵入する隙間ができてしまうため、そうなる前に、再度塗装工事を行う必要があります。

 ここで注意しなければならないのは、「塗膜で外部からの水分の侵入を防止する」という点です。最近、防水用塗材として塗膜に厚みのある塗料も販売されていますが、これも含めて、外部からの水分を侵入させないことを目的としているため、建物内部に水分の侵入を許してしまうと、その後、外壁塗装を行ったとしても内部に侵入した水分に対しての対処にはならないという点をしっかり押さえておく必要があります。

2.建物内部に浸水した際の影響

 塗装が劣化した状態で放置し続けた場合、塗膜のヒビや剥がれた部分から外壁内部に水分が侵入することになります。塗膜を抜けた水分は、通常、二次防水という防水設備によって建物内部に侵入するのを防止しています。そのため、塗装が劣化したからと言って、すぐに雨漏りが発生するわけではありません。しかし、二次防水で食い止められている状態で放置した場合、二次防水が劣化してしまい、建物内部への水分の侵入を許してしまうことになります。こうなると、雨漏りという状態になってしまいます。

 また、二次防水は、ほとんどの場合、外壁の内部に設置されていますので、二次防水で防いでいる状態というのは、外壁の内側に水分がたまってしまっている状態になります。つまり、外壁を内側から劣化させることにつながっています。そのため、雨漏り自体は防止できていたとしても、外壁の補修が必要となるケースもあります。

雨漏り サイディング

3.劣化した外壁を補修しなかった場合のデメリット

 雨漏りしている、もしくは雨漏りする直前まで放置していた建物の外壁工事を行う際、外壁そのものをメンテナンスする必要があります。一部の業者では、雨漏りの対策として塗装だけを行っているようですが、すでに説明した通り、塗装というのは外部の水分が侵入しないように施すもので、雨漏りを根本から改善するものではありません。また、雨漏りする、もしくは雨漏りの直前まで進行している場合、塗装を行う外壁そのものの劣化も進んでいることが考えられます。そのため、このまま塗装を行った場合、塗料が収縮する力によって外壁そのものが破損してしまったり、塗料がしっかりと外壁に密着することができず、短期間で塗膜のヒビや剥がれが発生する可能性が極めて高い状態となります。外壁塗装を行う場合には、その下地となる外壁そのものを塗装を行う最適な状態にしておく必要があるのです。

4.雨漏りした、もしくはする直前まで進行した場合の対処

 外壁から雨漏りが発生している、もしくは発生する直前まで進行している場合、初めにその補修工事を行う必要があります。二次防水が劣化しているのであれば、二次防水の交換を行わなければなりませんし、建物内部に水分が侵入している場合、腐食している部分の補修工事が必要になる場合があります。また、劣化した外壁の補修も行う必要があります。

 つまり、雨漏りが発生している、もしくは発生する直前まで進行するまで放置していた場合、定期的に外壁塗装を行っていた場合には発生することのない工事が多数発生することとなってしまい、工事にかかる費用が跳ね上がってしまうことになります。また、それだけの費用を払ったとしても、完全に元の状態に戻るわけではなく、補修という形になりますので、若干ではありますが、強度の低下も否めません。

軒裏 雨漏り 腐る
雨漏り 屋根

たまに、「定期的な外壁塗装なんてせずに、壊れたら一気に修理したほうが安くすむ」という考え方をうかがうことがありますが、これは完全に誤りで、建物の耐久性を上げる、工事費用を安く抑えるという両方から考えても、定期的に外壁塗装を実施するほうが、メリットがあるということになります。

ヨコイ塗装では、雨漏りしてしまった状態や、しばらく外壁塗装を依頼していなかったという場合でも、しっかりと現状を確認した上で、建物の状態を少しでも良くできるよう、最適な工事方法をご提案させていただいています。外壁の状態で気になる点がある場合は、ヨコイ塗装にご相談ください。

カラーベストの塗装と雨漏り

 カラーベストは、高いデザイン性と施工性の高さ、また、建物への負担が少ない屋根材として、新築・リフォーム問わず、多くの方が選択されています。しかし、カラーベストは、しっかりとメンテナンスしなければ、比較的雨漏りしやすい屋根材にもなっています。そこで今回は、カラーベストの雨漏りの原因と対策について、ご紹介します。

1.カラーベストの施工ミスによる雨漏り

 カラーベストの屋根では、雨水などの水分を建物に侵入させないために、屋根材そのものに施した塗膜によって水分をはじくほか、カラーベストの隙間から侵入した水分については、ルーフィングによって建物内部に入り込むのを防止しています。このルーフィングによって侵入を防止した水分は、屋根の勾配によって再びカラーベストの隙間から外に排出され、内部に残さない仕組みになっているのですが、屋根の勾配が足りない部分にカラーベストを施工した場合、カラーベスト内部に侵入した水分を外に排出することができず、ルーフィング上にたまり続けることになります。すると、その部分から腐食が進み、やがてルーフィングの内部に水が侵入することで雨漏りへとつながってしまうことになります。

 これは、新築やリフォームにおいて、カラーベストを施工する際に、施工業者がしっかりと勾配を確認し、施工可能かどうかを見極める必要があり、メンテナンス等で防止できる部分ではありません。そのため、新築やリフォームにおいて、カラーベストを施工する際には、信頼できる業者に依頼するというのが対策となります。

2.カラーベストの目詰まりによる雨漏り

 繰り返しになりますが、カラーベスト屋根の場合、カラーベスト内部に侵入した水は、勾配によってカラーベストの隙間から外に排出されることで、カラーベスト内部に水がたまらない仕組みになっています。しかし、この外に排出するためのカラーベストの隙間が、ごみなどで目詰まりしてしまった場合、必要な勾配があったとしても、水はそこでせき止められることになり、カラーベスト内部に残ってしまうことになります。

このカラーベストの隙間を埋めるごみは、ほとんどの場合が埃などの粉塵で、長期間かけてたまっていくため、なかなか見た目だけで発見するのは難しくなっています。また、ごみのたまる期間についても、風の頻度や、周りの環境によって変化しますので、明確な期間というものはありません。そのため、定期的にごみがたまっていないか、チェックする必要があります。

カラーベストの目詰まりが発生していた場合、カラーベストを捲って、きれいに清掃したのちに再度設置するという方法や、カラーベストの隙間をシリコン等を使用して作り出すといった方法で水の通り道を作り出すことで、雨漏りの処置を行うことが可能です。

3.塗装工事の施工ミスによる雨漏り

 カラーベストを塗装する場合、その塗装そのものの品質も大事ではありますが、もう一つ大事なものとして、「カラーベストに隙間を作る」という作業があります。ローラー等を使用してカラーベストを塗装した場合、カラーベスト同士のつなぎ目に塗料が入り込んで隙間がふさがってしまいます。そのため、タスペーサーという部材を使用して、カラーベスト同士の隙間をしっかり作らなければなりません。この工程をおろそかにしたことによって、水の通り道がふさがり、雨漏りとなる事例があります。

 他にも、雨漏りの対処として、原因をよくよく確認しないまま、塗装工事を行って雨漏りがひどくなるというケースも存在します。特に、勾配が緩すぎる屋根にカラーベストを施工しているケース(1.カラーベストの施工ミスによる雨漏り)であるにもかかわらず、その雨漏りを塗装で修復しようとした場合、水が塗装によって弾かれたとしても、それが流れ落ちることはありませんので、行き場を失い、結果としてカラーベストの隙間から内部に侵入するというさらに症状を悪化させるケースに陥ることもあります。

 こちらも、ご自身でメンテナンスやチェックができる項目ではありませんので、信頼できる業者に依頼するというのが対策となります。

4.カラーベストの破損による雨漏り

重ねの隙間が大切

 台風などでカラーベストが破損してしまった場合、その部分から水が侵入し、雨漏りにつながることがあります。このケースの場合、屋根をチェックすることでカラーベストが割れている、カラーベストにひびが入っているという見つけやすい症状が確認できますので、それらの症状を見つけた場合、早めに業者に修理を依頼することで、雨漏りを防止できることもあります。ただし、カラーベストと一緒にルーフィングまで破損していた場合は、すぐにでも対処する必要があります。

 カラーベストによる雨漏りの半分は、施工方法に問題があると言えます。そのため、知識ある業者、信頼できる業者に施工を依頼しなければ、いつ雨漏りが発生してもおかしくありません。ヨコイ塗装では、これまでの経験と実績から、カラーベストの施工の品質についても、自信があります。扶桑町周辺でカラーベストの雨漏りにお悩みの方は、ヨコイ塗装にご相談ください。

カラーベストの劣化について

 屋根材の1つであるカラーベストは、正式名称を「平型化粧スレート」といいますが、ブランド名である「カラーベスト」という名称が有名で、多くの方がカラーベストという名称を使用しています。カラーベストは、強度が高く、耐久性に優れているにも関わらず、その重量は瓦の半分程度と建物への負荷も少ない屋根材として人気があります。今回は、そんなカラーベストの劣化についてご紹介します。

劣化したカラーベスト

1.カラーベストとアスベスト

 以前、「アスベストは危険だ」というニュースが流れ、アスベストの使用に制限がかけられたことを記憶されている方も多いかと思います。カラーベストは、昭和36年ごろから販売されており、当時はアスベストについては問題視されていませんでした。そのため、2006年頃までに販売されたカラーベストにはアスベストが含まれていますが、それ以降に販売されたカラーベストには含まれていません。そのため、カラーベストの劣化を見つけた際、そのメンテナンスを行う際には、もしアスベストが含まれているカラーベストを使用していた場合、アスベスト対策が必要になるという点について、注意が必要です。

2.カラーベストの寿命

 カラーベストの寿命はおおむね20年と言われています。ただし、アスベストの有無や使用環境によって、それよりも早く劣化する場合もあれば、30年程度持つといった事例もありますので、20年はある程度の目安として捉える必要があり、実際にはカラーベストの劣化状態を見ながら判断することになります。

3.カラーベストの劣化

 カラーベストが劣化しているという状態は、主に3つに分類することができます。

①カラーベストの割れ

 カラーベストが劣化し、割れてしまっている状態です。カラーベストの下にはルーフィングという防水材が入っているため、カラーベストが割れたからすぐに雨漏りにつながるというわけではありませんが、屋根材の内部に水分が侵入することに変わりはありませんので、ルーフィングの劣化を早めることにつながり、最終的に雨漏りの原因となります。

 カラーベストが割れる原因としては、台風や強風など、風によって運ばれてきた飛来物などの物理的な接触で割れてしまうケースと、経年劣化で割れるケースの2通りあります。

 カラーベストは、材料をセメントで固定している屋根材になりますので、少なからず屋根材の中に水分が含まれています。この水分が凍結や融解を繰り返すことによってわずかながら体積の変動が生じ、繰り返し、その状態が続くことによって、素材が耐え切れなくなり割れてしまうのが、経年劣化の原因と言われています。

②カラーベストの反り

 カラーベストは割れる以外にも反ってしまうという劣化の状態もあります。原因は経年劣化によってカラーベストが割れることと似ていますが、カラーベストの表面と裏面の温度変化によって、中の素材が伸縮を繰り返していますが、通常はそれでもしっかり密着させるよう作られています。しかし、経年劣化によって、その密着が維持できなくなった場合に、表裏の温度変化によってカラーベストがいびつに伸縮してしまい、それが反りにつながってしまいます。カラーベストが反ってしまった場合にも、その部分から雨水が屋根材の内部に侵入することになりますので、雨漏りの原因となってしまいます。

③その他の劣化

 カラーベストを固定している釘やビスが劣化して外れてしまうことや、地震などによってこの釘やビスが外れてしまうことがあります。それらが1つや2つ、外れてしまったからと言って、すぐに屋根全体が外れてしまうというわけではありませんが、少なくともその釘やビスで固定していた部分にはズレが生じ、カラーベスト同士の接触などによって、カラーベストが割れたり、ひびが入ったりしてしまうケースがあります。

峰のトタン抑えの釘は大体浮いてきます

また、これらは、自然災害や経年劣化だけではなく、施工した業者の腕が悪かった場合や、手抜き工事が行われた場合にも同様の症状が発生します。そのため、建てたばかりだからと安心して、全くチェックしていなかった場合、カラーベストの劣化に気付かず、雨漏りして初めて気づくといった事象も存在しています。

4.カラーベストのメンテナンス

 カラーベストは、基本的に塗装を行って使用します。この塗装は、物理的なカラーベストの劣化を防止することはできませんが、屋根材の強度を増したり、防水性能を増す、大切なメンテナンスとなります。この塗装工事は、おおむね10年に1度、実施することが推奨されていますので、この塗装工事の際に、カラーベストの劣化状況をプロの業者にチェックしてもらうことで、劣化を早期発見し、適切なメンテナンスをとることが可能となります。

カラーベスト下地処理

 非常に、軽量で丈夫なカラーベストですが、それでも時間やその他の要因によって劣化してしまいます。それを早期発見し、適切な対処を行うことで、建物を長く使い続けることが可能となります。カラーベストのメンテナンスにお悩みの方は、ヨコイ塗装にご相談ください。

屋根は塗膜への環境が厳しいので無機がおすすめ

カラーベストのひび割れ補修について|扶桑町の外壁リフォーム【ヨコイ塗装】

現在、最も使用されている屋根材は、間違いなく「カラーベスト」でしょう。

カラーベストは薄板化粧屋根材とも言われ、非常に軽いという特徴があります。

そのため耐震性に優れた屋根材となっています。

また、デザイン性や施工性が高いという点からも、採用されることが増えた屋根材です。

 

 今回は、そんなカラーベストの破損、ひび割れについてご説明したいと思います。

 

1.カラーベストがひび割れする原因

 カラーベストは、軽量かつ強度が高い屋根材として人気がありますが、

それでもひび割れが発生してしまうことがあります。

カラーベストがひび割れする主な原因は、以下の通りとなります。

屋根塗装 劣化激しい カラーベスト

①経年劣化によるもの

 強度の高いカラーベストであっても、15年~20年と時間が経つにつれ、

劣化してひび割れが発生することがあります。

経年劣化によるひび割れは完全に防ぐことはできませんが、定期的に屋根の塗装を行うことによって、

素材を塗膜で厚くしたり保護膜を作ることで、ひび割れを予防することが可能です。

②物がぶつかった衝撃による破損

台風や強風などによって飛ばされた枝などが当たってしまうことによっても、

カラーベストが破損してしまうことがあります。

③釘を打ち込む際の破損

新築時や屋根材の葺き替えの際、カラーベスト屋根を施工する際に、

適切な工事を行わなかったことにより破損するケースです。

通常、下穴を開けてから釘を打ち込むという工法を行い、

カラーベストが破損しないように工事を行うのですが、一部の業者では、

この工法を行わずにカラーベストの葺き替え等を実施するため、

カラーベストに負荷がかかって破損してしまいます。

残念ながら、カラーベストの破損で最も多いのがこのケースとなっています。

④水切りなどの役物周りの破損

 水切りなどの役物付近のカラーベストの上に乗ってしまうことで破損してしまうケースです。こ

れは、水切りなどの役物周りに設置されたカラーベストは、

その構成上、若干ういた状態で設置されています。

そのため、その上に乗ってしまうと、カラーベストが重さに耐えきれず破損してしまうことになります。

 アンテナの工事などで不用意に屋根に乗った際に破損するケースが非常に多くなっています。

 

2.カラーベストが破損した場合の影響

屋根材には、雨水等が建物の内部に侵入しないよう、防止する役目があります。

カラーベストが破損してしまうと、その部分が隙間となり雨水が建物の中に侵入しやすくなってしまいます。

そのままカラーベストの破損を放置してしまうと、その部分から雨水が侵入し続け、

カラーベスト劣化促進の原因となってしまいます。

(カラーベスト下には防水シートがあるので、すぐすぐ大惨事には至らないです)

そのため、カラーベストが破損した場合には、なるべく早めの補修が必要となります。

 

しかし、カラーベストの破損は、屋根に登らなければ確認することができません。

そのため、定期的に建物のメンテナンスとして外壁塗装を行うことを前提として、

外壁塗装を行う際にカラーベストの破損状況を確認し、その補修を行うのがコスト面からも一般的です。

 

3.カラーベストの補修

 カラーベストが破損した場合は、その補修を行うか、

新しいカラーベストに交換するかのいずれかの方法を取ります。

基本的には、破損したカラーベストを使用し続けずに、

カラーベストの交換を実施しますが、破損状況によっては補修を行うことで

本来の性能に回復させることも可能です。

 

 しかし、カラーベストの補修を行うためには、カラーベストの補修専用の補修材が必要になります。

一部の業者では、カラーベストの補修を行う際に、シーリング剤を使用することがありますが、

シーリング材はカラーベストの補修を行うために開発されたものではないため、その強度、耐久性に問題があります。

 

そのため、シーリングで補修したカラーベストと、専用の補修材で補修したカラーベストとでは、

再度、破損するまでの期間が大きく異なります。

 

4.ヨコイ塗装のカラーベストの補修方法

 ヨコイ塗装では、「タスマジック」を採用しております。

タスマジック

 
 

3つの特徴

雨や風、強い紫外線、大気汚染など過酷な環境に一年中さらされる屋根材。
その中で、いろいろな原因でヒビ割れやカケなどを起こすことが多く、
その補修メンテナンスも容易ではありませんでした。
そこで・・・強力に、しかも長期的に安心できる補修剤と補修方法をお勧め致します。
それが「タスマジック」です。

「浸透型」で両面補修

裏面まで浸透し屋根材の表裏両面から強固に接着。

表面

タスマジック使用後の補修済み屋根材。
完全に接着し見た目も目立ちません。

裏面

裏面まで補修剤がしっかり浸透。

2倍の強度


補修箇所は、元の屋根材の2倍の強度。

水分があっても補修可能


高圧洗浄後など、多少の水分が残っていても、
塗布・浸透可能。完全に硬化します。

性能実験結果について
産学官との連携で製品実験を行い、性能の裏付けデータをとりました。
元の屋根材と
タスマジックで補修した
屋根材との強度の比較
タスマジックの強力な接着力により
補修した屋根材は、補修する前の
屋根材より約2倍の強度があることが
実験にて証明されました。
補修剤の耐久性
検証の結果急激な温度変化にも対応可能であることが証明され問題なく使用できます。

温度-10℃から+70℃のサイクルでの
冷熱衝撃耐久試験。

温度80℃、湿度50%で96時間の高温耐久試験。
株式会社セイムさんより引用
 

カラーベストの破損状況によって、カラーベストの交換を行うか、

補修を行うかを、プロの視点でしっかり確認します。

そのうえで、カラーベストの補修を行うと選択した場合は、

プロ向けのカラーベスト補修材を使用し、

カラーベストの交換を行ったのと同じような効果を持つ補修を実施しています。

 ヨコイ塗装の使用している補修材は、浸透型補修材ですので、

カラーベストの表面だけが補修されているように見えるという状態ではなく、

しっかりと内部まで補修材が浸透し、しっかりとくっつけることが可能です。

また、内部まで浸透することによって、補修跡が殆ど目立ちませんので、

カラーベストに求められるデザイン性についても、大きく損なうことはありません。

 

 さらに、通常、カラーベストを補修した場合には、補修部分が再度破損する可能性が高いのですが、

ヨコイ塗装で使用している補修材は、補修箇所の強度を向上させ、再度の破損を予防することができます。

 ヨコイ塗装では、お客様の建物の品質を最も重視しています、

扶桑町周辺でカラーベストに関するお悩みがある方は、ぜひヨコイ塗装にご相談ください。

 

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